今回のタジキスタンҶумҳурии Тоҷикистон出張で役立ったものを備忘録として記録しておきます。
・両替
ロシア語ソースを調べる限り、闇両替は禁止され、かなり厳しく処罰されるため、銀行か公式の両替所でしか両替できないとのこと。銀行は基本的に月~金、オフィスアワーのみの営業ですが、ときどき土曜日の15時頃まで営業している支店もあります。大都市なら銀行自体はいたるところにあり、レートもどこもだいたい同じだったように思います。ドルは確実。ほかにもユーロ、ロシアルーブルも多くのところで扱っています。
(※ただ、とある地方都市でタクシーのドライバーに銀行に寄るよう頼んだところ、「いくら?それくらいなら(私が)両替しますよ」と言われました。少額な上に悪くないレートだったので、その車代を一部ルーブルで払わせてもらいました。差し迫ったときには相談してもいいかもしれません。)
またドゥシャンベ市内では24時間営業と書かれたATMがあちこちに設置されているので、僕は試していないのですが、頼れるのではないかと思われます。
ついでにクレジットカードについてですが、見る限り基本的に同国内では現金払いでした。地元の一部の若い人たちはスマホアプリで非現金決済を利用していましたが、ほとんどのケースでは誰もが現金で支払っていました。
・SIMカード
Tcellという、町中のいたるところに店舗を構えている通信業者で問い合わせたところ、以下のようなプランがありました。旅行者だと写真の左から2番目と3番目が利用できるとのこと。それぞれ10GBで90ソモニ(約1200円)、15GBで130ソモニ(約1700円)で、さらに5ソモニを追加で払います。
・タクシーアプリ ラフシ・タクシー Rakhsh Taxi/ Рахш Такси
ロシアやウズベキスタンでは使えるヤンデックス・タクシーは、タジキスタンでは参考価格は分かるものの対応エリア外と表示されます。どうしたものかと考えあぐねていたところ、ドゥシャンベの代理店で彼らの普段使っているアプリを教えてもらいました。このラフシ・タクシーも使用方法はヤンデックス・タクシーやUberとほぼ同じです。ただしメーター制なので料金が確定するのは到着時で、事前にルートと概算料金を閲覧することができます。支払い方法はデフォルトで現金になっています。現地の電話番号が認証時に必要なので、現地SIMカードを入手した場合はぜひ。
ちなみに公共交通機関の場合、ルート検索はヤンデックス・マップが便利でした。ただし検索はできるものの、バスの現在地を表示する機能はありませんでした。バスの待ち時間は長め。とはいえ、そこに表示されていないマルシュルートカが多数存在しているので、表示をチェックしたり直接聞いてみたりするといいかと思います。
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