2018年3月30日金曜日

ラトヴィアからの国際列車

 ラトヴィアからの国際列車を紹介します。とは言っても、あまり伝えごたえのないものになってしまいました。リガ発の3本しかありません。(2018.3現在)


●モスクワ行き
ビジネス1等下段寝台638ユーロ
1等寝台215ユーロ
2等寝台下段146ユーロ
3等寝台下段86ユーロ
3等座席38.02ユーロ
Rīga Pasažieru(17:30発)-Krustpils(19:18発)-Rēzekne 2(20:55発)-Zilupe(22:37発)-Sebeža(23:55発)-国境-Idrica(00:25発)-Pustoška(00:54発)-Novosokoļņiki(02:24発)-Veļikije Luki(02:59発)-Rževa Baltijas(06:02発)-Volokolamska(08:09発)-Maskava Rīgas(10:17着)



●ミンスク行き
1等寝台105ユーロ
2等寝台下段63ユーロ
3等寝台下段41ユーロ
Rīga Pasažieru(20:00発)-Krustpils(21:48発)-Daugavpils(23:26発)-国境-Indra(01:03発)-Bigosova( 02:02発)-Verhņedvinska(02:17発)-Polocka(03:28発)-Molodečna(06:37発)-Minska Pasažieru(07:50着)



●サンクトペテルブルク行き
1等寝台152ユーロ
2等寝台下段94ユーロ
3等寝台下段45ユーロ
Rīga Pasažieru(17:30発)-Krustpils(19:18発)-Rēzekne 2(20:55発)-Zilupe(22:37発)-Sebeža(23:55発)-国境-Idrica(00:25発)-Pustoška(00:54発)-Novosokoļņiki(04:21発)-Suševo(04:47発)-Dedoviči(05:37発)-Dno(06:06発)-Solci(06:41発)-Sanktpēterburga Vitebskij(09:30着)
*モスクワ行きに併結です。



 ペテルブルク行きの大回りなこと!驚きです。バルガ経由なら近いのに。

2018年3月27日火曜日

クライペダへの旅(ヴィルニュスからバスと鉄道で。リトアニア編)

 仕事の合間にもう一カ所、遠出をしてきました。バルト海沿岸の町クライペダKlaipėdaです。かつてはプロイセン王国の最北の町メーメルMemelと呼ばれたところで、第一次大戦後にはリトアニア領になっていましたが、第二次大戦中にはナチの領土となり、戦後リトアニア領になった町です。



 今日もやってきました、ヴィルニュスVilniusのバスターミナル。クライペダまでのチケットは21ユーロでした。運賃はバスによって多少の揺れがあります。



 リガに行く時よりは遅い出発とは言え、やはりまだ肌寒いヴィルニュスの朝。07:50発でした。



 リトアニアの銘菓シャコティスで小腹を満たします。



 途中、クリシカルニスで休憩です。小屋を大きくしたような赤い屋根の建物でした。



 およそ4時間でクライペダ到着です。



 クライペダの駅がすぐそばでした。ドイツの香りがします。



 旧市街に向かう途中。やはりドイツテイストあり。



 旧市街の入り口。凍った運河に浮かぶ船。



 ヴィルニュスより町が明るいですね。



 カリーニングラードに続くクルシュー砂州(世界遺産でもある)へはこちらのフェリーに乗船です。



 砂州との間の海。



 造船所が並びます。これがナチ侵攻後もリトアニアが権利を保持し続けた造船所でしょうか。



 キリンのようなクレーン。



 クライペダ城博物館。



 ともかく町並みを楽しむだけでした。多分、夏はもっと盛り上がるのだと思います。



 ここにもあった中華料理店!



 郵便局です。



 内部も美しい。



 駅に戻ってきました。帰りのヴィルニュス行きには列車を使いました。カードは使えます。



 久々に見た宿り木。ヴィルニュスでは見なかったので、こちらの方が暖かいということでしょうね。



 15:46発のヴィルニュス行きはディーゼル列車でした。最高速度120キロ程度まででます。Wifiも一応通じます。つながりはイマイチでしたが。因みに値段は二等で17.40ユーロ。


 我らは2等座席に乗車しました。とは言え、この列車は優等列車なので、大きな駅しか止まりません。そこらの普通列車の二等とは違うのですよ。



 売り子さんも来ます。車掌ももちろん来ます。チケットをチェックされました。



 大回りなので、18時にようやくシャウレイに到着。



 4時間半かけてようやくヴィルニュスに到着です。明日、支店長だけ先にモスクワに戻ります。また幾度もお世話になりました。お疲れ様でした。



 今日もくたくた。
 

2018年3月25日日曜日

ラトヴィアの国内列車

 ラトヴィアLatvijaの鉄道は首都のリガRīgaを中心に地方に延びています。中にはモスクワ近郊で走っているものと同型のオンボロのエレクトリーチカも生き残っていて、見所たくさんです。


全土に伸びる鉄道網。


 スクルテSkulte行き 1.9ユーロ 約1時間


 バルガValga行き 5.6ユーロ


 *バルガは厳密にはエストニアです。


 グルベネGulbene行き 6.85ユーロ


 ジルペZilupe行き 8.75ユーロ


 ダウガフピリスDaugavpils行き 7.05ユーロ *ヴィルニュス行き(曜日注意)に乗り換え可能。


 リアパーヤLiepāja行き 7.20ユーロ


 トクムス2 Tukums 2行き 2.40ユーロ 約1時間20分




 

2018年3月23日金曜日

リトアニアからラトヴィアへ(ヴィリニュスからリガへバスで出張)

 モスクワ支店長と共に付き添いでラトヴィアLatviaのリガRigaの出張所に行ってきました。往復共に飛行機代は出ないとのことで、仕方なくバスでの出張となりました。しかも日帰りです。ウチの会社は厳しい...。
 そのようなわけで、ワルシャワ発タリン行きというバスでリガまで乗車です。大体4時間半の行程です。


 チケットは結局バスの乗車時に運転手から買いました。リガまで16ユーロでした。



 ひたすら続く凍った畑。



 途中で唯一の町と呼べるパネヴェジースPanevėžysで休憩です。



 いつの間にか、国境を越えていました。停車はしませんでしたが、ラトヴィアのバウスカです。



 乗車時間4時間が近づくことリガの町が見えてきました。「おお、早く着いた」と思いきやリガを通過して行くバス。実は空港経由だったのです。幾人か下車する人がいましたが、何のためにここまで乗り付けたのだろうか、と疑問。すると支店長曰く、エア・バルティックが安いのでわざわざここまで来る人も多いのではないかとのことでした。



 その後、町に戻ってバスステーションに到着です。



 到着後、支店長が復路のチケットの購入に走ります。最初は写真左のLUXのカウンタで購入しようとしましたが、席が混んでいたり、並んだ席がなかったりで、結局隣のEcolineを利用しました。ヴィリニュスまで17.5ユーロでした。尚、行きにはなかったパスポートのチェックがありました。



 ちなみにこちらがバスターミナル内部。リトアニアよりおしゃれな感じがします。また明るさでもリガが勝っているような気がします。



〜〜〜仕事〜〜〜

 仕事のあとは支店長の案内でリガ市内を見物。いくつか気になったものだけ挙げておきます。
 リガの町を作ったとされるドイツの騎士。まあ、そう言えないこともないですが、一応それ以前からレット人の集落があったようですし、そのレット人を征服したドイツ人を称えるというのは不思議な感じ。



 これも同じ。「リガ建設者、司教アルベルトゥス」とのことですが、上と同じ疑問を感じました。まあしかし、こちらは征服者である修道院内に置かれているのだからいいか。



 市内を貫くダウガバ川。ロシアだと西ドヴィナ川と呼ばれているやつです。ロシアのスモレンスク近く(町の北の森)からベラルーシのヴィテプスク、ポロツク経由で流れてきています。



 支店長に連れて行ってもらった某お店。地下のお店で、現地の人で賑わっていました。



 日帰りの悲しさ。滞在時間が短いのでもうバスに乗り込みます。



 脇の運河は凍っており、カモメが氷上に留まっていました。



 スターリン様式の建物。バスから撮影。



 こうして帰宅は深夜になりました。ウチの会社は人使いが荒いなあ。

アルメニア編その2 エレバン探訪(part2)

漬物屋。キャベツ丸ごとがでかい。 スパイス各種。 野菜コーナーにて突然のしめじ。   ・鉄道駅横の市場(営業時間6:00~9:00) 地元の人々が通う生鮮市場を見たいならここもありです。駅舎に向かって右側にある体育館のような巨大な建物とその周辺で青果や魚、チーズ、スパイスなどを売...