2024年9月25日水曜日

ヒヴァの想い出:市内イチャン・カラ

ヒヴァ滞在ももう終わりに近いので、ヒヴァの中心部にある城塞、イチャン・カラを紹介しておきます。宮殿やモスク、マドレセ、霊廟などの歴史的建造物が保存されており、ここ全体が世界文化遺産に指定されています。(https://khivamuseum.uz/ru

ホテルやゲストハウスも内部にあり、せっかくなので僕もここに宿を取りました。

城塞内はそんなに広いわけではないので、少しでも時間ができたときに順次回れば有料施設も十分に見られます。そのため2日間有効の共通券を確保しておきました。共通券は20万スムで、加えていくつか追加料金の必要な場所があります。

イチャン・カラには東西南北に門があり、入口に切符売り場があります。下の写真はオタ・ダルヴァザ(西門)。ここのチケット売り場は向かって右手で、カード払い可。ATMも隣接しています。

イチャン・カラの全体図です。

各所の詳細は省きますが、大変すばらしい場所だったのでいくつか写真をご紹介します。通行人がいない写真は早朝に撮影したもの。異世界に入り込んだような静謐な雰囲気があって大変よい。一方、営業時間になると土産屋がずらりと並び、観光客が押し寄せるので、祭りの縁日や活気のある市場を歩いているかのよう。奥の塔(ミナレット)カルタ・ミノル。緑がかった水色のタイルが美しい。


その足元にはこんな方々。誰ですかね。


夕方に行ったところ、中では美しい青のタイルの壁や彫刻の施された木の柱を背景に撮影が行われていました。



この町で一番高いイスラム・ホジャ・ミナレット。

ジュマ・モスク。彫刻の施された柱が立ち並ぶ様子が壮観です。

一か所、屋根をガラス張りにしているゾーンあり。太陽光が差して明かりを取れるのはいいのですが、歴史的建造物をこのように改造していいのだろかと思いつつ、一枚パシャリ。

「石の宮殿」タシュ・ハウリ宮殿。

内周にいくつもある小部屋がいずれも美しい。

ここにもタプチャンТапчан/Tapchanが。暑いさなかに中央アジアにいると、このありがたさが身に染みます。直射日光下はすさまじく暑いのですが、日陰に入ると風が気持ちよく、だいぶ体力回復できるのです。自宅にも一つ欲しい。

パフラヴァン・マフムド廟。

ところで、イチャン・カラ内には各種工房があり、このように作業をしている人々の姿があちらこちらで見られます。

こちらは夜のイチャン・カラ。


これは城塞の外側。内部の喧騒はここまで伝わってきません。

再び城塞内へ。夜のカルタ・ミノル。



いつまでも散策できてしまいますが、明日も仕事。そろそろおやすみなさい。

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