休暇が与えられましたので、寒いウクライナУкраїнаから脱出し、暖かそうに見えるギリシアΕλλάδα(ギリシャ)を旅することにしました。因みにチケットはネットで購入。二日ほど前にメールにて、ネットでチェックインできるとの連絡があり、窓際の席を取りました。
ボルィスピリ空港Аеропорт Бориспільでお偉いさんと別れ、荷物検査場に向かいます。まあ良くある荷物検査でした。たまに靴まで脱がされるところがありますが、そこまでではありませんでした。また、やはりペットボトルの水は飲むか没収とのことで、ケチな僕は荷物検査場で全部飲みきりました。
次いで出国審査。全く質問なしでスタンプが押されて出国です。審査が終わって出たあたりがすぐに目的の搭乗口でした。
鉄道やバスの移動ばかりで初めてのボルィスピリ内部。それなりにお店はありました。フリヴニャを使っても良かったのですが、もしかするとまたウクライナに来るかもしれませんので無理に使わず、無料Wifiでメールチェック。
滑走路はきちんと除雪されています。まあ最近はどか雪は降っていないのでこんなものでしょう。
予定時刻に搭乗開始。エーゲ航空のA320。落ちないでくれ。
2時間20分のフライトですが、昼時なので飯が出ました。あとはソフトドリンク、コーヒー、お茶が別々に回ってきました。久々に食べたナス(或いはズッキーニか)がうまい。尚、後方の座席はガラガラで、僕もそうですが、3席を自由に使うことができました。
エーゲの島々が見えてきました!
ふ、風景がキエフと違いすぎる。温かに過ごせそうだ。
アテネ国際空港Διεθνής Αερολιμένας Αθηνώνに到着。着陸後、機内で拍手が起きました。タラップ使用でバスでターミナルに向かいます。
入国審査も全く無会話でスルー。まあこういうのって、変な言い方ですが、日本のパスポートがやはり偉大なのだからだと思います。先人たちがこの信用を作りだしたのですよね、「彼らは安全だ、信用できる」って。先人に感謝。
出口から出てすぐのところに両替所とATMあり。無料Wifiもあり。ユーロ圏はエストニアEesti以来。こちらのATMでユーロを下ろしました。
アテネの国際空港から市内まではバスやメトロがありますが、ネットで他人さまの経験談を読んでメトロを選択。実はここで失敗しました。
このような地図を事前にネットで落としていましたので、「単にメトロに乗ってとりあえずシンタグマΣύνταγμαまで行けばいい」と考えていたのですが、そうではなかったのです。ただ、他人さまの記事でも、この件についてきちんとお書きになっている方もいらっしゃったので、全く僕のミスでした。
とりあえず、「鉄道・メトロはこちら」の指示通りに進みます。
橋のようなところを動く歩道で進みます。
「鉄道・メトロ」のチケット売り場。ここで気づくべきでした。チケット売り場でまず目にした路線図に「シンタグマ」がなかったのです。しかし、左手の方にあった地図には出ていました。しかも窓口で「シンタグマまで」と言うと普通に切符を売ってくれました(10ユーロ。現金)ので安心してしまったのです。
反対側からの写真ですが、これに切符を差し込んで時刻を刻印してもらってからホームに進みます。
すぐに列車がやってきました。ラッキーと思い、乗車してしまったのが運の尽き。すぐに列車が来なければ、ホームでちょっと調べることができたのですが。
先に話しておくと、メトロだけの地図を見ると、シンタグマまで必ず行くことが出来るように見えますが、この駅には普通の近郊線も入っており、しかも途中まで同じ線路を共用しているのでした。
(出典「電車、バス、ふね、ときどき自転車」さん)
また、あとで調べると、他の方(「旅と街歩き」さん)もこのことをきちんと書いていらっしゃいました。しかもきちんとホームの行き先表示板の載った写真!これを読んでおけば良かった!折角の貴重な情報を拾えなかった僕は、やってきた近郊線に飛び乗ってしまったわけです。しかも地図にある通り、途中まではメトロと線路が一緒なので、駅も途中までは一緒。違う電車に乗ったと気づかず安心してしまった。
(出典「旅と街歩き」さん)
結局、ある程度行ったところで異変に気づき下車。近くにいた母娘に尋ねると、やはり間違っていたことが判明。ただ、彼らもプラケンティアスΠλακεντίαςまで行くとのことで、そこまで連れていってくれると言ってもらい感激。夕方のラッシュ時、デカい旅行鞄の見知らぬ男を案内してくれました。最後は娘さんのマリヤさんが地下鉄ホームまで送ってくれて、もうこの時はギリシア人が好きになりました(写真はマリヤさんとその母親と並んでベンチに座る小生がホームを撮ったもの)。救う神あり。
ところが、シンタグマに行くメトロに乗ったところ、今度は男女6人程度からなるスリ団(強盗団)に遭遇。空いているのに囲まれて押しくらまんじゅうの状態にされ、ポケットに手を突っ込んでくるという、スリというより強盗。しかし無理矢理そこから脱出。一応何も取られずに済みました。ウクライナのコペイカやフリヴナがポケットに少々入っていたのですが、それさえ取られませんでした(リヴィウでのイヤな思い出を活かして貴重品は完全防備)。彼らは他の客が見つめる中、次の駅でケラケラ笑いながら下車していきました。そしてともかくシンタグマで下車。ギリシア人の株は僕の中ではプラスマイナスゼロになりました。
シンタグマからはもう一度乗り換えて難読駅メタクスルギオΜεταξουργείοで下車。夕刻にホテルに到着。ともかく疲れました。とは言え、寒さは厳しくなく、一応楽ができそうです。
ボルィスピリ空港Аеропорт Бориспільでお偉いさんと別れ、荷物検査場に向かいます。まあ良くある荷物検査でした。たまに靴まで脱がされるところがありますが、そこまでではありませんでした。また、やはりペットボトルの水は飲むか没収とのことで、ケチな僕は荷物検査場で全部飲みきりました。
次いで出国審査。全く質問なしでスタンプが押されて出国です。審査が終わって出たあたりがすぐに目的の搭乗口でした。
鉄道やバスの移動ばかりで初めてのボルィスピリ内部。それなりにお店はありました。フリヴニャを使っても良かったのですが、もしかするとまたウクライナに来るかもしれませんので無理に使わず、無料Wifiでメールチェック。
滑走路はきちんと除雪されています。まあ最近はどか雪は降っていないのでこんなものでしょう。
予定時刻に搭乗開始。エーゲ航空のA320。落ちないでくれ。
2時間20分のフライトですが、昼時なので飯が出ました。あとはソフトドリンク、コーヒー、お茶が別々に回ってきました。久々に食べたナス(或いはズッキーニか)がうまい。尚、後方の座席はガラガラで、僕もそうですが、3席を自由に使うことができました。
エーゲの島々が見えてきました!
ふ、風景がキエフと違いすぎる。温かに過ごせそうだ。
アテネ国際空港Διεθνής Αερολιμένας Αθηνώνに到着。着陸後、機内で拍手が起きました。タラップ使用でバスでターミナルに向かいます。
入国審査も全く無会話でスルー。まあこういうのって、変な言い方ですが、日本のパスポートがやはり偉大なのだからだと思います。先人たちがこの信用を作りだしたのですよね、「彼らは安全だ、信用できる」って。先人に感謝。
出口から出てすぐのところに両替所とATMあり。無料Wifiもあり。ユーロ圏はエストニアEesti以来。こちらのATMでユーロを下ろしました。
アテネの国際空港から市内まではバスやメトロがありますが、ネットで他人さまの経験談を読んでメトロを選択。実はここで失敗しました。
このような地図を事前にネットで落としていましたので、「単にメトロに乗ってとりあえずシンタグマΣύνταγμαまで行けばいい」と考えていたのですが、そうではなかったのです。ただ、他人さまの記事でも、この件についてきちんとお書きになっている方もいらっしゃったので、全く僕のミスでした。
とりあえず、「鉄道・メトロはこちら」の指示通りに進みます。
橋のようなところを動く歩道で進みます。
「鉄道・メトロ」のチケット売り場。ここで気づくべきでした。チケット売り場でまず目にした路線図に「シンタグマ」がなかったのです。しかし、左手の方にあった地図には出ていました。しかも窓口で「シンタグマまで」と言うと普通に切符を売ってくれました(10ユーロ。現金)ので安心してしまったのです。
反対側からの写真ですが、これに切符を差し込んで時刻を刻印してもらってからホームに進みます。
すぐに列車がやってきました。ラッキーと思い、乗車してしまったのが運の尽き。すぐに列車が来なければ、ホームでちょっと調べることができたのですが。
先に話しておくと、メトロだけの地図を見ると、シンタグマまで必ず行くことが出来るように見えますが、この駅には普通の近郊線も入っており、しかも途中まで同じ線路を共用しているのでした。
(出典「電車、バス、ふね、ときどき自転車」さん)
また、あとで調べると、他の方(「旅と街歩き」さん)もこのことをきちんと書いていらっしゃいました。しかもきちんとホームの行き先表示板の載った写真!これを読んでおけば良かった!折角の貴重な情報を拾えなかった僕は、やってきた近郊線に飛び乗ってしまったわけです。しかも地図にある通り、途中まではメトロと線路が一緒なので、駅も途中までは一緒。違う電車に乗ったと気づかず安心してしまった。
(出典「旅と街歩き」さん)
結局、ある程度行ったところで異変に気づき下車。近くにいた母娘に尋ねると、やはり間違っていたことが判明。ただ、彼らもプラケンティアスΠλακεντίαςまで行くとのことで、そこまで連れていってくれると言ってもらい感激。夕方のラッシュ時、デカい旅行鞄の見知らぬ男を案内してくれました。最後は娘さんのマリヤさんが地下鉄ホームまで送ってくれて、もうこの時はギリシア人が好きになりました(写真はマリヤさんとその母親と並んでベンチに座る小生がホームを撮ったもの)。救う神あり。
ところが、シンタグマに行くメトロに乗ったところ、今度は男女6人程度からなるスリ団(強盗団)に遭遇。空いているのに囲まれて押しくらまんじゅうの状態にされ、ポケットに手を突っ込んでくるという、スリというより強盗。しかし無理矢理そこから脱出。一応何も取られずに済みました。ウクライナのコペイカやフリヴナがポケットに少々入っていたのですが、それさえ取られませんでした(リヴィウでのイヤな思い出を活かして貴重品は完全防備)。彼らは他の客が見つめる中、次の駅でケラケラ笑いながら下車していきました。そしてともかくシンタグマで下車。ギリシア人の株は僕の中ではプラスマイナスゼロになりました。
シンタグマからはもう一度乗り換えて難読駅メタクスルギオΜεταξουργείοで下車。夕刻にホテルに到着。ともかく疲れました。とは言え、寒さは厳しくなく、一応楽ができそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿