ノヴィ・パザルНови Разар/Novi Pazarの代理店の人は、まあ最低限の仕事はするけどという方で、なかなか難しいなあと思いながら、こうや君にも最低限のことだけはやってもらった、という感じに終わりました。意味がわからないかと思いますが。
さて、今日は中休みで、昨日こうや君を運んでくれたクラリェヴォКраљево/Kralevoの人がそのまま留まっていたので、修道院をめぐらせてもらったのですが、驚くべきことに、廻った3カ所全てで無料で済みました。不思議なことなのですが、修道院の受付の全員と友達なのですよ、この彼が。それで写真もいいぜ!みたいな感じになりました。不思議なもんです。
まあ読者の方はあまり関心もないかと思いますので足早に。
聖ペトロ教会。セルビアで一番古いと言ってよいほど古いもので、特徴は丸くない塔(かまぼこ形)。それから写真の手前の方に増築されていて、左右非対称。古いローマ時代の石碑が建築材として使われているなど。もちろん入り口の修道女はクラリェヴォ支店社員S氏の友人。
ジョルジュ・ストゥポヴィ修道院の主聖堂。塔が二つ付く西欧のロマネスクタイプっぽい。破壊されてそのまま。本体部分も破壊されていて修復中。修道士がお一人で管理されていて、日本人だと正体を明かすと「サッチ」は知っているか?と訊ねられました。あとで調べると有名な美術史研究者の方がいらっしゃって、お名前を存じ上げずに恐縮です。もちろん修道士はS氏の知り合い。
こうしてその後、ノヴィ・パザルに戻ると、やはりアザーンが町に響き渡り、変な気分になりました。9割がムスリム。しかし顔立ちは西欧系が多く、セルビア語を話す。彼らの特徴としては、S氏曰く、アクセントが少々強いとのこと、加えてカフェに女性を誘えないので、男で群れているとのこと。また、この町はコソヴォ以上にイスラム教の戒律が厳しく、酒を外では飲めず、表だっては店でも売っていないとのこと。それは確かでした。こうや君はセルビアを抜ける最後の日をアルコール抜きで祝いました。
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