今朝、アンディジャンに到着しました。ここから国境を越えてキルギスに入り、オシの町の代理店訪問です。近いから楽だし、その後はモスクワに帰れるので気も楽。
バスのプラットフォームがずらりと並んでいます。一番手前がキルギスとの国境方面に行くダマス(乗り合いバス)が数台溜まっているところ。国境までで3万2000スムと言われました。
プラットフォームの左側には切符売り場があります。ここでキルギスのオシへ行く国際バスはあるか尋ねると、「ある。出発20分前からでないとチケットは販売開始にならないので、10:00~10:20を目処にまた来て!」とのこと。料金は1万8000スム。
一度、10:00に来てみたのですが、「まだ早い」と言われ、10:20に出直しました。すると今度は「今ならできる」と、発券。要パスポートでした。
国境まで行くダマスだと、国境を越えてから再び車を見つけて料金交渉しなければならないのですが、この国際バスならオシのバスターミナルまで行きますし、運賃も定額、しかもダマスやシェアタクシーより安いとあって、トータルでのストレスが少なくて楽です。
ほどなくしてバスが到着。ミニバスでした。チケットには10:45発と書かれていましたが、11:00過ぎまで待ったように思います。切符売り場であらかじめ購入していなくても、乗車して席に着いてから運転手が声をかけてきます。その場合は運転手にパスポートと料金を渡すと、運転手がそれをまとめて切符売り場に持っていくという流れでした。パスポートは返却されますが、見たところ切符は渡されていないようでした。会社に提出するなら自分でチケット売り場で買いましょう。その後満席になり出発。
ウズベキスタン側の国境に到着。すべての荷物を持って乗客は全員下車します。
ミニバスも検査を受けているため、乗客はまとまって出口で車を待ちます。
車が検査を通過し終わると、再び乗車します。次はキルギスの入国です。
ここでやることはウズベキスタン側とほぼ同じですが、窓口の数が多く、どこもそれなりに長蛇の列でした。できるだけ早く通過するため、奥の方の空いていそうな列に並びます。僕の係官は「日本人はビザは要らないのか?」と聞いてきましたが、「不要です」と答えただけで、あとはカメラで顔を撮影し、スタンプが押されました。
出国審査の建物を出ると、ゲートの外に道が続いていて、ほかに誰も周囲にいなかったので流れで外に出てしまいました。ここで下車する乗客も多いようですが、オシのバスターミナルまで行く場合は、皆さんゲートの中でミニバスを待っていたようです。
しかし、知る由もないこうや君はこのようなところへ。
写真だとトラックの陰になりよく見えないのですが、実は道路の両側に両替所や携帯電話ショップが何軒も並んでいて、ウズベキスタン・スムやドル、ユーロ、ロシア・ルーブルなどをキルギス・ソム(KGS)に両替可能。レートはどこもほぼ同じでした。
両替後、隣のキオスクでキルギスのSIMカードを入手。MEGAというプロバイダで、2週間有効、16 GBというプランで145KGS(約256円)でした。ここではSIMカードを受け取って差し込めばすぐに使えるようになるわけではなく、店員のスマホで認証作業をするなど、セッティングにやや時間がかかったので、ミニバスが来てしまったらどうしようと焦りながら待つことに。
セッティングが終了し、ネット開通したことが確認できたので、ミニバスを探しにすぐ背後のゲートに戻りました。ミニバスはゲートのすぐ向こうまで来ていて、地元客はすでに乗車していましたが、ゲートを超えると停車して、僕を乗せてオシまで出発しました。忘れられていなくて本当に良かった。
オシのバスターミナルは町の北側にあり、国境から10~15分ほどで到着します。
路上で突然停車し、「ここが終点だよ」と言われて降りました。
道路の反対側には、このような建物が見えます。これがバスターミナルで、ビシュケクやほかの地方都市へ行く場合にはここで切符を購入して乗車します。
切符売り場。
再び路上に戻ってしばらく待つと、白いマルシュルートカがやってきました。乗車料金はマルシュルートカだと15ソム、大型バスだと10ソムです。支払いは乗車時でも降車時でもいいとのこと。
中心部で下車。車内はかなりの込み具合でした。
ホテルにチェックインし、明日からの仕事の前に一休みします。長かった出張にも終わりが見えてきました。
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