2016年11月30日水曜日

ポーランドからチェコへ(ヴロツワフからプラハへバスで移動)

 最終段階として、ヴロツワフWrocławからプラハPrahaに移動しました。ズデーテンの山をバスで越えていきます。



 ヴロツワフのバスターミナルDworzec autobusowyです。鉄道駅の道路を挟んだ反対側にあります。



 ターミナルの脇には、働きに来ているウクライナ人に宿舎を提供する情報あり。



 チケットはネットで予約できました。紙に印刷したチケットを見せればすぐに乗車可能です(36Zł)。今回も同じくポルスキ・バスです。二階建てバスです。ヴロツワフからバスは南に向かいます。ゾンコヴィツェ・シロンスキエあたりのショッピングモール。



 ズデーテンを越える際に砦も見えました。


 
 ポーランド・チェコ国境が迫ります。



 一旦休憩です。



 チェコに入った後、高速道路に入ると非常に整備されていて、スムーズにプラハに向かいます。



 写真を撮り忘れました。フロレンツのバスターミナルはこちらです。



 夜の旧市街です。明日は支店へお土産を持っていきます。

2016年11月28日月曜日

クラクフからヴロツワフへバスで移動(ポーランド編)

 クラクフ(クラコフKraków)からヴロツワフ(ヴロツワウWrocław)に移動しました。今回はシェンゲン圏内での移動なので、パスポートコントロールもなく、楽々です。



 クラクフのターミナルDworzec autobusowy二階部分(リヴィウからのバスで下車したところ)にバスが到着します。単純に印刷したチケット(モスクワでネット購入。11Zł)を見せればOKです。今回は二階建てバスで座席は自由でした。



 カトヴィツェKatowiceに向かう途中。白樺が多いと感じました。オシフィエンチムもこういう場所にあるのでしょうか。



 稼働中と思しき炭鉱。シロンスクの炭鉱と言えば有名ですね。



 途中幾つかの炭鉱を見ることが出来ました。



 冬の日暮れは早い。到着時刻にヴロツワフはもう真っ暗。



 ヴロツワフのバスターミナルは鉄道駅の、道路を挟んだ南側です。 



 クリスマスマーケットが始まっていました。



 こちらで一泊して、明日はプラハ入りです。

2016年11月26日土曜日

ウクライナからポーランドへ(リヴィウからクラクフへバスで移動)

 プラハ(チェコ)Prahaの支店に行くことになり、リヴィウЛьвівからバスで行くことにしました。クラコフ(クラクフKraków)、ヴロツワフ(ヴロツワウWrocław)経由でプラハ入りを目指します。ウクライナからポーランドに入る時だけ出入国管理がありますので、ここだけクリアすれば何とかなるはず。



 朝のリヴィウ、バスターミナル。ここから乗ったバスで財布を掏られたはず。いやな思い出の場所となりました。冬の早朝6時半はまだ暗い。



 バスが到着です。僕はクラコフ下車ですが、バス自体はドイツまで行きます。紙に印刷したチケット(モスクワでネット購入。16.42€)を運転手に見せ、向こうのリストと照合した後乗車オーケーとなります。ビザを持っているかと英語で聞かれましたが、日本人にはシェンゲンのビザは不要と答えておきました。



 ウクライナ・ポーランド国境です。ウクライナからの出国。クラキヴェツィКраківецьの出国検査場。パスポートをバス内で回収されましたが、僕に対しては全く質問はありませんでした。



 出国スタンプを捺されてからポーランドの入国審査です(コシュゾワKorzzowa)。前回のことがあったので緊張していたのですが、拍子抜けしました。質問は全くなしで、出国と同じくパスポートの車内回収の後、スタンプを捺されて返却されました。ここの入国審査は楽で良かった。



 途中、ジェシュフ(ジェシュウRzeszów)でお客の乗り降りがありました。



 二時間後くらいに休憩あり。バトンにハムなどの挟まったパンで腹ごしらえ。



 やってきました、クラクフのバスターミナルDworzec autobusowy。近代的です。鉄道駅に隣接しています。



 バスから下車です。


 
 僕はターミナルの二階部分に到着したのですが、一回にはミニバスの乗り場がありました。



 となりのポーランド国鉄の駅は、例に漏れずWifi無料です。



 何度か通った折りたたみ式の自動ドア。タイミングを外すとちょっと怖い。



 旧市場のマリヤ聖堂。多少ロマネスクの香りのするゴシック教会でした。夕日に映えます。旧市場は人でごった返していました。ここで二日間の仕事の後に、ヴロツワフに移動です。

2016年11月19日土曜日

ハールィチ(ガーリチ)への旅(リヴィウからバスと鉄道で)

 ガリツィア、またはハールィチナと呼ばれるウクライナ南西部からポーランド最南東部にかけての地域がありますが、その名称の元になっているハールィチГалич(ガーリチ)の町をリヴィウЛьвівから訪問しました。かつての都です。




 くしゃくしゃの切符で恐縮です。9時40分にリヴィウ鉄道駅前のバスターミナルавтовокзал発のバスを見つけ、直前35分ころにギリギリ到着し、カッサで切符を購入しました。250円程度でした。購入時にパスポートは不要でした。



 リヴィウ駅前のターミナル。雪がだいぶ残っています。



 因みに、ここから出ている国際線バスはこの通りです。ワルシャワWarszwa、グダニスクGdańsk、ルブリンLublin、ペレムィシリ(プシェムィシルPrzmzśl)、ポズナニPoznań、シチェチンSzczecin、クラコフKraków、ヴロツワフWrocław、ウッチŁódźなどポーランド各都市、さらにプラハPrahaとキシナウChișinău程度でしょうか。南の中央バスセンターだとドイツ行きなどもありましたから、こちらは少々小規模ですかね。



 写真の白いバス(30名ほどが定員)に乗車しました。イヴァノ・フランキーウシクІвано-Франківськ行きです。写真は途中のロガティンの休憩場所でのものです。ここからはギュウギュウになるほどでした。



 僕を含めて3人が下車したハールィチのバス停。何もありません。



 但しすぐ東の丘の上にそびえ立つ砦。



 丘の麓が中心街になっています。



 一応、コンプレクスのような建物もあります。



 公園の中心には、ウクライナの英雄、ガーリチ大公ダヌィーロ(ダニール)の像が!この丘の上から彼は支配をしていたはず。



 公園の脇にはもう一つの見所、13世紀建立のキリスト生誕教会あり。



 教会の庭で雪に埋もれていた、かつてのガーリチの砦のジオラマ。雪がなければよかった。

 
 さて、ともかく丘を登らねばなりません。中心の広場の脇にひっそりとたたずむ階段を上っていきます。



 砦に関する案内。



 雪道は滑ります。ちょっと怖かった。



 所々に石壁が埋まっているのがわかります。



 かなり省略しましたが、てっぺんの砦にたどり着きました。しかし、誰もおらず、中に入ることは不可でした!くやしい。砦自体は16世紀くらいのものです。が、もっと前からここに砦があったとのこと。



 仕方なく、随所に散らばる遺構をチェックです。



 眼下を流れるドニエストル川。夏にモルドヴァ・ウクライナ国境でお目にかかって以来です。



 南には別の村か町が見えます。カルパチアは靄で見えませんでした。



 さて、長居した後、広場まで降りて北に向かいます。ドニエストルを越える歩行者専用の鉄橋です。ある意味で贅沢です。



 夏だと泳いで渡れそうな川幅です。



 川を渡った後、塀に描かれてきた謎の絵。EUとウクライナ、ウクライナ右派セクターが団結するという今どきの絵。ちょっと怖い。



 途中で入ったカフェ。窓の上からおっちゃんにカフェがあるから入れと言われて入りました。確かにちゃんとしたカフェあり。しかし、普通はカフェとは分からぬ。地元民だけが分かるのかも。



 その後ハールィチの駅に到着。一応幹線の駅なのですが、単線非電化ということで列車の本数は多くありません。



 ホーム川の入り口しか開いていません。中は待合室ですが、暖房は入っておらず、寒かった。



 優等列車の時刻表です。一応、キエフまで行く列車があります。



 近郊線の時刻表。ホドリウまで行けば、リヴィウに戻れます。ただ、丁度いいものがなく、優等列車の三等寝台(座席扱い)でリヴィウに戻ることにしました。



 カッサはあります。お姉さんが働いていました。



 寒いなか、ホームに出てみました。基本的には高さのあまりない島式ホームがメインで使われており、長さは100メーターを越えている気がしました。優等列車も停まるからこの長さなのでしょう。



 通過する貨物列車。牽引している機関車がかっこいい。因みに連結されている貨車は59両でした。ロシアもウクライナも大量の貨車をつなげますね。



 17時半なのに真っ暗のハールィチ駅に列車が到着です。真っ暗ななか、11号車を探します。その時12号車の車掌から「中で繋がってるからここから乗れ」と言われ、そこから乗車。



 中はかなり込んでいました。三等寝台の座席使用は初めてだったのですが、寝台にして寝ている人もかなりいました(布団は敷かずに)。ちょっと写真は撮れなかったので降りる時に脇のテーブルのみ撮影。また車掌もいますので、いつも通り、切符は取られてしまいました(後で返却)。



 二時間ほどでリヴィウЛьвівに到着。その後、列車を牽引してきたディーゼル機関車は切り離されます。ここからは電化複線区間なので、お役御免なのです。



(Galych, Halych, Ivano-Frankivsk, )

アルメニア編その2 エレバン探訪(part2)

漬物屋。キャベツ丸ごとがでかい。 スパイス各種。 野菜コーナーにて突然のしめじ。   ・鉄道駅横の市場(営業時間6:00~9:00) 地元の人々が通う生鮮市場を見たいならここもありです。駅舎に向かって右側にある体育館のような巨大な建物とその周辺で青果や魚、チーズ、スパイスなどを売...