続いては、「娘の涙Девичьи слёзы」という滝を見に行きます。
この岩山を登ります。かなり急なので、足元がキケン。このツアーは体力がなくても大丈夫という触れ込みだったのですが、それでも体力を使いますねえ。
この日は、日中は上着が要らないほど気温が上がったものの、この滝の近くでは氷から冷気が伝わってきました。ちょっとリフレッシュ。
この辺りで16:00。遅い昼食時間です。前日のリベンジで、今日もラグマンを頼みましたが、やはりここでも麺はスパゲティでした。アルタイではそういうもんなんですねえ。
この地域はモンゴルに近いものの、ロシア語で「ユルタЮрта」と呼ばれるモンゴルのゲルは見かけませんでした。が「アイルАил」と呼ばれる六角形の木造小屋はしばしばありました。
この地域の住民の方々はアイルを自宅の敷地内に建てているようです。車移動中に村を通り過ぎると、さまざまな色のアイルがいくつもありました。
なんと!ロシア民話に登場する、バーバ・ヤガーとニワトリの足の上に立つ小屋がいきなり出現。
ただし、目的地はその向こうです。
ようやくつきました。間欠泉Гейзерное озеро。色が鮮やかです。
湖底に黒っぽい模様がありますが、この黒い部分の中央にある円形の水色のところから水が噴き出しています。常に出ているわけではないので、しばらく待ちます。
この間欠泉は夏の観光シーズンになると長蛇の列になるらしいです。どこもかしこも待ち時間が発生するため、さらにトータルの時間が長くなるんだろうなあ。
引き続いて、間欠泉から移動し、その近くの岩山に立ち寄ります。本日の残りの体力を振り絞ってこの高さを登ります。
目的はマラリニク。満開まであとちょっと、というところ。この天気で満開だったら相当に鮮やかだろうなあ。
ここから400キロを帰ります。夕日を受けた山岳地帯と農村風景が美しい。
尚、ここで最後のサプライズがありました。車中から写真は撮れなかったのですが、マラル牧場の横を通ったとき、遠目ながらマラルが数頭見られました。出てきてくれただけでありがたかった。
最後の休憩所。かろうじて開いていた店でハチミツを購入。松の実やお酒、蜂蜜を使った石鹸や、草原で摘んだハーブを無造作に集めたようなハーブティーが人気商品のようです。
23:00を回って宿に帰還。モスクワでは見たことがないほど満天の星空でした。今晩はよく眠れそうです。明日からまた仕事。天国から地獄、ですね。
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