2022年2月28日月曜日

「くたばれ、ロシアの列車!」

ウクライナ鉄道がヨーロッパ・アジア諸国にロシアからの鉄道輸送を停止するよう要請しています(HPより)。下線部は強調部分。

以下「くたばれ、ロシアの鉄道!」で始まる声明。もう檄文レベル。まあ当然か。

「ウクライナは、全てのヨーロッパおよびアジア諸国に対し、侵略国であるロシア連邦との鉄道行政のいかなる協力も停止するよう訴える。ロシア連邦からの貨物を輸送するすべての鉄道会社の管理者に、その旨の書簡が送られた。

ロシア人よ、君はもうどこにも飛べないし、今度はどこにも行けない。我々は、ロシア連邦と国境を接するすべての国の鉄道当局に対し、ロシアとの貨物列車および旅客列車の接続を停止するよう要請する。また、すべての相互運用システムの停止と、すべての国際組織からのロシア鉄道の排除を要求する。

ウクライナの回廊に戦車や軍事機器、占領者を運ぶロシア鉄道の列車の運転手、列車配車係、エンジニアよ、君はもう名誉ある鉄道マンではない。君は殺し屋だ。あなたの行動によって、あなたは民間人を殺し、ウクライナの人々に対して大量虐殺を行なっているのである。

砲弾や弾丸が飛び交う中で、何日も寝ずに命がけで働き、民間人を砲撃から救い出すなど、夢にも思っていなかった。しかし、この3日間、私たちはこうして働いてきたし、成功するまで続けるつもりである。ウクライナの鉄道員は神経が強い、そればかりか、ロシアよ、お前たちは馬車と同じようにボロボロだ!

全世界は、私たちウクライナ人を誇りに思っている。

全世界から嫌われている、ロシアの占領者たちよ!

ウクライナに栄光あれ 英雄に栄光あれ。」


週末まとめニュース2

 週末まとめニュース2です。

カナダがロシア航空機のカナダ空域入りを禁止。https://russian.rt.com/world/news/968797-kanada-zakryla-vozdushnoe-prostranstvo-rossiya

キプロスもロシア航空機の空域入りを禁止。https://lenta.ru/news/2022/02/28/cyprus/

ポルトガル、北マケドニアもロシア航空機の空域入りを禁止。https://tourism.interfax.ru/ru/news/articles/85613

https://regnum.ru/news/3518800.html

★EUが全域でロシア航空機に対し、空域封鎖。https://www.vedomosti.ru/society/news/2022/02/27/911160-vozdushnoe-prostranstvo

S7航空は3/13までヨーロッパ行き全便をキャンセル。https://ria.ru/20220225/s7-1775146948.html

アエロフロートはヨーロッパ便を停止。https://www.aeroflot.ru/ru-ru/news/62272

・キシナウ行きは3/4まで

・ルブリャナ、ブカレスト、リガ、プラハ便は3/26まで

・ソフィア便は3/24まで

・ロンドン、ダブリン便は3/23まで。但しこの便は他の航空会社の代替便が出る可能性あり。

アイルランドの貸し手が、「ポベダ」航空に貸していたBoing737を取り返した。一機の飛行機はイスタンブル空港で「取り押さえ」られた。https://tourism.interfax.ru/ru/news/articles/85611

ポベダ航空のヨーロッパ便は全てキャンセル。全額返金。

週末26,27日に起こった運輸関係ニュースまとめ1

週末26,27日に起こった運輸関係ニュースのまとめです。なんだか僕も面倒に巻き込まれそうになってきた。★はまずいなあ。やばいかも。

南ロシアの空港の一時的運用停止に伴い、クリミアへのアナパからのバス運行&鉄道が開始。https://travelcrimea.com/novosti/20220226/2244721.html

エストニアがロシア航空機の領空通過を禁止。https://tass.ru/mezhdunarodnaya-panorama/13874373

ロシアはブルガリア、ポーランド、チャコからの航空機の空域を閉鎖。

3月28日までアエロフロートはプラハ、ワルシャワ行きを運行停止。S7航空については、ブルガス、ヴァルナ、ミュンヘン、ウィーン、デュッセルドルフ、ベルリン、ヴェローナ、ボローニャ、ミラノ、アリカンテ、バルセロナ、ラルナカ、パフォス、テッサロニキ、ニース、パリ行き便が全てキャンセル。https://tass.ru/ekonomika/13869601

リトアニアはロシア航空機の空域立ち入りを禁止。ルーマニアも。カリーニングラード便はフィンランド湾及びバルト海上空を通過する必要が生じている。https://echo.msk.ru/news/2986193-echo.html

エジプトでは、帰国不能になったロシア人、ウクライナ人観光客に無料でホテル解放。https://www.tourdom.ru/news/egipet-besplatno-prodlevaet-prozhivanie-turistam.html

ВТБ, «Открытие», Совкомбанк, Промсвязьбанк и Новикомбанкの銀行のVISA,Masterカードは使用不能になったとのこと。ロシア国内では使用可。https://www.rbc.ru/finances/26/02/2022/621a126c9a794717a02b144d

エア・バルティックは3/26まで、全てのロシア便を停止。https://tass.ru/ekonomika/13875171

スロヴェニアもロシア航空機に対し空域を封鎖。https://www.rbc.ru/politics/26/02/2022/621a5ee09a7947338514c2a6

フィンランドもロシア航空機に対して空域を封鎖。https://www.rbc.ru/politics/27/02/2022/621aa7229a7947496cd15c07

アイルランド、デンマーク、オーストリアもロシア航空機に対し空域封鎖。https://yandex.ru/news/story/Avstriya_Daniya_i_Irlandiya_zakryli_vozdushnoe_prostranstvo_dlyarossijskikh_samoletov--25ec401f7f0d880b3960e52f7207bb5e?lang=ru&persistent_id=182401928&rubric=politics&stid=j4H-cb9B4JiksHMz-XAx&story=80743272-6ad4-53a4-bcf1-d38bceed9a43&wan=1

ドイツとスウェーデンも空域封鎖。https://www.rbc.ru/politics/27/02/2022/621b4ff99a79477160839794

ルーマニアの航空機に対し、ロシアが空域封鎖。https://www.rbc.ru/politics/26/02/2022/621a58f29a794732052f59c0

イタリアがロシア航空機に対し空域封鎖。https://ria.ru/20220227/italiya-1775373557.html

フランスがロシア航空機に対し空域封鎖。https://ria.ru/20220227/samolety-1775386635.html

ノルウェーがロシア航空機に対し空域封鎖。https://tass.ru/ekonomika/13885387

ターキッシュ・エアラインが3/1までソチ便、ミンスク便を運行中止。https://tass.ru/obschestvo/13880597







2022年2月27日日曜日

「敬愛する我らがお客様へ」

ウクライナ鉄道の頁にて、「敬愛する我らがお客様へ」との呼びかけが出されています。

要は、避難列車の運行を継続する、そのために鉄道の労働者が一同全力で働く、あなた方の子供たちが守られるように砲弾から距離を取ります、といった内容。

また、カウンセラー、医者などは優先されること、一列車で7000人運べるので、秩序だって乗車し、鉄道労働者の作業を邪魔せぬよう避難者に要請しています。

最後に「全てがウクライナ」と記されています(多分この訳でいいと思うのですが・・・)。

ところで、知り合いの一人はキエフを脱出し、西部の某地域で、見知らぬ方の家に厄介になっているとのこと。快く受け入れてもらっていると連絡がありました。

2022年2月26日土曜日

情報戦

キエフの高層ビルにロケット弾があたるとか、黒海の島のウクライナ守備隊がロシア海軍に殲滅され、これをゼレンシキー大統領が「英雄だ」と称賛したり・・・

ロシアのテレビだと、一応ロケット弾(落ちた破片)の検証・分析をして、うちのものでなくてウクライナ軍のものだと言っていたり、守備隊の「玉砕」についても、彼らは全員捕虜になり、現在セヴァストポリに収容中であるとして、捕虜としてご飯を受け取っている様子などが流されています。

余談なく、目の前の映像だけ見ると、結局のところ判断は付きません。現地で見ていれば、多少の判断は出来るかと思いますが、遠方にいる僕からすると、最終的には判断不能です。根拠ナシに自分の想像や思いを伝えるのは、特に情報拡散が早い現代社会においてはよくないと思いますので、判断不能という結論を出しておきます。

セヴァストポリで食糧を与えられてバスに乗り込むウクライナ人捕虜(とされる映像)。「英雄的に玉砕した」というのはロシアに言わせるとフェイクニュース。


ビルに当たるロケット弾。

キエフから西行きの避難列車他(ウクライナ鉄道公式発表)

 ウクライナ鉄道で発表されています。

危険地域を通る危険があるので、多くの近郊線は停止。

キエフから西に向かう避難列車を設定。旅客駅から出る。

タラシフカ、ファストフ、ゼルノヴィ、コノトプ、ヴォロジビ、ショストカ、ヴァスィリコフ、コロステニ、テテリフ、マリン方面の列車は全てキャンセル。大まかに言えばロシア方面の列車はキャンセル。普通列車の運行はイルペニにまで。

逃げられる方は逃げて欲しい…命を大切に

2022年2月25日金曜日

ウクライナ・モルドヴァ/ポーランド国境の話:ウクライナ鉄道発表

ウクライナ鉄道の頁に以下の記事が出ています。

モルドヴァがウクライナとの鉄道接続を一時的に停止しているとのこと。特に、オデッサ・キシナウ・オデッサ間の列車は本日よりキャンセルとのこと(モルドヴァ鉄道の頁にも出ています)。

また、今日時点でポーランド側は、COVID-19検査を受けていなくても、ウクライナからの乗客を検疫から免除しているとのこと。但しウクライナ国民の動員令が出ているため、18〜60歳の男性は国境を越えることができないとのこと。

25日に起こっていること:ビザ、運輸関係記事

 なんだかロシア軍はもうキエフに迫っているとか。確かにベラルーシからなら距離はそうないですからねえ。首都を落とし、またドニエプル左岸全域を支配下に置く位なんですかね。当座の目標は。ウクライナ西部に行けば行くほど、ロシア人の保護という名目もなくなるし。

ともかく本日のまとめ。

イギリスがВТБ、アエロフロートなどを処罰対象に。https://www.rbc.ru/economics/24/02/2022/6217bb319a794742ff809dc1

リトアニアがロシア人への入国ビザの発給停止。https://www.kommersant.ru/doc/5230638

ニュージーランドは幾人かのロシア人にビザ発給を停止。https://www.rbc.ru/politics/25/02/2022/62181c899a794761a0549b42

アメリカはズベルバンク、ガスプロムバンクに制裁。https://ria.ru/20220224/sanktsii-1774908120.html

日本はロシア人へのビザ発給を停止。金融機関の資産凍結。軍事部門にかかわる組織への輸出を制限。https://www.kommersant.ru/doc/5230640

ロシア連邦航空局は閉鎖空港リストを更新。スタヴロポリはリストから外れ、リペツクがリスト入り。現在の閉鎖リストは、ゲレンジク、シンフェロポリ、エリスタ、アナパ、クラスノダール、ブリャンスク、ベルゴロド、クルスク、リペツク、ヴォロネシ、ロストフ空港。https://favt.gov.ru/novosti-novosti/?id=8944

EUはロシア航空会社への航空機、スペアパーツ、機器の販売を禁止。https://ria.ru/20220225/samolety-1774937466.html

ロシア交通省はロシア南部からの特別便を手配する航空会社に補助金を出すよう政府に要請。https://iz.ru/1296393/2022-02-24/vlasti-rf-predlozhili-kompensirovt-transportu-raskhody-za-vyvoz-rossiian-s-iuga

ロシアはイギリスの航空会社のロシア領空フライトを禁止。またイギリス関係者、登録されたイギリス人の所有、リース、運行するフライトのロシア領空入りに制限。ロシア上空を通過するトランジットもダメ。https://www.interfax.ru/russia/824452


臨時避難列車運行(ウクライナ)

ウクライナ鉄道のHPによると、戦時態勢になりましたが、現状では首都キエフに向かう列車、西部地域の列車は通常運行とのこと。

 ただ、東南部方面(ルハンシク地方:スヴァトヴォ、ルビジノヴォ、ルィシチャンシク)、ドネツィク地方(クラマトルスク)、マリウポリ、コンスタンチノフカ、オデッサからの避難列車が設定されていたり、またハルキウ行き列車は運行停止とのこと。

 他、東部方面、とくにドニエプル渡河の列車は緊急停車や原則等の措置が行われるとのことです。

2022年2月24日木曜日

本日起こったこと(怒ったこと)!

デマっぽいのも(キエフの空港をロシアが占拠とか(後日注)、オデッサ上陸?とか)流れていて、わからないことが多いのですが…マリウポリとハルキウ(近郊)への侵攻はそれと思しき画像発見。

注)AFPは遠方に煙の上がる写真を掲載。


オデッサも攻撃はされている模様(nuk紙より)。



以下、本日、2/24に起こったと思われること。様々な発表。


ドンバスでの特別軍事作戦の開始が発表。

国防省は、ウクライナの軍事目標に正確に攻撃したことを伝える。

ロシア南部の11の空港が業務を中断。ロストフ(プラトフ)、クラスノダール(パシュコフスキー)、アナパ(ヴィチャゼヴォ)、ゲレンジーク、エリスタ、スタブロポリ、ベルゴロド、ブリャンスク、クルスク、ヴォロネジ、シンフェロポリ空港。

ウクライナおよび南部ロシアでは、民間航空機の飛行が停止。

ペテルブルクの証券取引所は、モスクワ証券取引所に続いて、取引を停止。

ヴォルゴグラードとアストラハンが追加閉鎖。ヴォルゴグラード国際空港、アストラハン空港はフライトを中断。

S7航空は、ロシア南部行きのキャンセルされたフライトのチケットの費用を全額返金する準備あり。

中央銀行は、外国為替介入によりルーブルの為替レートを維持。

ロシアはアゾフ海での航行輸送を一時的に停止。

Utエアでは、キャンセルされたフライトの乗客にはチケット価格の全額返金。

ポベーダ航空も、キャンセルされたフライトのすべてのお客様にチケットの払い戻し。

クリミアでは、ウクライナとの国境にあるすべての検問を閉鎖。

ロシア鉄道は、ロシア南部から追加の列車を設定。

ソチ空港はまだ閉鎖リストに載っていないが、すでに28便が欠航。

アエロフロートは、モスクワからロストフ・ナ・ドヌ、クラスノダール、アナパ、スタヴロポリ、ベルゴロド、ヴォロネジ、シンフェロポリへのフライトを一時停止。キャンセルされたフライトの乗客に全額返金または他の日付やルートの再予約を提供すると発表。

ベラルーシは民間航空のための空域の一部を閉鎖。

エジプト、トルコ、アラブ首長国連邦への国際線を運航する航空機の飛行時間が平均45〜90分増加しているらしい。

ライアンエアーは、ウクライナ発着のフライトを今後14日間キャンセル。

2022年2月23日水曜日

類は友を呼ぶ

 事態はよろしくないのですが、小ネタを二つ。

ウクライナは今回の状況でベラルーシともあまり良好な関係を結べず、どうも報道によるとベラルーシからの電力輸入を停止したとか。今日、輸入量がゼロになったとのこと。

それと、マクロンフランス大統領らが仲介役から降りた後、トルコのエルドゥアン大統領が、ロシア及びウクライナとの対話を拒否しないとの声明を出したとのこと。

まあエルドゥアンさんもプーチン大統領と同じ匂いのする人だと思うのですが、ベネズエラとか、ニカラグアの大統領、(トランプさんも)といったメンツがロシアに同情しているのを見ると、「類は友を呼ぶ」というのはあたっていますねえ。

ともかく、流血は避けて欲しい。



2022年2月22日火曜日

ベラルーシはロシアの両共和国承認に理解を示す

 ベラルーシの外務省の頁に、ロシアによるドネツィクおよびルハンシクの人民共和国の承認に理解を示すと出ています。基本的には西側が圧力をかけた結果がこのような事態を招いているのであり、このような状況においては流血を防ぐため、両共和国の承認は必要であるとのこと。因みにサイトは重いです(https://mfa.gov.by/press/news_mfa/a996b8322b64a791.html)



 しっかしなあ、両地域にロシアが軍を入れたとする西側の情報、軍は入れていないとするロシアの情報、共に確認が出来ぬ。現地からの情報がない・・・

2022年2月21日月曜日

爆破された越境ポイント(ロストフ)

 一応こちらが爆発で破壊された越境ポイント(ロストフ側のロシア・ウクライナ越境ポイント)とのこと。まあ確かにズタズタなんですが、もっと幹線上のポイントかと思っていました。周りに居住者はいるのだろうか?手前がロシアっぽい。

静かに取材が出来ているくらいに落ち着いているので、これがきっかけで紛争にはならなさそう。


(イズヴェスチヤより)

2022年2月20日日曜日

避難民がヴォロネシに到着

 ドネツィク(ドネツク)とルハンシク(ルガンスク)からの避難民を乗せた列車がヴォロネシに到着したとのこと。総数は子ども358人を含む910人で二カ所の収容施設(「キロヴェツ」「ゴルボイ・エクラン」)に入るとのこと。到着者には一人1万ルーヴリが配られているとのこと。

まあ次善の策として、できるだけ人が死なないでほしい(写真はタス通信のサイトから)。



2022年2月19日土曜日

ドネツィク(ドネツク)およびルハンシク(ルガンスク)の避難民受け入れ(ロストフ)

 直接的にも危ない感じになってきましたが、ウクライナのドネツク及びルガンスク(親ロ派人民共和国)政府が人々にロシアに逃げ込むよう指示しいます。

これに対応して、非常事態省のチュプリヤンの指示で、ウクライナのドネツク及びルガンスクからの避難民をロストフ地方に受け入れ、またプーチン大統領の命令により避難民全員に1万ルーブリを給付するよう指示が出たとのこと。今後ロストフ以外にも増やす予定らしい。(リア・ノヴォスチより)


まあこういう国なので、ギリギリの段階でも大統領の一声で戦争回避が出来ると思いますが、とは言え、チキンレースになっていていやですねえ。

2022年2月17日木曜日

ウクライナ団結の日に国旗掲揚

 チキンレースのようなロシア・ウクライナ(ロシア・英米か?)問題の真っ最中に、ウクライナでは2/16が国民の団結の日に指定されました。それでウクライナ鉄道もこれに参画し、977の関連施設で国旗掲揚が行われ、また10時には全ての駅で国歌が演奏(録音を流す?)されたとのこと。

その他にも団結列車が西端のザカルパッチャのラホフから東のマリウポリまで12地域を通過して走り通したとのこと。

ウクライナはいいところだし、加えて同じ東スラヴの国の間での戦争はみたくない。

プーチンもどうかと思うけれど、バイデンや特にイギリスも煽ってますねえ。それに比べると独仏は仲介の努力がスゴイ。

2022年2月16日水曜日

クラスノダールの近郊線網建設計

 クラスノダールКраснодаhに近郊電車線網を作る計画が進んでいるとのこと。現在は近郊電車はほぼ走っていない(ラストチカなどは多少あり)のだが,半径30キロ圏内の住民に移動手段を提供したいとのことをロシア鉄道のトップのベロジョロフ(ベロちゃん)が語ったとのこと。一部プラットホームも作っているようで、2025-27年あたりに第一段開業がめざされているとのこと.

(写真は「ビジネス・ガゼータ」紙から)

2022年2月14日月曜日

ロシア鉄道(モスクワ地域)で女性運転手誕生

 イズヴェスチヤに出ていたのですが、モスクワ地方のロシア鉄道で初めて女性の電車運転手が誕生したとのこと。ソフィヤ・ドロフィエヴァさんというかたらしい。

 記事によると、去年の1月に女性に禁じられている456種の職業リストから100種が除外され、今回のことはその結果とのこと。

 運転席で女性を見たことがある気がしていたのですが、今までのは運転助手だったらしいです。

 そんなわけでサヴョーロフ線で運転をはじめるらしいです。まああそこなら気楽にやれそうなので頑張って欲しいですねえ。

(写真はイズヴェスチヤより)

2022年2月13日日曜日

ロシアの地域ごとのコロナ制限一覧表を発見

 ロシアではコロナに関わる様々な制限について、地域ごとにバラバラなのですが、それって旅行をする際に大変困るわけです。特にQRコードを利用して制限がかかっているたいそう面倒なことになるわけです。

 そう言ったこともあり、特に旅行業者が業務用に一覧表を作成していましたので、紹介します。ちょっと情報が古そうな部分もありますが。

 https://www.atorus.ru/news/press-centre/new/57424.html

 これを見ると、モスクワは案外ゆるいんだなあと感じてしまいました。

(追記)よく見るとモスクワもちょっと違っていますね。古いのか。



2022年2月9日水曜日

ウラジーミル鉄道駅及び駅前バスターミナルからの公共交通機関(2022.2)

 今回はロシアの古都ウラジーミルВладимирの駅、駅前のバスターミナル発の公共交通機関の路線を紹介します。まずは市内行きの交通機関の路線図。
 赤はバス、青はトロリーバスです。市内のバス、トロリーともに料金は23R。



観光地は駅の西に集中しています。トロリー5番か徒歩でもいいかも。

1はウラジーミルのウスペンスキー聖堂。これを見ずしてロシアを語るなかれと言っていいほどに美しいと思っています。立地も大変良い(写真はwiki)。

2はスプーン博物館。工芸品ファンは是非ご訪問ください(写真はhttps://www.culture.ruから)。


3はウラジーミルの給水塔。新しいものですが巨大で見応えあり(写真はwiki)。

4はプリャニク博物館。こうや君はそれほど好きでもないのですが、色とりどりのプリャニクにファンは大興奮すること間違いなし(博物館HPから)。


5はウラジーミルの黄金の門。通りの真ん中にいきなり出現します。簡単に言えば旧市街の入り口の門なので、周りの土塁にも注目すべし(写真はwiki)。

最後の6はドミトリエフスキー聖堂。軒下から聖堂の上半身あたりの動物・怪物等の異形のレリーフが見物。

 こちらは近郊線。
 

こちらは近郊バスの路線図です。


 こちらは都市間バス。モスクワやカザン、南はムーロム、カシモフ、北はイヴァノヴォ、コストロマー、ヤロスラヴリまでいけます。

やはりウラジーミルは行っておかないといけないですね。

2022年2月6日日曜日

ルツィク(ルツク)駅前および駅のそばのバスターミナルからの公共交通機関(2022.2)

 ウクライナ、ヴォルィニの中心ルツィクЛуцьк(ルツクЛуцк)の駅前、駅裏、そして駅裏数分のバスターミナルからの公共交通機関を案内します。

赤はバス(料金6G)、オレンジはマルシルートカ、青はトロリーバスです。

まずは駅正面から出発する交通機関です。主に駅の西側に向かいます。


 ルツィクの主立った観光地(1,2,3)へはここから乗ればOKです。

1は言わずと知れたリュバルタスの砦Замок Любарта。ここは外せない。

 2はルツィク動物園。トラもいます。




3は様々な建築様式から造られた建築家ホロヴァンの家です!(写真はすべてwikiより)


 こちらは線路を越えた駅裏及びバスターミナルからの便の路線図です。東に行く路線も少々あり。

国際はワルシャワ、グディニャ、リガ
国内長距離路線はキエフ、ヴォロディミル・ヴォルィンシキー、ヴィンニツァ行きがバスターミナルから出ています。

2022年2月3日木曜日

プスコフ鉄道駅及び駅そばのバスターミナルからの公共交通機関(2022.2)

 今回はプスコフПсков/Pskovです。鉄道駅とその側のバスターミナルからのバスとマルシルートカの路線図です。都市間バス・国際線バスは載せていません。

 赤はバス、オレンジはマルシルートカ。町中ではバスは25R.

1はプスコフのクレムリ(クロム)Псковский кром (кремль)(以下写真はすべてWikiより)。内部にはトロイツキー聖堂がそびえる。


2は氷上の戦い記念碑Памятник Александру Невскому на горе Соколиха。ネフスキー率いるノヴゴロド軍。



3はミロシキー修道院Мирожский монастырь 。ここのフレスコは見ておかないと。



 引き続き近郊路線。



 都市間バスや国際線は、ノヴゴロド、ヴェリーキエ・ルーキ、スモレンスク、ペテルブルク、モスクワ行きが、国際線ではリガ、タリン行きがあります。

2022年2月1日火曜日

チェルニヒウ鉄道駅からの公共交通機関(2022.2現在)

 支店長から、今はあまり外を出歩くなとお叱りを受け、蟄居(いや控えているだけ)期間に入りました。ニュースではいろいろときな臭くなっているものの、日常はそれほど変わらず、どうなっていることやら。

それで、仕方なく、チェルニヒウЧернігів/ Chernigivの公共交通機関のマップを作成していました。めぼしい観光地も場合によっては示してありますので、どうぞ観光の際にはマップをご利用ください。トロリー、マルシルートカともに現在1乗車8フリヴナです。


 今回は懐かしのチェルニヒウで、中心部の鉄道駅からはバス1本(赤)、トロリーバス(アオ)が3系統、あとはマルシルートカ(オレンジ)がかなり出ています。長距離バスも駅そばから出ており、現在はモスクワ、キエフ、ミンスクあたりにいけるそうですが、ロシア・ウクライナ間は事実上途絶しています。

 地図上の黒数字の1は聖アントニーの洞窟

(写真は3枚ともWikiより)

 2は昔の中心城砦ジェチネツ(様々な教会あり)


 3はトロイツキー聖堂です。


 すべてが駅に近いですが、ジェチネツは様々な系統の交通機関で到達でき、いやそっちの方が楽かも。


トルジョーク鉄道駅(および駅前バスターミナル)からの公共交通機関(2022年1月現在)

 時たまお世話になるトルジョークТоржок/Torzhokの鉄道駅および駅前のバスターミナルからの公共交通機関の路線図です。

 赤はバス、オレンジはマルシルートカです。

 まずは市内の公共交通機関です。

 ボリス・グレプ修道院へは317ですね。


 続いて都市間を結ぶ路線図です。

 トヴェリ・トルジョークのマルシルートカで190R

 トヴェリ・オスタシコフで600R

 トヴェリから地図左下のアンドレアポリまでは730R


 オスタシコフ行きではお世話になりました。

アルメニア編その2 エレバン探訪(part2)

漬物屋。キャベツ丸ごとがでかい。 スパイス各種。 野菜コーナーにて突然のしめじ。   ・鉄道駅横の市場(営業時間6:00~9:00) 地元の人々が通う生鮮市場を見たいならここもありです。駅舎に向かって右側にある体育館のような巨大な建物とその周辺で青果や魚、チーズ、スパイスなどを売...