フジャンドには中央アジアで有数の規模の巨大市場、パンシャンベ・バザー(Рынок Панчшанбе/Panjshanbe bozor)があります。どれだけ大規模でディープなのか、期待して訪問。
位置関係は地図中(右下)にある通り。
シルダリヤ川を南北に通る大きな道路はバスのほかにミニバスが通っています。特に以前ご紹介した中心部のマイドニ・カモリ・フジャンジ/ウニヴェルマグの停留所には常に数台のミニバスが停車していて、行先表示にПанчшанбеと書かれたものが多数あります。中心部から歩けなくはありませんがやや遠いのと、ミニバスは頻繁に出ているので、利用する意味は十分あり。
民家の間を歩いていると、生活の片鱗が見えていいですね。とあるお宅には大量のパンが。
こちらは窓を開け放って数人がかりでパンを焼いていました。挨拶して撮らせてもらいました。
古ぼけた水色の小屋は靴の修理屋。
信じて進むと、遠くにいろいろと見えてきました。
モスクを超えると、パンシャンベ・バザールが姿を現します。市場の前は大きな広場で、これを突っ切って中央のゲートから中へ入ります。
入ってすぐのスペースには仮設のような店舗がいくつも並んでいます。そのまま直進。
すると巨大な体育館のようなスペースに出ました。ここはパンや野菜、ドライフルーツ、スパイスなどが中心です。チュルク系市場ですねえ。
この地方のパンは縁に模様が入っているのですかねえ。そしてどこもビッグサイズ。
こちらはドライフルーツやナッツ。
この黄色いウリはゴーヤによく似ています。食べ方不明。
お茶各種。左側の巨大な袋はマンティの皮用の小麦粉。
少し外れた場所には肉屋が並んでいます。
日用品の商店。手前に大量に置いてあるのはロシアでも見かける洗濯石鹸。
ときどきこんな乗り物が使われていました。狭い通路でも乗り入れできて便利そう。そして突き当りにはラフモン大統領の肖像。
ぼちぼち市場外に向かいます。
正面ではなく、横の方の出口から路上に出ました。ここにも店がずらりと並んでいます。
店沿いに進んで大きな道路に向かうと、突然ロシア行きのバスの広告が。ずいぶんたくさんの行き先が掲載されています。中央アジアからロシアへの出稼ぎ移民の数は、コロナ制限終了後に復活したものの、その後の例のアレで大幅に減少していると聞きます。今でもこういうものに乗って集団でロシアに渡っているんだろうか。
この辺まで来るとミニバスがひっきりなしにやってきては人を乗せていきます。ここから乗車して中心部に向かうことができます。
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