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2024年12月21日土曜日

平和な2025を希求します

ご存じの方もいるかと思いますが、18日の夕刻、ペテルブルク発ムールマンスク行きの列車が貨物列車と衝突し、29人が死亡する大惨事となりました(ただ情報源によっては30人を超えたとも)。ニュース等で、脱線した車両や散らばった乗客の荷物の映像・画像が流れております。その事故処理がようやく昨日おわり、通常運転に戻ったとのこと。

事故原因はいろいろと言われていますが、どこか遠いところで国力の「散漫」と関係があるような気もしないわけではないところ。勝手な想像ですが。

ともかく静かな2025年になってもらいたいところ。



2021年4月27日火曜日

ムールマンスクへの旅7 帰途

 あっという間にムールマンスクМурманск/ Murmansk最終日。帰るだけになりました。モスクワМосква/Moscowに戻る前に、やはり心惹かれる港のカフェへ。

 今回も中身がたっぷり。大事にいただきます。


 レジにいた店員のおっちゃんが「明日も来るかい?」と聞いてきたので、今日帰るけれどもどういうことかと聞くと、よく来るお客さんは1個150Rに、さらにもっと頻繁に来る場合は100Rまで値下げしてくれるとのこと。次回来るときまで、覚えていてくれるかなあ。長期滞在する方はいかがでしょうか。

 

 港のターミナルの横には魚屋の看板。


  鉄道駅前にも魚屋が。ここに入っていく人がいたので、僕ものぞいてみました。


 冷蔵、冷凍、燻製、乾燥などいろいろあります。








 さすがに飛行機に持ち込みにくいので、ここは見るだけ。


 ついで、バスに乗って空港へ移動しますが、その途中で昼ご飯にしました。空港に向かう道の途中に、例のレストラン王のチェーン店の一つ、「ツァールスカヤ・オホータЦарская охота /Tsarskaia okhota」があります。


 寒かったので、まずはお茶。タイガのお茶というのを注文。

 この店には熊の肉料理がいくつかあり、こうや君は熊肉とキノコをハト麦に乗せた料理を注文しました。かなり食べ応えがあります。肉は臭みもなく、豚と牛を合わせたような食感でした。う〜む。


 またこの店では生ウニやホタテを頼めます。さっき港で食べていなかったらここで頼んでもよかったですね。ここでウニは1個190R。

 

 食べ終わったらバス停へ。少し待つとすぐに空港行きのバスが来ました。


 

 搭乗時は再び吹雪。朝はあんなに晴れていたのに。


 モスクワに着くとあまりに暖かくて驚きました。ムールマンスク仕様の服装では暑いくらいです。帰ってきたパヴェレツキー駅Павелецкий。明日からまた仕事。


ーーーーー
In the blink of an eye, it was the last day in Murmansk. All that was left to do was to go home. Before returning to Moscow, I went to the cafe by the port, which I had been attracted to.
As usual, it was full of delicious food. I will cherish it.

The old man behind the till asked me if I was coming back tomorrow, so I asked him what he meant, and he told me that if you're a regular customer, they'll give you a discount of 150R per item, and if you come even more often, they'll give you a discount of 100R. I wonder if they'll remember me until next time I come back. How about those of you staying for a long time?

There is a sign for a fish shop next to the port terminal.

There is also a fish shop in front of the train station. I saw someone going into it, so I took a look too.

There are various types of fish, including refrigerated, frozen, smoked and dried.







As you can imagine, it's not easy to take this kind of food on a plane, so we just looked at it.

On the way to the airport, we had lunch. On the way to the airport, there is one of the restaurant chain “Tsarskaia okhota” (Tsarskaya okhota).

It was cold, so we ordered some tea first. We ordered some Taiga tea.
This restaurant has several bear meat dishes, and Koya ordered a dish with bear meat and mushrooms on top of some millet. It was quite filling. The meat had no smell and had a texture that was a bit like a mix of pork and beef. Hmmm...

You can also order raw sea urchin and scallops at this restaurant. If I hadn't eaten them at the port earlier, I would have ordered them here. A sea urchin costs 190R here.

After we finished eating, we went to the bus stop. After waiting for a short while, the bus to the airport arrived immediately.


It was snowing again when we boarded the plane. It had been such a clear morning.

When we arrived in Moscow, we were surprised at how warm it was. It was almost too hot for the clothes we had brought from Murmansk. We returned to Paveletsky Station. We'll be back to work tomorrow.



 

2021年4月26日月曜日

オーロラハンティング(ムールマンスクへの旅6)

 ムールマンスクに来た一番の目的はオーロラを見ること。この冬に当地を訪れた方々は皆さん口を揃えて「見られた。すごくきれいだった」と言っていました。そんなに誰でも見られるものなのかと思っていましたが、その秘訣は一か所にとどまって出るのを待つのではなく、追いかけていくということです。ムールマンスク州は天気が変わりやすく、どんなに上空でオーロラが出ても、雲があれば地上からは見えません。そのため雲の切れ目を探して車で移動するのです。これが現地では「オーロラハンティング Охота на северное сияние」と呼ばれる所以です。道路がある、進入可能な場所であれば、ムールマンスクから東西南北に移動して観測できます。


 初日から見えたと言う人も僕の周囲には多いですが、お勧めの滞在日数は3〜5日だと案内されました。僕は3泊4日にしましたが、これならうまく見られない日があっても予備日があるし、何とかなるだろうという軽い気持ちで現地入りしたのでした。

 

 しかし、この地域、天気が変わりやすいというのは本当でした。1日の中で快晴になったかと思えば吹雪になり、また運の悪いことに夜になると大きな雲が出て、初日は雲の切れ目が全くなし。そのため中止になりました。翌日はノルウェー国境に向って車を飛ばし、晴れ間を見つけたものの、オーロラは出ず、すぐに雲に覆われてしまいました。急遽進路を変更しましたが、その後もかけらも見えず。あっという間に最終日の夜を迎えることになりました。

 

 夕方から天気図をモニタリングしていましたが、明朝4:00くらいまでほとんど全域が曇り。それ以降は朝が近づくにつれて空が明るくなっていくので、そうなったら時間切れなのです。まだどうなるか分かりませんが、無理かもしれないという気持ちがだんだん湧いてきました。しかし、ガイド氏は夜20:00まで待ってから、「1:00より前には見られないので、23:30出発にしましょう」とのメッセージをくれました。とりあえずこのまま天気図をフォローし続けますが、これで天気が回復しないようであれば中止になる可能性もまだあります。



 真夜中、再度連絡が来て、決行することになりました。ノルウェーの国境に向って、西へ走ります。

 

 しばらくすると、空の向こうに雲の切れ目が確認でき、僕たちの頭上にも星がうっすらと見えてきました。ガイド氏は途中で車を停めて空の写真をパチリ。こうすると肉眼では見えないレベルのオーロラが写るので、オーロラの出始めの兆候を調べるために、このように偵察するのです。すると、どうやら雲の向こう、僕たちの真上にオーロラが出ているようです。空が開けるところまで急ぎます。

 


 やっと雲の切れ目に着きました。頭上に大きく帯状に出ているので、急いで車を降ります。初のオーロラ、素人でもはっきり分かるほどでした。このときは南北に空を横断するように長く出ましたが、ガイド氏曰く、こんな出方は珍しいのだとか。普通は北北西〜北北東、北西〜北東のように、弧を描く範囲で出ることが多いそうです。

 

 ガイド氏は急いで三脚を立てて、オーロラを背景に客を撮影します。5秒ほど動かずにいないといけないので、なかなかうまく行かない人も。その間に僕も素人カメラですがチャレンジしてみます。 



 撮れば撮るほどコツが分かり、調整もできていくのですが、残念ながら到着時ほど強い光はこのあと出ず、上の写真のような小さい光や、肉眼でうっすら見えるものしか写せませんでした。悔しいですが、自然現象なので仕方がありません。うーん、また来いということか。



 

 オーロラを見るにはいつ現地入りするのがいいか聞いたところ、例年出方が違うので何月が特にいいとは言えないものの、安定して見られるのは11月後半からだそうです。一番いいやり方は、職場で、秋の終わりから春になる前の間の2か月連続のどこかで休暇を取りたいと言っておき、現地からの連絡を待ち、「2日後だ」とか「1週間後だ」と連絡が来たらそれに合わせて行くことだそうです。そんな柔軟な会社に勤めてみたい…

 

 地上の天気予報を見て、例えば1週間連続でノルウェーからサンクトペテルブルクまで雲のないときに来るのもありとのこと。あるいは太陽フレアの活動をモニタリングするのもいいとのこと。爆発した2日後には大きなオーロラが出るのだそうです。ということは、水~木曜日に大きめの爆発があり、週末が雲のない晴天の予報であれば、急遽チケットと宿をとって金曜夜から日曜にかけて出かけるといいということですね。そんな都合のいいこと、起こってほしいものです。

 

 ホテルに戻ったのは4時近くでした。チェックアウトまでひと眠り。

2021年4月24日土曜日

ムールマンスクだより5 町歩き2

 夜までもう一息というところで、もう一カ所。

 この町に来たからには外せない、町の北にあるソビエト極北防衛隊慰霊碑Защитникам Советского Заполярья в годы Великой Отечественной войны、通称アリョーシャАлёша/Aleshaに会わねば。しかし、やや遠いのが難点。



 まず、駅前からバスで最寄りのバス停まで移動します。ついでなので、駅舎にも立ち寄ります。


 この駅の時刻表はこちら。シンフェロポリからの列車もあるぜ。ただ、ここから乗り通す人はほぼいないのでしょうけれどねえ。



 

表通りに出てバス停に向かいます。世界最北のマクドナルドは立ち寄ってみたのですが、かなり混雑していたので、バスへと急ぐことに。



 バスは34Rで、車掌に払います。現金、カードとも可。

 

 手前の公園を突っ切ることにします。右手はこのような遊園地。



 途中に鎮座していたネコのセミョンくん。



 てくてくと20分ほど歩くと、ようやくアリョーシャに着きます。巨大なので遠くからでも見えます。



 遮るもののない高台にあるがゆえ、とにかく風が強く、凍えそうでした。なお、ここから市内や港が一望できます。



 あまりに寒かったので早急に避難したかったですが、元来た道を戻ってバスに乗る以外ありませんでした。寒い中歩き続けているので休憩したくなり、そろそろ食事もとっておきたいところ。ガイド氏もトリップアドバイザーも、誰もがお勧めするレストラン「ツンドラТундра/Tundra」に向かいます。

 

 ムールマンスクでは一人の経営者が多くのレストランを展開していて、そこであればどこも美味しいと勧められました。ハイシーズンだと予約しないと入れないほど混むらしいです。昼食と夕食の中間くらいの時間に入店しましたが、こんな日だからか、すでに7割は埋まっている様子でした。

 

 とにかく体温を取り戻さねば。ということで、いかにも温まりそうな蜂蜜入りのお茶を飲み、料理を待ちます。



 この店はこの地域で捕れる海鮮やジビエ料理があります。鹿肉のサラダを注文して見ましたが、臭みがほとんどなく食べやすかった。サラダに混ざっているフルーツやベリーのソースも奇抜ではなく、おいしい創作料理でした。



 この後は深夜にオーロラハンティングの予定。レストランを出るときも吹雪いていたのですが、いったいどうなることやら…

2021年4月23日金曜日

ムールマンスクへの旅4 街歩き編(ウニ、ホタテ、カキ)

 オーロラツアーは夜なので、昼間はコツコツと町歩きにいそしみます。


 ムールマンスクМурманск/Murmanskという町は、北極圏最大の都市で不凍港があり、海運が盛んなだけでなく軍事上の要所でもあります。ソ連時代は軍事都市だったので閉鎖されていました。今もムールマンスク州には多数の軍事閉鎖都市があります。そんなこの地ならではの博物館で一番有名なのが、原子力砕氷船「レーニンЛенин/ Lenin」でしょう。


 世界初の原子力砕氷艦で、1959年に就役し、途中で何度か原子炉事故を起こし、1989年に退役しました。2005年から博物館として公開されています。

 

 入場は12:00、14:00、16:00の3回で、入場料は500Rです。ガイドが案内するので時間厳守ですが、ギリギリに到着したところ何とか入れてもらえました。


窓から見える港の風景。


タービン。これは回転の実演付き。


 原子炉内。


50分でツアーは終了。その足でその向かいにある、港のターミナルへ向かいます。


 実は今回、ここをとても楽しみでした。ターミナル内にはコーヒーとポテトチップスとちょっとしたお土産を売る売店があるのですが、そこで生のウニやホタテが食べられるのです。たまらん。


  水槽から、生きているウニやホタテ、カキを自分で選び、皿に取ります。


 店員が殻を開けて簡単に食べられるようにカットしてくれます。レモンはありますが、それ以外にはソースや調味料はありません。


 さっきまで生きて動いていたウニとホタテですが、いただきます。


 特にウニは甘みがあって、薄い塩気と相まって絶品でした。貝類はどれも1個200R、支払いは現金のみです。ここに来るまでは、楽しみな反面、万一あたったらどうしようという不安もあったのですが、生臭さがなくとても新鮮です。レストランのように雰囲気を楽しみながらのんびり過ごすような場所ではありませんが、このウニのためならまた来てもいいと思いました。(町歩きはもうちょっと続きます。)

2021年4月21日水曜日

ムールマンスクへの旅3 北極圏バレンツ海のほとりテリベルカ

 ムールマンスクから130キロ離れたバレンツ海のほとりに、テリベルカという村があります。映画の撮影でも使われたことのある場所なのですが、ここの自然がとても素晴らしいと聞きました。


 
 ムールマンスクからは2日に1回定期運航のバスがあります。時刻表はこちらです。ムールマンスクからテリベルカ。月曜のみ17:40発、水、金、日は18:00発です。
 


 テリベルカ→ムールマンスク。月、火、木、土に運行しています。


 しかしこれだと現地泊が絶対必要ですし、現地の足も必要です。ここは現地旅行会社の日帰りツアーに参加することにしました。完全に個人で貸し切りだと1万2000R、グループに入ると1人5000R(冬は現地でスノーモービルに乗るため、1000Rアップして6000R)くらいが相場です。スタートは朝9:00~10:00くらいが多いです。僕の予約した会社では、ホテルにガイド兼ドライバーが来てくれましたが、中には町の中心部にある特定のホテルのロビーに集合して出発するパターンもあるようです。

この日は運よく晴れました。そのため吹雪で通行止めになることはないだろうと高をくくっていたところ……

一部区間が強風のため、前日積もった雪で吹き溜まりになって道幅が狭くなっていました。そのため先にテリベルカからムールマンスクへ行く車を通し、続いて僕たちのムールマンスク→テリベルカ行きを通すことに。しばし待機です。


  と思っていたら、後ろから来た乗用車が僕たちの前の空きスペースに進入し、駐車しました。しかも深い吹き溜まりになっていて、雪がかなり硬く重くなっている箇所にです。前輪が空回りし、前進も後退もできなくなりました。ガイド氏のスコップで雪かきしても、数人がかりで押してもびくともしなくなり、最終的にロープで牽引して脱出できました。

 どうやら、車高の高い自動車やオフロード車ならいいのですが、普通乗用車で釣りに行く地元の人たちが、十分な準備なしでこのように雪にはまってしまうことが往々にしてあるそうです。ムールマンスク市内を走るタクシーも、テリベルカまでは行けないという人がいるらしいのですが、ガイド氏もテリベルカにいる知り合いと何度もコンタクトを取り、交通状況を確認しあっていたので、慣れていないと地元民でも困難な道のようです。侮れん。


 
 予定をかなりオーバーしてテリベルカに着きました。海沿いのカフェでトイレ休憩兼食事です。大きなガラス張りの窓から海が一望できます。




  この隣にももう一軒、ガラス張りのカフェがありました。それからここにはホテルもあるそう。ただし接客態度やトイレを使わせてくれるかどうか、料理の価格など合わせて考えるとここがいいということでした。確かにインフラがまだ整っていないので、トイレがある場所は要チェックです。
 料理はペリメニやブリヌィといったスタンダードなロシア料理のほか、鹿肉や海鮮など地元の食材を使ったものも。これは鹿肉のスープで、黒パンが付きました。350R也。
 


 ここの海岸は砂浜でした。海岸に乗り上げた船。


 船の墓場。アラル海もこんな風になってますよね。


 この先は雪が深いのでスノーモービルで移動です。ドライバーの後ろに1人、その後ろの牽引する部分に最大で5人乗れます。


 最初に向かったのはこの海岸。「ドラゴンの卵」と呼ばれる、激しい波で角の取れた大きな丸い石がごろごろしています。



 岩の上に登り、崖の先端まで行けるのですが、かなりの高波です。



 しかし、北の海でもこんなにきれいなエメラルドグリーンになるのですね。この色は沖縄など、南の海特有かと思っていました。
 

 ここからもう一度スノーモービルに乗って移動します。次に向かったのは滝が海に流れ出るところです。


 背の高い木はなく、土が少なくて風が強く気温が低くても生存できる、地を這うような低木が見られました。


 ここで見学は最後。最初にスノーモービルに乗った、車を止めた場所まで戻ります。

 帰り道は行きと違って道路は空いていました。観光客もほとんどいなくなり、ちょうど定期バスの時間に合わせて除雪も完了していました。おかげで帰り道はあっという間にムールマンスクに到着。いい日帰りの旅になりました。


大使館よりテロ情報届く。

大使館よりテロ情報届く。  ●10月31日、ロシア連邦保安庁(FSB)は、 パートナー間のルートを通じて米国側から、「 モスクワにおけるテロ攻撃の準備に関する情報を受け取った。 現在、適切な措置が講じられている」と公表しました。また、 同日、在モスクワ米国大使館は、 モスクワ市内...