ここには古墳があり、いくつかはすでに発掘されたものの、手付かずの古墳もたくさんあります。
カトゥニ川とチュヤ川の合流地点。色がくっきりと分かれて見えます。
春なので、雪解け水が山から流れ落ち泥を運んだため濁っていますが、夏や秋にはエメラルドグリーンになるらしいです。
次に停車したのはこんなところ。羊が放牧されている草原に、ごつごつした岩山が広がっています。
左側に渦巻模様、中央には白い苔で見えにくいものの、動物らしき絵があります。
ペトログリフ。これもいたるところに描かれています。
マラルの絵だそうです。すごいなあ。毎年角が生え変わりますが、そのたびに新しい角の枝分かれが増えるのだとか。
ここには、青銅器時代のものと、それより後期のスキタイ人の描いた2種類の時代のものが混ざっているそうです。形状が違うので見れば分かるというのですが、素人には判別が難しい……。
これまで見たものは足元の岩に描かれていましたが、断崖絶壁にもありました。中央部分に動物の絵が彫られています。
車に乗って、さらに奥地へと進みます。
幹線道路の横に、古いチュヤ道路が残っています。連邦道路ができるまでは、このチュヤ道路が唯一の峠を越える道路でした。危険な地形のため、この道路を作るために多くの労働力と犠牲が伴ったそうです。
この地点はモスクワからは4105キロ。ウランバートルからは1838キロ。
0 件のコメント:
コメントを投稿