サマルカンドで少々休暇がもらえたので、忘れないうちにタジキスタンの想い出をまとめています。体がしんどくなってきたところだったので息休め。
フジャンドは中央アジアで最も古い都市のひとつで、紀元前6年にはペルシャ人による城塞が建てられていたとのこと。紀元前329年にはかのアレクサンドロス大王が都市を建設しています。よくこんなところまで来たものだ。当地の歴史を紹介した歴史博物館や城塞が公開されているので、行ってみることにしました。
多数の柱の向こうにあるのがソグド地方博物館(歴史博物館)。
営業時間はこちら。入場料は失念しました…。
撮影はしてはいけないとのことで(こっそり3~4枚ならOKと言ってもらったのですが)、内部の写真がなくてすみません。
同博物館のウェブサイトによると、石器時代からヘレニズム文化、20世紀初頭までのタジク民族史が展示されています。一部の展示物は同サイトで閲覧できます。
http://www.qalai-khujand.tj/index.php/ru/qala/muzey
歴史博物館を見た後は、先ほど素通りした柱のたくさんあるゲートの中へ。広い公園になっています。ここにも大統領。
公園の全体図。
噴水の向こうがロープウェー乗り場です。確か午前中と17:00~23:00に運行しています。
ところで、壁の向こうにはこんなものが見えているのですよ。
ときどき山頂に人影が見えるので、公園の売店のおばちゃんにどうやったら登れるのかと聞いてみました。すると公園の外に出て右手の方に進むようにとのこと。
先ほどの博物館を超えて壁に沿って進んでいくと、再び入口がありました。左手側にチケット売り場のブースがあり、そこでチケットを購入して中に入ります。
料金一覧。外国人の入場料は100ソモニ。
中に入ると、こうなっています。両サイドに広がる城塞の内壁には一軒ずつ土産屋が入っています。
一番目立つモスクへ向かいます。
この柱は木製で非常に細かい模様が入っています。よく見るとノミの跡が残っていて、本物の木でした。木彫りの柱はウズベキスタンのヒヴァが有名ですが、ここにもあるのですね。
中はミュージアムになっています。
恒例のジオラマ。「紀元前8~6世紀に築かれ19~20世紀まで使用されていたフジャンド城塞は、現在のフジャンドの左岸中心部、シルダリヤ川から南に100m の地点で6ha以上の区画を占めていた」とのこと。
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