数日前の食堂車記事の続報。
ロシア鉄道の基本方針としては、現在12社ある食事提供会社の様々なメニューを整序化、統一化して、その都度食事を作るのではなく、航空会社の機内食のような形で食事を提供することになるとのこと。要は温めるだけ系。但し、ファーストフードじゃなくて、きちんとした食事、とのこと。
食堂車は、ブランド力のある一部の列車、そして観光列車にのみ残るらしいです。
なんだか寂しいなあ。しかし食事の方法も多様化したし、仕方ないのでしょうね。
モスクワから南東東に 2 時間ほど行ったところに、エゴリエフスク Егорьевск/Egor'evsk という小さな町があります。そことモスクワとの間には、白地にコバルトブルーの陶磁器で有名なグジェリ Гжель/Gzhel' があります。 グジェリからエゴリエ...
きちんとした食事が提供され続けるだけありがたいです。
返信削除食堂車は確かに値段が高かったですが、街中のスタローヴァヤの2~3倍程度で、決して目玉が飛び出るような値段ではなかったはずです。いつも空いていましたし、営業時間も長かったので乗客としては重宝していたのですが。長旅になればなるほど温かい食事がありがたくなるもので、食堂車が消え行くのは寂しいです。
飲食店のデリバリサービスを利用して食事を列車まで持ってきてもらうというサービスもあるそうで(大きい駅だけかも?)、多様化したことにより既存のサービスは縮小せざるをえないのでしょう。