実はまだサマルカンドにいます。体調を崩したのち、ちょっと飛行機に乗れるかわからなかったもので、モスクワの支店長と話をして、ちょっと休暇をもらいました。まあバルカンから出張が続いたことで、支店長も何か思うところがあったのでしょう。
それでまあゆるりとやっているのですが、タジキスタンҶумҳурии Тоҷикистонからウズベキスタンへと国境を越える直前にあり、なかなか興味深かったサラズム遺跡の紹介をします。
サラズムはB.C.4000~B.C.3000の間に形成された中央アジア最古の都市の一つです。農業や牧畜、さらには金属加工も行われ、定住の過程が見られるとのこと。シルクロード交易で栄えた街で、多くの地域と交易関係にあったことが分かっています。
Wikipediaによると、これはインダス文明やメソポタミア文明とほぼ同時代のバクトリア・マルギアナ考古学複合という先史文化に属するとのこと。この文明の発見は比較的新しく、研究途上にあるそうです。
入口が見えてきました。
この先が遺跡と博物館になっています。駐車場にはほかの車なし。これはタクシーをキープしていてよかった。とはいえ、博物館で職員にお願いしたり、ラフシ・タクシーを使ったりすることはできるので、何とかなるでしょう。
どこで入場券を購入できるか分からず、入口のデスクでうたた寝をしている男性に声をかけると、彼がチケット係でした。安眠を妨げて申し訳ない。しかし、訪問者はそんなに少ないのか。
ところで、ユネスコが関わっているだけあって、ここは建物も設備も新しく、突出してきれいでした。清潔なお手洗いを求める場合はぜひここで。
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