温かなメトロ地上駅を建設中

　モスクワのメトロ1号線（赤ライン）の最南端に建設中のノヴォモスコフスカヤ駅は、どうも地上駅になるようなのですが、どうもメディアによると、防寒対策を行い、「暖かい駅」になるとのこと。下の図（想像図）のように、ガラス張りで、列車到着時のみ扉が開くというもののようです。

　しかしこれって、強風で何かが飛んできた時に割れそうなんですけど、大丈夫なんですかねえ。

「モスクワ・東駅」誕生（5月目標）

 　ソビャニン市長のサイトによると、「東駅」が5月に開設されるとのこと。南方に向かう列車が中心に発着することになるとのこと。加えて、近郊電車も発着するとのことで、クルスク駅みたいになるのかなあ。

　HPによると、ここから出るのは、アドレル、アナパ、ベルゴロド、ウラジカフカス、ヴォルゴグラード、エイスク、イヴァノヴォ、クスロヴォツク、マハチカラ、ニジニ・ノヴゴロド、ノヴォロシースク、チェリャビンスクといった都市に向かう路線とのこと。

　場所はチェルキゾフで、メトロのチェルキゾフ、環状線のロコモチフと接続するとのこと。モスクワの大きな駅はこれで10になるとのこと。「モスクワ10大駅」の誕生です。

（写真は建設中の駅の様子。市長のサイトより）

アストラハンからカザフスタンへの鉄路開通

 　ニュースでやっていたのですが、アストラハンАстраханьからカザフスタンКазахстанには（直線距離は近いにもかかわらず）ダイレクトで行く線路がなかったのですが、両国を遮っていたアフトゥバ川Ахтубаにかかる鉄橋がこのたび開通したとのこと。ニュースでは貨物列車が橋を通り抜けていましたが、旅客列車もそのうちに通るようになるかも知れません。

　いや、ニーズはないかなあ。モスクワからだったら、アストラハンはわざわざ経由しないし。

シェレメチェヴォのPCR検査場

　忙しいのと大ネタ切れで、小ネタを披露。

　シェレメチェヴォのPCR検査場の写真です。ちょっとピンボケなのですが（苦笑）。

　結果が出るまでにかかる時間次第で料金が異なり、24時間なら1800R、90分なら2750R、60分なら3500Rです。

　1月13日以降、日本に入国する人は全員、72時間以内に受けたPCR検査陰性証明が必要になった
ので、空港でこの値段で受けられるならいいですよね。

ヴィンテージショップ「ウーリツァ・レーニナ」

　ソ連時代のレトログッズを売っている店を発見したので、ご紹介します。

　ヴィンテージショップ「ウーリツァ・レーニナ」

　所在地：コスチャコワ通り9　ул. Костякова, 9/ Kostyakova str. 9

　地下鉄ドミトロフスカヤ駅、チミリャゼフスカヤ駅から徒歩13分

　http://retrotovar.com/

　道路を渡ると合気道の道場があります。この建物の右側の道を直進します。

 

　十字路を対岸に渡ります。店がいくつか並んでいますが、目的の場所はここ。

　赤いネオンの看板の右奥がこの店の入り口です。現在入場制限をしているためか、鍵がかかっています。ドアベルを鳴らすと中から開錠してくれます。

　店内に入ると早速レーニンさん。コロナ対策も万全です。

　芸術関係や辞書などの古本から、古新聞、レコードまで。うーん、これは一度じっくり吟味したい。

　さらに奥には食器のコーナー。多くがセット売りでした。ソ連製が多いですが、ドイツやイギリス製も少し混ざっています。

　訪問したのが年末だったためか、店員さんたちがモミノキの飾りを棚卸していました。

　さらに店の奥へ。この棚は古い機材。ほかにもソ連製カメラなんかが置いてあったので、好きな方は覗いてみてもいいかもしれません。

 　黒電話、金物系の食器などなど。

 

　レトロなロッキングチェア。店員さんに「座っていいですよ」と言ってもらい、座ってみました。なかなか安定した座り心地です。癒やされそ〜。

 

　紹介しきれませんでしたが、ほかにも服や家具などリサイクルショップで取り扱っているような一般的なものから、民族衣装なんかにあるような刺繍の入ったリネンや理科室にあるような生き物のホルマリン漬けまで、ずいぶん変わったものもありました。とにかく商品の数が多いです。掘り出し物があるかもしれません。ご興味のある方はぜひどうぞ。