2021年7月29日木曜日

シベリア鉄道の停止と復旧

 ニュースで見たところ、どうも7月23日に大雨でバイカルの鉄橋が崩れ、シベリア鉄道が止まっていたようですね。ただ、部分的には復旧しているようで、ロシア国鉄の発表だと、これからあと10日くらいで完全復旧させるとのこと。


(画像はgazeta.ruより)

 なるほど、完全にではないですが、橋脚部分が流されてしまってるような感じですね。レールは辛うじて繋がっていますね。

2021年7月28日水曜日

雀が丘のガラス清掃

ようやく、待機から解放され、自由な日本の空気を味わっております。日本ではマスクが徹底していますねえ。

それはさておき、現在モスクワのメトロ赤線の南側で地下鉄を休止しての長期改修工事が行われていますが、昨日からか、休止区間が短縮され、休止区間は雀が丘からユーゴ・ザーパドナヤの間だけになったとのこと。

それで、休止区間で何が行われているかといえば、モスクワ地下鉄の発表によると、レールの改修やドアやランプ掃除がメインのようですが、ガラス張りの雀が丘のガラスを拭いているのだそう。これで美しいモスクワの景色がホームからよく見えるようになるとのことです。


(写真はモスクワ地下鉄のページから)

2021年7月26日月曜日

モスクワからの入国者は6日間の強制隔離へ延長

 そういえば、こんなメールが届いていました。モスクワからの入国の強制隔離が3日から6日に延びたそうですね。

 ホテルで6日間の隔離は、恐らく地獄でしょう。テレビやネットがあっても、出られないのは辛い。しかしまあ、数日早く戻ってきてよかったと思ってしまいますね。

_________________________

●7月18日(日)以降、日本入国日から起算して、過去14日以内にモスクワ市に滞在歴のある方は、入国後6日間は検疫所の確保する宿泊施設等で待機することが必要となります。
●モスクワ州、サンクトペテルブルク市、カレリア共和国、サラトフ州,ニジェゴロド州、サハ州に過去14日以内に滞在歴のある方は、入国後3日間の待機となります。
上記以外の地域からモスクワ発東京行きフライトで日本に帰国する場合、これらの地域に滞在歴がないことについて、渡航者ご自身が日本の検疫所に説明していただく必要があります。

2021年7月24日土曜日

隔離中の入国者健康確認センターからの電話

 自主隔離も残すところあと1週間という頃から、MySOSより(自動でない、人間の)電話がかかってくるようになりました。いつもなら自動通話で、出るとカメラが起動して、30秒間背景を入れて自撮りをします。 

 しかし最近は「入国者健康確認センター」と名乗るスタッフからMySOSを使って電話が。「今いる場所は申告した隔離先でしょうか?」と聞かれたので、「はい、そうです」と回答しました。それが2日連続でかかってきたので、さすがの僕も何事かと不審に思いました。

 そこで気づいたのが、MySOSにも移動後に居場所登録する機能があるのですね。OELは空港での説明時に案内があったので、自主隔離先に着いてすぐに新たに登録し直したのですが、MySOSは一方的にかかってくる電話に出るだけだと思っていたので、何もしていませんでした。試しにここの登録先を自主隔離先に更新してみたところ、その後電話はなし。原因はこれだったのかもしれません。 

 そんなわけで、自主隔離も残すところあとわずかです。さすがに体がなまる…早く自由になりた〜い(妖怪人間風)

2021年7月22日木曜日

羽田空港から自主隔離先へ移動


 強制隔離ホテルからバスに乗って、再び羽田空港に戻ってからの話をします。第
3ターミナル団体バス乗り場で下車しました。

 

(羽田空港の公式ウェブサイトからお借りしました。)

 

 ハイヤーは別のレーン、タクシー乗り場の左端に停まりました。地上には横断歩道がないので、エレベーターで2階に上がり、連絡通路を通って移動します。このときは到着したばかりらしい五輪関係者の団体がターミナル内にいました。選手団用バスを待っているようでした。

 

 タクシー乗り場に降りると、タクシーはほとんどなく、停まっているのはハイヤーばかり。僕の頼んでいたハイヤーもすでにスタンバイしていたので、早速乗車します。ハイヤーは羽田空港のウェブサイトで紹介されていた帰国者専用プランを用意している会社から選びました。料金、支払方法、コロナ検査で陽性になった場合のキャンセル料などを比較して選びました。支払方法は主に現金、カード(当日)、事前にカード払いですが、会社によりどれに対応しているか多少の差があります。キャンセル料は有料の会社と無料の会社がありました。

 

 ハイヤーに乗ったら途中で店など別の場所に寄ることはできません。ちなみに、ハイヤー乗車中にMySOSから電話がかかってきました。僕はこの日を移動日として通知していたので、このまま電話に出て動画撮影しました。ホテルに到着したら、OELを起動してチェックイン→新たな現在地を登録します。

 このあと、気づいたらMySOSで体温と体調管理報告ができるようになっていました。メールで毎日質問が来る、あれです。こうしてちょっとずつマイナーチェンジしているんですね。

 

 僕はここで、入国後、翌日から起算して14日間の隔離の残り期間を消化せねばなりませんでした。感覚的には長々と隔離施設にいた気分なのですが、この時点ではまだ10日以上ありました。仕事がはかどりそう、と思っていたのですが。。。

2021年7月19日月曜日

2021年7月18日日曜日

強制隔離ホテルでの過ごし方2 強制隔離終了までの流れ

強制隔離からようやく抜け出せました。しかし備忘録として、これまでの流れを記録しておきます。


入所2日目。1日のスケジュールはこんな感じでした

8:00 検温、通知

8:30 朝食

11:00-14:00 メールで「<厚生労働省>健康状態確認のお願い」が来るので、記載されたURLから体調について回答

12:00 昼食

日中、OELMySOSの通知が不定期で来るのでこれにレスポンス

18:30 夕食

 

隔離終了前日もほぼ同じスケジュールです。気をつけておくことは、施設を出るバスを予約することです。最終日の朝にコロナ検査をして陰性であれば、いよいよ出所することができます。強制隔離終了後は羽田空港にバスで戻ることになるのですが、バスはその日の16:00と翌日の10:002つの時間帯で設定されています。検査結果が出るのが遅くなったりすると、16:00を希望していても翌日の10:00のバスになることがあると予告がありました。この出所バスですが、乗りたい時間帯を強制隔離終了前日の13:00までにドアの前に張り出しておきます。

 

それから、僕は強制隔離終了後に自主隔離先に移動する予定なので、そのためにハイヤーを予約していました。バス発時間が分かった時点でこちらも連絡を入れました。予約確定がギリギリだと都合よく空いている車がないことがあると聞いていたので、確保できなかったらまずいなあと思っていましたが、送迎時間が確定するタイミングを予告していたこともあり、ちゃんと車を出してもらえました。遅れることもなく大変スムーズでよかったです。

 

隔離最終日。この日のスケジュールはこうでした。

7:00 コロナ検査キット配布。検体を自分で採取しておく。

7:30  検疫官が各室を回って検体を回収

8:45 朝食

11:00-14:00 メールで「<厚生労働省>健康状態確認のお願い」に回答

12:00 昼食

OELMySOSの通知に回答

14:00 検査結果が電話で通知

15:00過ぎ 部屋を出ていいと電話連絡あり

15:30 チェックアウト

15:40頃 バス出発

 

7:00に部屋に放送が入り、コロナ検査キットが配られます。7:15に再度アナウンスがあり、検査キットが配布し終わったこと、7:30までに検疫官が取りに来るので部屋で待つようにと案内されました。検体採取前の30分間は飲食、歯磨きができないので注意です。唾液を容器に取り、蓋をして、検疫官が来るのを待ちます。

 

7:45頃にノックがあり、マスクをして出てみると、白衣の検疫官が。検体を渡すと、ここでの手続きは終了。帰りのバスが16:00なので、結果が出るのは午後だろうと当たりをつけました。

 

時差ぼけが解消できず、眠気と戦いながら、電話を待ちました。結果が出たのは14:00過ぎ。コロナ検査結果は陰性で、16:00のバスに乗ることができるそうです。バスの用意ができたら再度電話連絡が入ることになりました。

 

スーツケースをまとめていると、15:00過ぎに電話があり、いつでも部屋を出ていいとのこと。その後15:30前に、今度は部屋のドアがノックされ、スタッフが部屋から出るようにと再び案内。急いで部屋を出てホテルの出口に向かうと、フロントとは別の場所にチェックアウト専用の出口が設けられていて、キーと体温計を返却。扉の向こうには空港行きのバスの姿がありました。

 

乗車していたのは数名で、僕が乗り込んだあと、もう23名を乗せて出発しました。行きと違い、全部で10人以下しか乗っていませんでした。実際の出発時間は16:00よりだいぶ早かったです。

 

2021年7月16日金曜日

こうやの収容生活。強制隔離ホテルでの過ごし方

 モスクワから羽田空港に降り立ったこうや君。無事に入国できましたが、次は検疫所の用意する宿泊施設等での強制隔離です。入国翌日から起算して3日目の朝にコロナ検査をし、陰性であれば、入国した空港に再びバスで戻ることになります。

  まずはホテルに到着しました。ここでは子供連れや前方の座席の旅客から順番に下車し、ホテルの中に入り、1人ずつチェックイン手続きをします。広いロビーにいくつか簡易デスクが置かれ、1人ずつスタッフがいて、客1組ずつそこで本人確認し、ホテル内での過ごし方について簡単な説明を受けます。説明書一式と体温計、昼時だったので弁当が渡されました。

 

 係員の先導で部屋に案内されます。そう言えばですが、空港でピックアップしたすべての荷物をこのホテルに持ち込むことになるので、途中で空港内にある宅配業者の店舗に立ち寄って自宅にスーツケースを送ることはできません。大量に荷物がある場合はカートを貸してもらえます。時間的にすでに眠いし疲れ果てているのですが、あとちょっとで休めるので、最後の体力を振り絞ります。

 

 入室後はすぐに体温を測り、強制隔離中にだけ使用する登録用ウェブサイトにアクセスして自分で入力します。部屋にはWiFiがあるので、即時接続しました。あとは毎朝8時に検温して、同様に入力します。うまくいかなかった場合はフロントに電話連絡して入力してもらうことも可能です。

 

 それから、部屋に入ったら、空港でインストール確認されたアプリのうち位置確認アプリのOELを起動し、チェックインというタブをタップし、現在地を通知します。これは居場所が変わるたびに改めてチェックインする必要があります。

 

 部屋に入ったら基本的に外には出られません。コインランドリーがあるので、洗濯の必要な場合は事前に使用時間を届け出れば、そこまで行くことは可能です。

 

 ご飯は幕の内弁当とお茶が出ます。袋に入れたものがドアノブにかけられます。食事の配膳時間は8:3012:0018:00で、館内放送で配膳開始と終了がアナウンスされます。配膳が終わったらマスクをしてドアを開け、お弁当をピックアップします。食べ終わったらごみを一つにまとめて廊下に出しておくと回収してもらえます。

 

 部屋にあるのは飲料水と、ルームサービスにあるようなティーバッグ類です。デリバリーは利用可能ですが、フロントに届けてもらって、それを部屋に持ってきてもらうことになります。ちょっとしたお菓子やジュース程度であれば、モスクワから持ち込んだ方が早いです。清掃は入りませんが、タオルは十分な数ありますし、水は頼むと補給してもらえます。

 

 隣室も全部隔離者が入室していると思いますが、出入りの音もしないほど静かです。娯楽はテレビとネットしかないので、あとは持ち込まないといけません。おかげで仕事だけははかどります。たまに廊下で音がしますが、隣室の音は全く聞こえません。実はいないのか?


 写真撮影禁止とのこと。申し訳ないのですがテキストだけで失礼します。

モスクワからの帰国者の強制隔離期間の延長

 モスクワから帰国者の強制隔離期間が3日から6日に延長されることになりました。

以下は大使館からのメールの概要です。

●7月18日(日)以降、日本入国日から起算して、過去14日以内にモスクワ市に滞在歴のある方は、入国後6日間は検疫所の確保する宿泊施設等で待機することが必要となります。
●モスクワ州、サンクトペテルブルク市、カレリア共和国、サラトフ州,ニジェゴロド州、サハ州に過去14日以内に滞在歴のある方は、入国後3日間の待機となります。
上記以外の地域からモスクワ発東京行きフライトで日本に帰国する場合、これらの地域に滞在歴がないことについて、渡航者ご自身が日本の検疫所に説明していただく必要があります。


 これってドウイウコトなんですかね。やはりインド株が増えてきて、これまでよりも潜伏期間が長くなったということなのでしょうかね。

2021年7月14日水曜日

海外からの日本帰国便の飛行機内の状況、入国の流れ

 宿泊施設内で暑さもそう感じないのですが、外は暑そうです。


 それはそうと、飛行機搭乗後のプロセスについて、備忘録としてまとめました。


 飛行機は定刻通り出発しました。いつもであれば到着の前に税関申告書が渡されるのですが、今は出発して程なくすると税関申告書や宣誓書など数枚の紙が渡されます。どの国から入国するのか、入国後14日間の滞在先はどこか、自主隔離先への移動手段は何かといった項目に回答していきます。

 

着陸後、先に五輪関係者以外が降機し、あとから五輪関係者やメディアの人たちが降りるよう指示がありました。そんなわけで、速やかに機内を出ます。

 

羽田空港に到着してからの流れは以下のとおりです。

1.陰性証明書の確認、提出

2.必要書類所持の確認 質問票WebQRコード、その他書類がそろっているか確認

3.抗原検査

4.書類等審査 アプリのインストール、動作確認

5.メールアドレスの確認

6.抗原検査結果の取得

7.バスへの割り振り

8.入国審査

 

羽田空港内に入ると、一つの通路を真ん中で縦二つに区切って、一方を五輪関係者、もう一方を一般旅客の動線にしていました。まあ、動線は分けてあっても、通路は隣同士です。僕たちが通過するタイミングでは、五輪関係者の通路には誰もいなかったので、接触はありませんでした。空港に入ると、撮影禁止の札があちこちに立ててあるので、写真はありません。

 

ここではQRコード、機内で配られた誓約書等の書類、PCR検査陰性証明書、搭乗券の半券を出しやすいように用意します。

 

通路はいたるところに案内の係員が立っています。数か所で、質問票Webで最後に取得したQRコードを見せるように言われました。

 

1.陰性証明書の確認、提出

デスクがあり、ここでPCR陰性証明書の用紙を回収されます。それからこの辺で緑色の大きな長方形の紙に輪ゴムを通したものを渡されました。強制隔離対象者を区別するためでしょうか。

 

2.必要書類所持の確認 質問票WebQRコード、その他書類がそろっているか確認

機内で渡された書類に必要事項が記載されているか確認されます。そのうちの「入国される皆様へのご協力のお願い」という用紙に入国翌日から14日間守る事項が書かれているのですが、裏面に体調と滞在地域を記載するようになっていて、その冒頭に氏名と国名・地域名を追記しました。出発地がロシアでも、モスクワをはじめとする「特に流行している地域」に指定されていない地域から来た人は強制隔離対象ではないので、ロシアのどの町から来たかを確認されます。14日間の滞在先、移動手段についても改めて確認されます。

 

3.抗原検査

検査キットを渡されるので、区切ったブースに1人ずつ入って唾液を取り、完了したらそれを係員に提出します。このときに検体番号が割り振られるので、この番号でこの先検査結果をもらいます。

 

4.書類等審査 アプリのインストール、動作確認

次に、かなり広いスペースに椅子を等間隔に並べた所に出ます。椅子に座ると、数名のスタッフが順番にアプリの動作を確認しに来ます。グーグルマップのGPSや追跡機能がオンになっているか、OELMySOSがちゃんと起動するか、チェックリストに従って確認されます。それが完了したら、同じホール内にいる、デスクに座るスタッフのところへ並びます。

 

5.メールアドレスの確認

デスクにいるスタッフは、連絡先のメールアドレスにその場で確認メールを送信するので、受信できたかをその場でチェックします。今後14日間の健康状態確認はここを通じて行われることになります。また4でチェックしたアプリの使用方法について、質問があればここで直接聞くことができます。

 

6.抗原検査結果の取得

抗原検査の結果を待つため、待合室へ。待合室に入る前に、係員のところで名前をリストに記載しました。結果が出ると放送で番号を呼ばれるので、結果受取窓口に進みます。ここまでたどり着くと自販機やトイレがあって休憩できます。飲み物のほか、チョコレートやポテトチップスなどの軽食なら手に入ります。ここまで長かった。

 

7.バスへの割り振り

検査結果が出た順に数人がまとめられ、一台のバスで強制隔離先へ移動することになります。待合室内に2か所、バスに乗車する人をまとめておくスペースが設けられていて、順番に座って次の案内を待ちます。ある程度の人数が集まるまで待機し、集まったら係員の指示で入国審査場へ向かいます。

 

8.入国審査

係員の先導で入国審査に進みます。ここは通常の入国審査と同じ流れでした。一人ずつパスポートコントロールを通過したら預け荷物をピックアップし、税関を通過し、先導の係員についてバスへと向かいます。

 

専用の大型バスに乗車して、強制隔離先の政府指定ホテルへ移動します。場所は複数、さまざまな地区にあるようです。どこへ連れていかれるかはその時次第。バス内でも、一定の人数が集まるまでしばらく待ちます。

 

僕のケースでは、JAL便が到着したのが7:50、バスが空港を出発したのが11:00でした。


尚、写真撮影禁止場所が多く、テキストばかりになりました。

 

 

2021年7月12日月曜日

モスクワで外国人向け接種開始

 大使館からの連絡によると、モスクワの市内25カ所で、1300Rにてコロナワクチン接種が可能になったとのこと。スプートニク・ライトという一度で接種完了のワクチンとのこと。

 残っていれば受けたのかも知れませんが、まあいろいろと事情があったので、特に後悔のようなものはありませんね。

 ●7月7日、モスクワ市は外国人労働者に対するワクチンの大規模接種を開始したと発表しました。費用は一人1,300ルーブルで、ルジニキ・スタジアム及び市内25カ所の市立診療所が接種会場として案内されています。

●この大規模接種事業は、導入されたばかりのためか対応に混乱も見られます。また、このワクチンの接種については、感染症予防の効果と副反応のリスクについて理解した上で、自らの意思でご判断ください。


2021年7月11日日曜日

7月の出入国 ロシア出国まで

 諸事情により急遽一時帰国しました。

 

 71日から、モスクワに滞在して日本に入国する場合は日本で3日間の強制隔離になりました。入国後、どのような動きになるかを事前に調べてもなかなか情報が見つからなかったので、本記事が同様の状況に置かれた方々の参考になれば幸いです。

 

 帰国する前にいくつか準備が必要です。

 1.自主隔離先の確保

 2.隔離先までの移動手段の確保

 3PCR検査陰性証明書

 4.各種アプリのダウンロード

 5.「厚生労働省質問票ページ」の入力

 

1.自主隔離先の確保

 入国後、翌日から起算して14日間は自主隔離期間です。僕の場合は会社からホテルに宿泊するよう指示があったので、適当なホテルを探しました。五輪関係者の入国時期に重なり、連泊できるところが限られていましたが、運よくBooking.comで確保することができました。帰国者向けの14泊プランを設定しているところもあります。

 

2.隔離先までの移動手段の確保

参考情報:https://tokyo-haneda.com/information/2021/detail_00011.html

 ホテルが決まったら、次は移動手段を確保しなければなりません。

公共交通機関が利用できないため、自家用車で誰かに迎えに来てもらうか、レンタカーを借りるか、ハイヤーを頼むか。タクシーは不可です。それから一部ホテルへは入国者専用バスが運行しています。僕はハイヤーを予約しましたが、これも時期によっては予約でいっぱいで断られてしまうので、フライトの日付とホテルが決まり次第すぐに押さえました。

 

 ところがモスクワからの入国が強制隔離対象となったことから、施設を出てハイヤーに乗れる時間が不明になってしまいました。ハイヤー会社に相談したところ、政府指定ホテルに入所したときに、そこを出られる時間が分かるらしく、分かり次第通知するということで対応してもらえることになりました。

 

3PCR検査陰性証明書

 出発72時間前以内に受検したPCR検査の陰性証明書を、日本入国時に提出します。日本の検疫では、検体採取方法や検査方法に細かな指定があるので、それを満たした証明書を発行できる検査機関を利用します。モスクワからのフライトの場合、シェレメチェヴォ空港に複数の検査機関が入っています。在モスクワ日本大使館が推奨しているのは、そのうちのArhimedという検査機関で、ここで取得した証明書は日本の検疫で認められることが確認できています。スタンダード(1800R24時間)、エクスプレス(2750R2時間)、VIP(3500R、1時間半)から選べます。VIPは順番待ちしている人数が少ないのでお勧め。

検査機関ウェブサイト:https://labarhimed.ru/order

 

 事前にウェブサイトで予約しカードで支払いを済ませ、当日はまっすぐ検査場へ向かいました。

(画像はJAL資料よりお借りしました)


 シェレメチェヴォ空港ターミナルD1階の到着ターミナルの図。Arhimedの検査場は①と②にあり、①がVIPとエクスプレス、②がスタンダードの検査場となっています。①は隣にマクドナルドがあり、マクドナルドの対面にVIP検査場、マクドナルド側にエクスプレス検査場と、紙の陰性証明書を発行するデスクがあります。

 

 検査場ではメールで送られてくるバーコードを提示します。するとシールになったバーコードが渡され、それを持って検査を受けます。その後、1時間半が経過してからデスクへ行き、結果を印刷してもらうことができました。片面がロシア語、裏面が英語です。実は、僕の前にいた人は「疑わしい結果が出たので、再検査してください」と言われていました。

 

4.各種アプリのダウンロード

詳細情報:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00250.html

 必要なアプリの種類はときどき変更になるのですが、20217月時点では位置情報確認アプリ(OEL)、ビデオ通話アプリ(MySOS)、GoogleMaps、接触確認アプリ(COCOA)の4種類です。13歳以上は11台スマートフォンを所持し、各自が登録しなければなりません。OSが古いとアプリが動作しないらしいので、バージョンも要確認です。出発前にダウンロードし、途中まで登録作業を済ませておきます。あとは入国後に登録を完了させる手続きがあります。スマートフォンのない人やアプリが使用できない人は、羽田空港で15000円を自己負担して、すべてのアプリの入ったスマホを借りなければなりません。

 

 上記を済ませてから、シェレメチェヴォ空港で手続きをします。JALのチェックインカウンターでは陰性証明書と、アプリがダウンロード・セッティングされているか確認されます。JAL以外の航空会社の場合、陰性証明書のほか、入国に必要なQRコードを持っているかと聞かれます。僕の会社の社員は上記ウェブサイトにあるQRコードを見せて事なきを得ました(アエロフロートの空港職員の持っているインストラクションを見せてもらったところ、下記の5で発行されるQRコードがあることを確認することになっているようです。ですが、厚労省のウェブサイトに掲載されているQRコードを見せたところ対応してもらえたとのこと)。

 

5.「厚生労働省質問票ページ」の入力

該当ページ:https://arqs-qa.followup.mhlw.go.jp/#/

 

 日本に到着する前に、「厚生労働省質問票ページ」への情報入力を済ませておきます。座席番号を入力する欄があるので、それが確定した時点で手続きできます。僕は搭乗を待つ間の時間を使って済ませました。

 入力が完了すると、QRコードが発行されます。日本入国後に何度も使いますし、この画面は一度閉じると復元できないと注意書きがあったので、スクリーンショットを撮っておきます。

 

 ここまで済ませてから、搭乗です。

 五輪期間前後は日本への入国者数を制限しているそうです。僕が乗った日のフライトの乗客は3割程度でしたが、予約ページ上では早々に空席なしとなっていました。

2021年7月9日金曜日

医療逼迫にて逃亡したい…

  大使館より、医療逼迫にして、一段とコロナに気をつけるよう注意メールが届きました。いやはや、日本人の医療がどうなることやら気にかかります。そろそろ帰国した方が良いかもしれません。ニジニ・ノヴゴロドやサラトフ、それからカレリヤでもなぜか蔓延しているそうです。

●モスクワにおいては、6月中旬以降の急速な感染拡大を受けて各種対策がとられていますが、医療施設の逼迫の度合いが増してきているようです。

●在留邦人の皆様におかれましては、まずは感染しないように出来る限りの対策をとるよう、ご自身とご家族、そして職場の感染防止策のさらなる徹底につとめてください。また、感染判明後の対応についても予め検討し、対策をとることをお勧めします。

2021年7月5日月曜日

カルーガでもトロイカ

  モスクワの南西の都市カルーガКалугаで、特別版トロイカがテストされているとのこと。今はまだ一部の人がテスト用に使っているだけですが、次の段階では一般のお客も使えるようになるとのこと。来月から使えるように予定しているらしい。

 現在まだ30台のトロリーバスでのみ使用可とのことなので、もう少し整ったら、カルーガに用事を作って行ってみようかなあ。



2021年7月2日金曜日

モスクワ滞在者の日本帰国者には三日間の隔離

 先日、外務省や大使館からお知らせが入り、7月1日からロシアが強制隔離対象国になることが決定してしまいた。

 どういうことかというと、ロシアから帰国した日本人は強制隔離になるとのこと。これまでは隔離確定ではなかったのですが・・・

 隔離期間後、到着空港で解放されるとのことです。まあ仕方ないか。


*****

 7月1日(木)以降、日本入国日から起算して、過去14日以内にモスクワ市、モスクワ州、サンクトペテルブルク市に滞在歴のある方は、入国後3日間は検疫所の確保する宿泊施設等で待機することが必要となります。

サンクトペテルブルク市以外の地方都市からモスクワ経由で日本に帰国する場合、モスクワ市及びモスクワ州での滞在歴がないことについて、渡航者ご自身が日本の検疫所に説明していただく必要があります。

アルメニア編その2 エレバン探訪(part2)

漬物屋。キャベツ丸ごとがでかい。 スパイス各種。 野菜コーナーにて突然のしめじ。   ・鉄道駅横の市場(営業時間6:00~9:00) 地元の人々が通う生鮮市場を見たいならここもありです。駅舎に向かって右側にある体育館のような巨大な建物とその周辺で青果や魚、チーズ、スパイスなどを売...