2021年12月27日月曜日

2021年の年末に

年末なのに全く休まらないこうや君です。ウチの会社の上の方の人物が、更に上に対していい顔をするために、我ら中間管理職に厳しいことを言ってくるので困る。もっと会社全体が幸せになることを考えて欲しい。イメージが悪くなると、顧客も減るよ〜。

それはさておき、今年もお世話になりました。戦争が始まるかどうかわかりませんが、ナポレオン戦争と二次大戦でひどい目に遭ったせいか、ロシアは緩衝国を置くことが大好きなので、ウクライナの問題は大変気にかかる訳です。少なくともロシア政府にとっては。無論、だからと言って他国への干渉は問題ですよね。来年どうなることやら。



尚、大使館より、ロシアからの日本入国の際には、三日間の隔離が課されるとのこと。

●12月25日(土)日本到着便より、ロシア(対象地域はロシア全土)に過去14日以内に滞在歴がある帰国者・入国者は、ワクチン接種の有無にかかわらず検疫所の確保する宿泊施設で日本入国後3日間の待機を求められます。

●この措置は、ロシア国内での感染状況を受けて急に変更される可能性がありますので、ご留意ください。
一時帰国時に羽田空港や成田空港でワクチン接種を予定されていた方は、予約の変更を行ってください。

1.12月22日の新たな日本政府発表により、12月25日(土)日本到着便より、ロシアに過去14日以内に滞在歴がある帰国者・入国者は、ワクチン接種の有無にかかわらず検疫所が確保する宿泊施設での3日間の待機を求められます。

○12月22日発表の新たな措置「オミクロン株に対する水際措置の強化」
外務省海外安全ホームページ 「新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置」
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C168.html
同 「水際強化措置に係る指定国・地域一覧(令和3年12月22日時点)」
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdf2/1222_list.pdf



2021年12月18日土曜日

ポロシェンコ氏、国外「脱出」?

 時間がなくてニュース記事の単なるまとめなんですが、ウクライナの前大統領のポロシェンコ氏に対し、ウクライナ検察からの召喚状が出され、どうもそのせいでトルコとポーランドに向けて出国したとのこと。ポロシェンコ氏の政党「欧州連帯党」もこれを事実と認めているとのこと。ただ、一応、本当に国際会議は設定されているとのことなのですが、まさかそのまま亡命なんてことはあるのかしらん。

尚容疑というのは、ドンバス(ロシア影響下の人民共和国地域)からの石炭供給に関わるもの
とのこと。ロシアの番組だと、「逃亡」になってますね。単なる出国でなく。

ТВЦの番組より。

2021年12月16日木曜日

公共の場での要ワクチン接種証明法案が一歩前進

公共の場に入るにあたり、ワクチン接種証明を必要とする法案「国民の衛生と疫学的福祉に関する法」が第1読会を通過しました。公共の場と言っても、公共施設だけでなく、レストランや非食品店も含むので、証明がないとちょっと大変になりそうです。

但し、その一方で、電車や飛行機の利用に際して証明を必須とする法案は廃案になったとのこと。まあ旅行好きからすると面倒な手続きがない方が良いのですが、とは言え、何というか、あれば多少コロナの広がりが抑制される気もするのでちょっと複雑な気分。
写真は「モスクワ24」の頁から。

*会社で面倒な仕事を任されることになり、鬱気味です。どんどん自由がなくなっていきますねえ。これが出世というヤツの裏の顔なのでしょう。

2021年12月14日火曜日

ロシアからの入国時の「ホテル監禁」は廃止(一時停止?)

朗報です。ロシア(沿海州及びモスクワ市)から日本へのの入国時、ワクチン接種証明のない場合にはホテルでの三日間カンヅメが義務づけられていましたがその方針が解除になりました。14日間の自宅待機で済むそうです。

まあ状況によって変わると思いますけれど・・・

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●12月10日0時以降、モスクワ市及び沿海地方に滞在歴がある方への検疫所確保施設における入国後3日間待機を求めないこととされました。
●これまでは、日本政府が認めるワクチン接種証明書を保持する方に限り3日間の隔離待機免除が認められていましたが、12月10日0時(日本時間)以降ロシアから日本に到着する方は、ワクチン接種証明書の有無に関わらず、施設での3日間の待機が解除され、一律14日間の自宅待機となります。

1.12月9日の新たな日本政府の発表により、12月10日午前0時(日本時間)、モスクワ市および沿海地方に過去14日以内に滞在歴がある帰国者・入国者のうち、オミクロン株に対する指定国・地域(現時点でロシアは対象外です)に滞在歴がない方は、日本政府が認めるワクチンの接種証明書の有無に関わらず、検疫所が確保する宿泊施設での3日間の待機が免除され、自宅等で14日間待機することになります。
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdf2/1209_list.pdf   
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdf2/1209_22.pdf 

2.上記1の解除措置は、今後のロシア国内での感染状況を受けて急に変更される可能性があります。近日中に日本への渡航を予定している方は、急な変更が行われる可能性に十分にご留意のうえ、最新の状況を把握するよう心がけてください。

2021年12月9日木曜日

ロシア入国時には48時間以内のPCRでのコロナ陰性証明が必要に

大使館より、ロシア入国に関しても連絡が届きました。要は、PCR検査の「有効期限」が3日から2日になるとのこと。 これって, 地方から羽田に出てくる前にギリギリ直前に検査しておかないと、ロシアの入国時に引っかかる恐れがありますね。いやあ、地方人には辛い・・・ ●12月8日から、外国人のロシア入国に際し提示が義務付けられているPCR検査の陰性証明書につき、これまでの「入国前3日(72時間)以内」から「入国前2日(48時間)以内」に短縮されます。 ●政令では「到着前3日以内」が「到着前2日以内」に変更となりましたが、これまでも「3日」を「72時間」として運用が行われてきており、今回の「2日」についても「48時間」という運用になるものと思われます。 1. 12月7日、ロシア当局は、外国人に対して義務付けられた「ロシアへの到着直前3日(72時間)以内に受けたPCR検査の結果としてコロナ陰性であることを証明する文書(ロシア語又は英語のもの)の提示」を「ロシアへの到着直前2日(48時間)以内に受けたPCR検査の結果」に短縮することを決定しました。この政令は明8日から施行されます。 https://www.rospotrebnadzor.ru/files/news2/2021/12/PGGSV_34_04122021.pdf  2. つきましては、今後のロシアへの渡航に際しましては、搭乗便のロシア到着前48時間以内に受検したPCR検査の陰性証明書(英文又は露語)を提示することが求められますので、ご留意願います。

2021年12月7日火曜日

日本入国情報: 隔離、仕方ないけど、面倒ではある

今日のモスクワは雪。日本大使館より、メールがありました。今はともかく、今後の動向次第で待機レベルが上がるとのこと。


日本における水際対策(日本政府が認めるワクチン接種証明書保持の場合の検疫所確保宿泊施設における3日間待機措置の免除)
沿海地方およびモスクワ市に過去14日以内に滞在歴がある帰国者・入国者は、検疫所の確保する宿泊施設で日本入国後3日間の待機を求められています。
●上記の帰国者・入国者のうち、オミクロン株に対する指定国・地域に滞在歴がなく、日本政府が認めるワクチン接種証明書を保持する方は、12月4日午前0時(日本時間)以降、検疫所の確保する施設での日本入国後3日間の待機が免除され、自宅等での14日間の待機になります。
●上記の免除措置は、今後のロシア国内での感染状況を受けて急に変更される可能性がありますので、ご留意いただくとともに、最新の状況を把握するよう心がけてください。

1.12月3日の新たな日本政府発表により、12月4日午前0時(日本時間)以降、沿海地方およびモスクワ市に過去14日以内に滞在歴がある帰国者・入国者のうち、オミクロン株に対する指定国・地域に滞在歴がなく、日本政府が認めるワクチン接種証明書を保持する方は、検疫所が確保する宿泊施設での3日間の待機が免除され、自宅等で14日間待機することとなります。
○12月3日発表の新たな措置「オミクロン株に対する水際措置の強化(2)」
○水際強化措置に係る指定国・地域一覧
○水際対策強化に係る新たな措置(21)による待機について

2.上記1の免除措置は、今後のロシア国内での感染状況を受けて急に変更される可能性があります。特に、近日中に日本への渡航を予定している方で、日本政府が認めるワクチン接種証明書を保持する方は、日本入国直後の予定について急な変更を余儀なくされる可能性がありますので、十分にご留意いただくとともに、最新の状況を把握するよう心がけてください。


2021年12月6日月曜日

БКЛ(メトロ・モスクワ大環状線)が半分開通

  明日7日、メトロ大環状線БКЛ(下図の赤いライン)の未開通部分のうち、南西から南にかけての部分が開通します。

全体としては時計のほぼ12時部分にあたるサヴョロフスカヤ駅からほぼ6時部分にあたるカシルスカヤ駅までの(地図上での)左半円が利用可能になります。尚、一番西の部分は別線として開通しているので、残りは北東、南東部分だけになります。ただ、これも来年開通の予定。

 これでモスクワには3つのメトロの輪(МЦКは「地上メトロ」ですが)が出来ることになります。トランヴァイなどの市内交通機関も再編されているし、なんだか当分、ダイナミックに動きそう・・・

2021年12月3日金曜日

ドストエフスキー所領博物館からの帰宅

矢印の方向へ歩くこと20分。この道沿いには数軒の民家があります。

そして、行く先に見えてきたこのお方。

愛されていますねえ。

敷地は柵に囲まれていて、入り口の切符売り場で領地内の入場券と博物館の入場券を購入して奥に進みます。ここの切符売り場は現金のみの取り扱いで、大人はいずれも100Rでした。

 

切符売り場のすぐ奥にあるここが博物館です。

 昔の写真では緑色の外壁でしたが、改修工事後はこんな色合いでした。


ドストエフスキーの父が1831年にここを入手して以来、フョードル・ドストエフスキーは子供時代に幾度かここを訪れたとのこと。

 

 


博物館の説明によると、ドストエフスキーの作品にはザライスク出身の登場人物もしばしば描かれているとのこと。「罪と罰」の主人公、ラスコーリニコフとその家族や、「カラマーゾフの兄弟」のスメルジャコフなどもそうらしい。そうなのか。知らなかった。

 

昔のサモワールと茶器セット。



展示は3室+通路というこぢんまりした博物館ですが、常にお客さんが入れ代わり立ち代わり訪れていました。

その後、敷地の中を散策しましたが、だんだん寒くなってきました。博物館のスタッフも、もっと天気がよければねえ……というような反応。


  


 帰りのバスの時間もあるのでもう少しここで時間を潰したかったのですが、風をよけられる場所がないため、寒さ対策で歩くことにしました。あと1時間半ほどあるのですが、下車したバス停の一つ先まで歩けば路上での待ち時間が減るだろうかという魂胆です。あるいは大きな道路まで出てからタクシーを呼ぶのもありかと、軽く考えていました。

しかし、よく見ると水面は氷が張り始めていますね。

 

 

 それにしても、本当に何もなくて見通しがいいです。車もほとんど通らず、人影はおろか、動物すら影も形もありません。

 実はこんな道を40分ほどてくてくと(とぼとぼと?)歩いていたところ、一台の車が「ザライスクへ行くの?乗りなさい」と声をかけてくれました。まだ明るかったものの、見かねて乗せてくださったのでした。ロシアに長年いますが、白タクを除けば、こういうヒッチハイクは初のこと。お金も受け取らず、善意で助けてくれた運転手氏に感謝!生きていると良いことがあるものですな。

 

おかげで、ザライスクで少し時間ができました。最後にクレムリンの外周を一回り。

 スパスカヤ塔。1531年に建てられたものが残っています。


 

 

バスターミナルに戻って、モスクワ行きのバスに乗車します。

しかし最後の最後で思わぬハプニングが。この日乗車したすべてのバスが、乗車時に運転手からカードでチケット購入できました。その流れでこのバスに乗り込むと、「チケットは切符売り場で」とのこと。出発まであまり時間がないので、切符売り場に走りました。すると、ここでは現金払いのみ。「カード払いの人は運転手に支払ってください」という手書きの貼り紙がありました。さっきのバスにカード端末はなかったと思いながら、カードをしまい、現金を引っ張り出して、発券作業をしてもらいます。チケットとお釣りをもらうなり、バスにとんぼ返りしました。すると運転手は手にカード端末を持っているではないですか!

 

どうやら、カード払いするなら運転手に支払うのですが、チケットそのものは切符売り場で発券してもらう必要があるという意味だったようです。なんと複雑な。これも初めて見かけましたねえ。とにかく、間に合ってよかったです。

 

幸いにも今回も空席が多かったので、ほかの乗客から離れて座ることができました。



 

帰ってきた地下鉄コテリニキ駅。朝は早かったですが、ちょうどいい日帰りの旅になりました。

 

2021年11月28日日曜日

ザライスク訪問続き:ドストエフスキーの領地博物館訪問

ザライスクの続き
 コロムナに工場のある「ベリョフスカヤ・パスチラБелёвская пастила」。しかし、かなり甘くて1箱食べきれないのです。もったいない。尚、コロムナにはパスチラ博物館もありま。



 市場を抜けると旧市街で、今も昔の道路区画や一部建物が残っている。




 バスの出発まで中途半端に時間が残ったので、イートインは避け、「チーズ工房Сыроварня」という看板のあった軽食堂で牛肉入りのサムサを買って食べました。スパイスが効いていてかなりおいしかったです。



 
 同店ではその名の通りチーズのほか、肉加工製品やオリジナルビールも取り扱っていました。写真のガラス瓶のビールは「クマの手」という名前。こんなに寒くなかったら飲んだのだが、真冬のビールは厳しい。

ザライスク郊外に、ドストエフスキーが幼少時代を過ごしたダロヴォエ Даровое/Darovoeという村があります。2011年にここに博物館が建てられました。20211111日はドストエフスキーの生誕200周年で、それに合わせて改修工事が行われていました。これまでは団体ツアーに入らなければ見学できなかったのですが、再オープンしてからは個人客も入れるようなので、思い切って行ってみることに。



ザライスクのバスターミナルから62番バスに乗り、「モノガロヴォ Моногарово/Monogarovo」で下車します。博物館の入り口までは、そこからさらに20分ほど歩きます。バスはここでもクレジットカードやモスクワ州の「ストレルカ・カード」で支払い可能です。カード払いでは37Rでした。



 


バス停の横には「博物館 ザライスク・クレムリン、ドストエフスキーの領地、ダロヴォエ村」との表示あり。


(続く)

2021年11月25日木曜日

ザライスクへの旅 実践編-1(モスクワからバスで) 

仕事のストレスもMAXだし、もう、行くっきゃないでしょ。ザライスクに。計画からはや数か月。気づいたらもう11月だし。

直近になって改めて時刻表を確認しましたが、モスクワ→ザライスクの早朝7時台の便がないようです。できるだけ早くザライスクに到着したいので、行きはモスクワ→コロムナ→ザライスクというルートを取ることに。

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 


コロムナ行きのバスの出る、地下鉄コテリニキКотельники/Kotel’niki駅。460番のバスで、乗車時に運転手に支払います。コロムナまで256Rちなみに左手の方に写りこんでいるおじさんたちは乗客ではなく、「●●行き、あと1席だよ」という客引き。

 

乗車したのは大型バスでしたが、乗客は5人ほどしかおらず。6:55に出発し、コロムナのバスターミナルに8:30着。

 

バスはコロムナの中心部を通過してターミナルまで行くため、通りすがりにコロムナのクレムリンを拝むことができます。進行方向左の席を確保すべし。

 


クレムリンから10分ほどで終点に至る。右手の建物がコロムナ・バスターミナル。正面突き当りには鉄道のゴルトヴィンГолутвин/Golutvin駅があります。ここがコロムナの主要駅なんですよね。



ここから出発するバスの時刻表です。
 


ザライスク行き31番バスは5番乗り場から出ます。各乗り場にも時刻表があり。


終点ザライスクまでだと運賃は116Rで、運転手から直接カード払いで購入します。9:00のバスに乗りましたが、こちらも大型バスで乗客は数名でした。コロムナからザライスクまでは1時間10分。


ザライスクのバスターミナル。クレムリンの向かいにあります。近くてありがたい。



バスターミナルの中は、左手が切符売り場、右手が待合室です。切符売り場は当日出発分のみ取り扱っているとの表示がありました。写真右のドアは売店で、ピロシキや飲み物などが一通り手に入ります。


待合室。


さっそくクレムリンへ向かいます。

なお、こちらがザライスク・クレムリン公式ウェブサイト

http://museumzaraysk.ru/


クレムリンの入り口。


以下、調べた限りの情報。

*石造りのクレムリンは15281531年にかけて、モスクワ公ヴァシリー3世によって建てられました。ここはクリミアのタタール人からの攻撃からモスクワ公国の南の国境を守る拠点の一つ。

*ザライスク・クレムリンは数少ない16世紀のロシアの要塞の一つで、イタリアの要塞建築様式で建てられ、大砲を使用した包囲戦に対応できるようになっていたとのこと。ロシアに現存する全てのクレムリンの中で最小面積で、モスクワ州で唯一完全な形で残っているクレムリンだとのこと。


洗礼者イオアン聖堂のみ開いていました。日曜の朝なので町の人々が集まっています。聖職者の祈祷に合わせて聖歌隊が歌っていました。

クレムリン内には博物館があり、ここのみ有料(200R)です。ドストエフスキーにちなんだ企画展(50R)も開催中でした。


バスターミナルの裏手はかつての商店街Гостиный двор、いまは青空市場でした。

(続く

2021年11月22日月曜日

コストロマへ日帰り出張(鉄道でゆったりと)が可能に

 忙しい上に良いネタもないのですが、モスクワからコストロマへの日帰り出張を可能にするラストチカ第二編成が12月から投入されるとのこと。これまではコストロマからモスクワへの日帰り出張は可能だったけれど、逆も可能になるとのこと。約4時間で両都市は結ばれ、途中停車駅はヤロスラヴリ、ロストフ、ネレフタとのこと。

(写真はモスクワに向かうコストロマ市民。「コストロマ・トゥデイ」より)

2021年11月19日金曜日

コロナ・エクスプレス

 職場が本当に忙しい。支店長の交代もあり、自分の仕事もあり、てんやわんやですね。 

 そんなわけで小ネタを。いくつかの地下鉄駅にコロナのエクスプレス検査場(もちろん無料)が開設されています。



 たまたま出先で見かけたのですが、無料で受けられ、15分で結果が出るそうです。添付写真は検査場があるというお知らせの表示です。

 この駅では奥の方に簡易的に柵とパーテーションでスペースを区切っていましたが、医療用のガウンを着た人が一人座っているだけで、誰も並んでいませんでした。

詳細はこちら。

 パスポートとマスク持参で受けられるとのことなので、人と会う直前にさっと検査できるのは便利ですね。

2021年11月14日日曜日

第二次カフカス遠征落ち穂拾い

 モスクワ帰還後、仕事が忙しく、いや来週もまだ忙しく、旅行記を文面にまとめる余裕なし。ざっとだけ紹介します。


Чайный Дом


キスロヴォツクの先にある滝に行く途中に立ち寄ったお土産屋。こういう書き方をすると大変失礼なのですが、それ以前に見ていたお土産屋はテーブルに直に商品を並べただけの屋台だったので、こんなおしゃれなところもあるんだなあと。
 カウンターに大きなサモワールが置いてあり、そこから何杯でもお茶を無料で飲むことができます。カフカスの山で採れたハーブティーのほか、ハチミツやジャム、チーズ、肉加工品なども売っていて、いずれも試食して購入できます。この辺は、ロシア中央部では食べない馬肉を燻製にして食べるそうです。中央アジアみたいです。なかなかおいしかった。

ピャチゴルスク・アイスクリーム
 ピャチゴルスクの市内で「ピャチゴルスク・アイスクリームПятигорское мороженое」のキオスクを何軒も見かけました。ほかの地域では見たことのないメーカーですので、現地にいる間に食べてみたいと思ったものの、路上で食べるにはさすがに寒い。ホテル付近のスーパーで購入して部屋で食べようと思ったのですが、近所にはピャチョロチカやマグニトといった全国チェーンのスーパーしかなく、そこには置いていませんでした。致し方なくので、とある日に寒い中路上で食べました。コーンに入ったカプチーノ味のアイスが60Rでした。確かに大変美味でした。

トルココーヒー
 こちらも、キスロヴォツク郊外で撮影したものです。ここにコニャックを入れてもらいました。コニャック入りのトルココーヒーを飲むのは初めてでしたが、香りが立ってこれもまたよし。
 ちなみに、スタヴロポリ地方にプラスコヴェヤ・ワイナリー Прасковейский
винзавод https://praskoveya.ru/というメーカーがあり、そこのコニャックが有名なようです。
しかし購入するなら偽物に注意するよう言われ、メーカー直売店で買うのを勧められました。そこまでお勧めならと思い直売店に行ってみましたが、残念ながら売り切れでした。

奇岩の下のお土産屋の続き
 当地の典型的なお土産屋です。動物まるまる1匹分の毛皮が置いてあるあたりが野性味あふれます。


地元スーパー
 今回のガイド氏に、「サイトーというアジアのお茶がある」と聞き、スーパーで探してみたところ、発見しました。「アジアンビューティーSaito」、モスクワでは見たことがありませんねえ。ガイド氏はおいしいと言っていたので、お土産用に買ってみました。しかし!実は飲まずにホテルに置いてきてしまいました。
 今回、航空券代をミニマムにするために小さいリュック1つで来たのですが、Pobeda航空などLCCばかりしか飛んでおらず、手荷物の規定が厳しいので、惜しくもリュックに入らず、お別れしてきました。
 

2021年11月10日水曜日

モスクワへ帰還する前にダッシュで回る

 仕事も片づきそろそろモスクワに戻らねばなりません。残る理由がなくなってしまった。

 それで、ダッシュでこのあたりの町を廻ってきました。支店のロシア人づてで安く車をチャーターしました。

 とりあえず、今いるのがキスロヴォツクを見下ろす山の上の岩の穴です。朝は曇りで霧が出ていましたが、昼からいい天気で、青空が抜けて見えます。

岩の下の土産屋。

 (以下随時更新)

 まだ行っていなかったジェレズノヴォツク、そして空港のあるミネラリヌィエ・ヴォディの町中をダッシュで見てきました。写真はミネラリヌィエ・ヴォディ聖母ポクロフ聖堂Собор Покрова Пресвятой Богородицыです。


 今回この地を廻ってみて思ったことは、ロシア人の陣取るリゾートはバスや電車で余裕で行けるということ。前回のような雰囲気を感じたのはナリチクですね。服装が違い、モスクが多かったです。あと、道中のウシ、ウマ、ヒツジ、ヤギ、それらを追うウマに乗った牧童は今回もいました。カフカスの地方・共和国のうちアディゲ共和国だけまだ行っていないので暫定的な見方になりますが、ピャチゴルスクからスタートして東へ行くと、だんだんディープになっていき異国感が増しますね。

ご飯関係ですが、今回はХычины という小麦粉の生地にじゃがいもとチーズを入れた平べったいものと、ショルパШорпаという骨付き羊肉とごろっとしたじゃがいもの入ったスープをどこでもお勧めされました。
 写真は某日、早朝から出かけて、朝ご飯を道中のカフェで取ったときのもの。
 中央アジアのシュルパШурпаと同じものかと思います。味も、モスクワのチャイハナで食べたシュルパと一緒でした。おいしかったですよ〜

 それからこの地の「名産」の鉱泉についても触れねばなりませんね。どのガイド氏にも言われたのですが、鉱泉の水は15分以内、長くても1日以内に飲まなければいけないそうです。最初は無色透明なのですが、時間が経つと褐色や灰色、濁った色に変わるとのこと。エルブルス山からの帰り道にとある鉱泉に立ち寄りました。ここは鉄分が多く、湧き出る場所にも鉄色の沈殿が。空のペットボトルに注いだところ、水自体は無色透明で、飲んでみるとかなりの鉄味がして一口でもう十分でした。そのままホテルに戻り、夜にこのペットボトルを鞄から取り出したところ、見た目にはっきり分かる程度に着色していました。本当に、透明からここまで色が変わるものなんですねえ。
わかりにくいですが、色が付いています。



鉱泉の採水場。

アルメニア編その2 エレバン探訪(part2)

漬物屋。キャベツ丸ごとがでかい。 スパイス各種。 野菜コーナーにて突然のしめじ。   ・鉄道駅横の市場(営業時間6:00~9:00) 地元の人々が通う生鮮市場を見たいならここもありです。駅舎に向かって右側にある体育館のような巨大な建物とその周辺で青果や魚、チーズ、スパイスなどを売...