2021年6月24日木曜日

グロズヌイからダゲスタン共和国の首都マハチカラへ移動。

 本日の宿はマハチカМахачкалаですが、途中で「いいところがある」と連れていってもらった場所があります。その名はバルハン・サルィクム(サルィクム砂丘)Бархан Сарыкум。ソ連映画「砂漠の白い太陽」のロケ地の一つです。ソ連時代から、宇宙飛行士たちがソユーズ宇宙船で打ち上げ前夜に必ず見るという映画です。 





 アスファルトの連邦道路を離れ、でこぼこ道を走ります。ガイド氏が「今日の宿はこの向こうですよ」とジョークを飛ばすので、一瞬、野宿かテント泊かと思ったほどの自然の中です。




 森を抜けると……

 



 入り口にたどり着きました。




 入場料は128R。チケットを買って自然公園内に入ります。



                  

 舗装路が頂上まで続いています。ヘビとかサソリとか、色々出るらしいので、道を外れないようにと注意されました。実際に、ロシア・レッドブックの登録種を含む希少な動植物がたくさん生息しています。







本日最後の体力を振り絞って、もう少し上ります。



頂上から来た道を振り返るとこの山並み。頂上には展望台もありますが、砂丘を歩くこともできます。

 



 太陽がゆっくり沈んでいきました。




 この砂丘がどのようにして形成されたのかはいまだに解明されていないそうです。砂丘の広さは4キロ×12キロで、夏と冬で風の吹く方向が反対に変わるので、夏に運ばれた砂が冬に押し戻されていつも同じ場所にあるのだとか。


 

 この砂丘、意外と湿度が高く、蚊が大量に飛んでいました。無防備だったこうやくんは大変なことになりました。ここへ行く方は虫除けスプレーを持って行くことを強くお勧めします。

 

 このあと、マハチカラに到着したときはすでに真っ暗。疲れ果ててフラフラ。

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