2017年2月18日土曜日

ソフィアの公共交通機関

 ソフィアСофияには通常の公共交通機関が揃っています。

 1)メトロМетро

 建設中の緑線を除き、赤(ライン1)と青(ライン2)があります。それが真ん中のセルディカでクロスしているというのが基本的な路線図です。但し、見ての通り、北側はオベリャで繋がっています。

 (Wikipediaのフリー具材)

 こうしてみると、大して乗車は困難ではないように見えますが、僕のような素人さんにはやや戸惑う場面がありました。
 乗車自体は難しくありません。1.6Lのチケットを駅で購入し、回転バー脇のバーコード読み取り機に差し込んでバーを通過するだけです。因みに、セルディカ駅Сердикаでは、バーが右、読み取り機が左でした(モスクワ以来、あらゆる地下鉄では逆でした。右手でカードやコインを使い、バーを通り抜けるタイプでした。)。



 問題だったのは「ソフィアの地下鉄ではライン1とライン2が相互乗り入れをしている」という情報でした。これは間違いではないのですが、この情報を有していたが故にセルディカ駅で勘違いをしました。
 鉄道駅に行きたかったので、ずっと待っていたのですが、どうもうまい具合の行き先の列車が来ないのです。相互乗り入れをしているなら、ここに全ての列車が来るのだろうと勝手に思っていたわけです。



 ところが実際には異なりました。別にホーム(ライン2)があり、駅方面にいくにはこちらからでないといけないことが分かりました。きちんと分かっていませんが、相互乗り入れのパターンを分かっていないとダメなようですね。もちろん、セルディカ駅でのみのことですが。



2)バス、トロリーバス、トラム(トランヴァイ)




 こちらの地上ライン3兄弟は共通の切符で乗車可能です。乗車券は中でも外でも購入可能です。大きな停留所のそばには、必ずどこかにチケット小屋が建っています。



 中で買う場合、灰色のマシンで「コインで」購入可能です。お札は受け入れません。値段は外で買うのと一緒なのでありがたい。後ろの黄色いマシンはチケット小屋で購入できる磁気式の10回券(12L)用のチェックをするマシンです。



 1回券の場合、窓付近に設置されている穴開けパンチで穴を開けましょう。モスクワやキエフのものとは多少かたちが異なりますが、穴開け機です。あけていないと、検札が来たときに罰金を取られます(結構高額です)。



 僕は一度検札に遭遇しました。チケットの上の部分がもぎ取られてしまいました。これでチェックになるのですね。



 それからバスの場合、降りたい時には「降車ボタン」を押しましょう。特に小さな停留場では押さないと悲劇が起きます。



 また、ソフィア市内については次のバスなどの到来時刻を告げる装置が整っていますので、非常に助かります(形は2種類くらいありますが、写真はそのうちの一つ)。


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