2021年6月25日金曜日

マハチカラ便り

 ただいまマハチカラのホテルにいますが、暗くなる前にチェックインしたので、カスピ海まで一人歩いてきました。大きな道路を歩いている分には、一応大丈夫そうです。人通りもかなり多いです。

 支店の地元民のおっちゃんに、カフカス(コーカサス)では外国人が一人で歩いても大丈夫かと直接聞いてみました。彼曰く、大丈夫、遅い時間でも、さすがに一人ではないけれども地元の女性でもレストランなどに出歩いているとのこと。
 ただ、注目されたりじろじろ見られたりすることは避けられないだろうとのこと何かあったらすぐ私に電話しなさい、と言っていただきました…

 しかし、それでも一人出かける必要がありました。
 実は昨日訪問した、ソ連映画「砂漠の白い太陽 Белое солнце в пустыне」のロケ地となった砂漠には蚊が大量にいたみたいで、両足ともひざから下が数十か所刺されて怖いほど真っ赤になりました。
 昨日は無理でしたが、今日はチェックイン後に薬局へ行く時間がありました。そしてかゆみ止めを買う際に2種類あったので、薬剤師に「どっちがいいですか?」と尋ねたら、僕の後ろにいたおばちゃんが「これ、私も使ったけどよかったわよ」と助言。
 そちらの方が75R、もう一方が200R以上でしたので、おばちゃんの安価なお勧め品を買ってみました(まあ、どうせ経費で落とせるので200Rでもよかったのですが)。塗って数時間、今のところいい感じです。こんなふうに、おばちゃんはどこの地でも(ややお節介なときもありますが)親切でした。そしておばちゃんと薬のおかげで今日はちゃんと眠れそうです。

 考えてみればおばちゃんも一人で歩いていましたし、地元民にじろじろ見られるのは嫌ですけれど、町中でうろうろするのではなく、どこかを目指してまっすぐ歩行中なら声をかけられる確率は低いでしょうから、ちゃきちゃき歩いている限り、安全度で言えばそんなに危険ではないかもという印象です。駅に行っていないのでまだ何とも言えませんが。

 明日はダゲスタンの山岳部へ行きをお願いしました。朝が早いので、寝坊しないように頑張ります…

1 件のコメント:

  1. この時期のロシアは街中を離れると蚊の大群に襲われますよね。コーカサス地域はなんとなく乾いているイメージですが、蚊はしっかり繁殖しているようです。

    蛇やサソリの話を聞いて怖くなりました。治安だけでなく、人間以外の生き物にも気を付けなければならないなんて。

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