2024年9月19日木曜日

フジャンドからドゥシャンベへ移動(タジキスタンを乗り合いタクシーで移動)

 フジャンドKhujandの代理店訪問を終え、次は首都ドゥシャンベに移動しました。(※ここでの体験談は20249月のものです。状況は変化する可能性があるのでご注意ください。)

フジャンドドゥシャンベ間に公共交通機関はありません。シェアタクシーで移動することになります。


シェアタクシーは地図の青い星の位置にあるスタールィ・アフトヴォクザール(旧バスターミナル、Старый автовокзал)の前の路上から出発するとのこと。ヤンデックス・マップではSuğd Terminalı(ソグド・バスターミナル)と表示される場所です。ところが現地の代理店の人たちにこの名称を言うと、気のせいかもしれませんが、よく分からないというような顔をされます。どうも、彼らはここを「スタールィ・アフトヴォクザール」と呼んでいるようです。

同バスターミナルまでバスやマルシュルートカで行く場合、「アフトヴォクザール・ヨヴァАвтовокзал Ёва」という表示があるものにご乗車ください。たどり着けます。或いは「スタールィ・アフトヴォクザール」と聞いてみてください。中心部であればこのターミナル行きはかなり本数は多いように思えます。特にマイドニ・カモリ・フジャンジ/ウニヴェルマグ停留所のあるイスマイリ・ソモニ大通りを下って旧バスターミナルのあるカモリ・フジャンジ通りに右折してからは、目視した限りのバスには「Автовокзал Ёва」という表示がありました。

降りた道路の反対側に旧バスターミナルはあります。ここに入る手前で「ドゥシャンベ?」と声をかけてくる車あり。ここから行く人は多いのですかねえ。しかしその前にバスターミナル内を見ておきます。

柵の中に入るとこうなっています。

フジャンド―クラスノヤルスクのバスがあるのか。

クラスノヤルスク以外にも行先があるようです。一体何日かかるんだろう。

ここ発着のバスとマイクロバスの行先と時刻表です。左から行先、走行距離、バスとマイクロバスそれぞれの乗車料金、時間。

こちらは路線図。

ここに居合わせた人にも改めて尋ねてみたのですが、やはりフジャンドからドゥシャンベへ行く交通機関はシェアタクシーのみで、バスやミニバスはないとのこと。シェアタクシーはこのターミナルの前の路上から出発すると言われ、先ほど声をかけられたあたりに戻りました。


 

すると、先程とは別のドライバーがから「ドゥシャンベ?」と聞かれ、ほかの車が付近に見当たらなかったので値段を聞いてこれに乗車しました。事前に代理店で現在の相場を聞いたところ、普通の車なら250ソモニ(3300円強)、ミニバンで前方席なら200ソモニ、後部座席なら150ソモニだとのこと。席で料金が変わるのにビックリ。おっちゃんは僕に対しては250ソモニを提示。セダンなので相場通りだと思いこれでOKしましたが、のちに一番最後に乗車したタジク人は何と200でした。外国人には高い値段を提示しているのかもしれませんし、現地の人たちの方が値下げ交渉が上手でしょうし、または最後の乗客が現れるまで1時間は待ったので、もしかすると運転手はこれ以上待機したくなくて値下げしたのかもしれません。それからシェアタクシーは満席になるまで出発しないので、すでに乗客のいる車を選ぶ方が早くスタートできますねえ。いくら待ってもなかなかほかの乗客が現れず、付近をもっと探した方がよかったと後悔しました。


やっと出発。ほどなくして山岳地帯に突入しました。絶景が続きます。同乗のタジク人の若者曰く、「タジキスタンは国土の90%以上が山岳地帯。とてもきれいでしょう?ここは標高3000メートルあります」とのこと。


時折こんな建物あり。

突然のロバ。ロシアでは見かけませんが、この国では何度も遭遇。

この後でヒツジの群れにも遭遇しました。先頭にはこの方々。

その後ろから、ヒツジ、ヒツジ、ヒツジ。これは大量。

途中で休憩をはさみながら、合計6時間かけてドゥシャンベに到着しました。こうや君は事前情報で「ヴァダナソース」というバスターミナルに着くと読んだことがあったので、そこで降りると伝えていたところ、とある路上で「ここがヴァダナソースだ」と言われて降ろされました。確かに地図上でもそのようですが、見た目はただの道路で、ターミナルっぽさがありません。少し先にあった市バスの停留所を確認すると、「農業大学前」となっていました。ヤンデックス・マップによると、そこから市バスで中心部のホテルまで行けそうでしたし、ここに居合わせた人も「そこなら〇〇番で行けるよ」と教えてくれました。1520分ほど待つとそのバスが到着。乗車料金はここも2.5ソモニでした。

 

後になんとなく分かってきたのですが、どうやらかつてドゥシャンベの複数個所に分散していた複数の地方行きのバス乗り場は、現在バス会社Asian Expressのターミナルなるところに統合されているもよう。グーグルマップだと「アフトヴァグザール」という赤いマークがいくつも重なった場所です。後日このターミナルを訪れるとその前に「フジャンド」と声掛けするドライバーがいましたし、ドゥシャンベから日帰りできる名所、ヒサール要塞方面のバスもここが終点になっていることが分かりました。とはいえ現地の人々に改めて確認したわけではないので間違っているかもしれません。現地に行く方々はぜひ教えてください。


なんか、今月は苦労してるなあ。

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