シャバトŞabat/Shabatにて入国後、一番近い大きな町はタシャウスDaşoguz/Dashoguzで、ここでいったん食事休憩を取りました。その間、約1時間です。
この昼食はツアー費用に含まれていないので、ガイドのおっちゃんに両替をしたいと言ったところ、1ドル=15マナトで自分がやるというので、先ほどの釣り銭20ドルを替えました。同僚である友人は例の闇レートだともっといいはずだと不服そうでしたが、しかしメシを前にした今、直ちに両替しないわけにはいかず、しぶしぶ少額を替えていました。
入った店はピザやハンバーガーもありますが、伝統料理も置いているというところで、ガイド氏お勧めのドグラマDogramaというものを注文しました。賽の目切り、あるいは粗みじん切り大にカットした肉とパン、それに澄んだブイヨンのスープが付いてきます。この具材をスープに入れ、混ぜて食べます。
おっちゃん曰く、プロフやシャシリクなどもあるけれど、トルクメニスタン発祥の料理と言えばドグラマだとのこと。後日調べてみると、宗教的な祝日や家族で祝い事があるときなどに食べるのだそうです。あっさりとしたやさしい味で空きっ腹に沁みます。これで35マナト。見た目以上にボリュームがあり、一品で満腹になりました。
そしてここはきれいなトイレを利用できるチャンス。これ以降の休憩所はガソリンスタンドまたは青空トイレになるので、惨状は推して知るべし、です。しかも、計画編で紹介したロシア在外公館のウェブサイトでは、トルクメニスタンの荒野や砂漠にはサソリや毒ヘビが出るとの注意喚起がありました。出張中の週末で、救援の望めない場所に勝手に行って毒牙にかかったら目も当てられないので、こいつらは何としても避けなければなりません。
腹一杯なったところで、先に進みます。
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