珍しく観光っぽいことを記録します。実際に歩いてみて分かったのですが、メテオラΜετέωραはカランバカΚαλαμπάκα市街からよく目立つ、言ってみれば「前部メテオラ」とその奥に背後の地域と一体になっている「奥メテオラ」があり(勝手な僕の区分)、「前部メテオラ」の修道院は全滅し、今や廃墟・遺物のみ残っていること、現役の6修道院は全て「奥メテオラ」にあるということです(聖ステファノス修道院Μονή Αγίου Στεφάνου Μετεώρωνは場合によっては駅から見えそうですが、地形的には「奥」です)。
まずはカストラキ村から近い聖ニコラオス修道院Μονή Αγίου Νικολάου Αναπαυσάに向かいます。宿でもらったマップを見ると、ニコラオスの後、メガロ・メテオロ修道院Μεγάλο Μετέωροへの抜け道があるとのことで、これを使って見ようと思います。
カストラキの町を北上します。朝8時半頃。
ニコラオス修道院は結構すぐです。村を出て600−700mというところかと。
ただ問題はここからの坂と階段。秋に落ちきらなかった葉(楢?)が枝にかなり残っています。
途中の礼拝堂で一休み。
ルーマニアRomaniaでも見た回転式の聖歌歌集の置き場。
もう少し上がると修道院本体に。このエレベータを使えば楽なのですが、お客は歩いて登ります(とは言え、ここはまだ楽なのですが)。
入場料3ユーロ。
内部の教会を見学できます。また写真撮影に適した展望台に上がれます。
朝のカランバカ。右手の岩の中腹には修道院跡が見えます。
こちらも今は誰も住まなくなった修道院跡。
聖ニコラオスからそれほど遠くないところに山道の入り口があります。少々不安ですが進んでみます。
途中、巨大な岩にこれまた大きな穴が開いています(写真では分かりづらくてすみません)。人間が二本脚で立っているような岩で、地震が来たらどうなるのか心配。
右上の岩のてっぺんの聖ヴァルラム修道院Μονή Βαρλαάμが、左上にはメガロ・メテオロ修道院があります。その合間を抜けます。次第に本当の山道になり、またなぜかゴミが増えてきました。上から投げ込まれているのかも。
1箇所だけ分かれ道あり。左はメガロ・メテオロ、右はヴァルラームに続きます。今日は左折。
岩のてっぺんに見えるメガロ・メテオロ修道院。
その後、だんだん道らしくなり(と言っても山道ですが)、修道院の敷地に到着。
修道院本体の入り口。更に階段を上って岩上の修道院に向かいます。オフシーズンだけど、ここは混んでいました。
階段ができる前に使われていたと思しきはしご。
メガロ・メテオロの階段を上ります。谷を挟んで向こうの岩の上に見えるのは聖ヴァルラーム修道院。
途中のお堂。大量のコインが置かれています。
程なく修道院に到着。ここも入場料3ユーロ。チケット売りのおっちゃんは観光客慣れしており、何も答えぬウチから日本語で話しかけてきました。
奥に進むと様々な施設があります。こちらは教会堂。ルーマニアで見たのと同じタイプで、入って最初の間は壁や天井はストーリー性のあるフレスコで埋められていて、また奥には天上に昇る形のつり下げ式ランプも備わっていました。
修道院から見る、ヴァルラームとは反対側の岩。
修道院の貴重品(宝飾品や礼拝の道具、イコン、写本等)の博物館(展示室)もあります。一階と二階部分に入り口が分かれています。他にも展示室あり。
奥に見える控え壁。
「工房」には主にワイン造りのための道具が展示されています。
掲載すべきかやや迷ったのですが、敬意を示しつつ、過去の修道士たちの頭蓋骨を挙げておきます。古くからの大きな修道院には必ずこういうお堂がありますね。今や修道院の守り手的存在。
聖ヴァルラームまでは車も走れる整備された舗装道路があります。メガロ・メテオラの入り口付近のテントの売店でおばあちゃんから水を買って(50セント)出発。
聖ヴァルラーム修道院が見えてきました。近く見えますが、奥に見える橋で向こうの岩山と繋がっているだけで、こちらとの間には深い溝があります。
門前の広場に到着。ここもわかりにくいですが、修道院との間には深い溝(谷)があります。
あれま、修復中で開いていません!とのこと。しかし行けるところまで行ってみます。
確かに、階段を上った最後のところで終わりです。
橋の上から溝(谷)を見下ろす。この橋、本当に高いところに架けられているのですよ。
ここもそうですが、猫が多いメテオラ。
舗装道路をルサノー修道院Μονή Ρουσάνουへ向かいます。道路の分岐点。
下から見るヴァルラームとメガロ・メテオロ。隣り合っているように見えますが、間には深い谷があります。
見えてきましたルサノー修道院。
ようやく到達。ここから登ることに。
開院時間。
ショック。理由は分からぬが立ち入り禁止と書かれた紙がつり下げられています。
仕方なく上から修道院に入る道を求め、分かれ道(十字架の建っていた場所)まで戻ります。ずっと下ってきたのでしんどい。
ルサノーの真上まで来ました。
しかしやはりこちら側も「立ち入り禁止」。そもそも人が歩いた痕跡なし。
仕方なくぐるっと回って聖三位一体修道院に向かいます。眼下のルサノー。
谷の向こうに見える三位一体修道院Μονή Αγίας Τριάδας Μετεώρων。上り坂の先に見えます。あれを行かねばならないのか。
下に見えるカストラキ村と聖ニコラオスと聖ヴァルラーム。
迫ってきました聖三位一体修道院。
山羊か鹿か。丸い糞をよく見かけました。
うそお、どういうことよ。ここも休み。「木曜休み」とあるのに!(今日は木曜ではありません)
最後の砦、聖ステファノス修道院に向かいます。が、この三位一体修道院の崖下にはカランバカの町に繋がる山道があるので後で戻ってきます。
見えてきました聖ステファノス。
修道院に到着しましたが、丁度昼の休憩時間でした。1時間強の時間があったので、昼寝をして待ちます。
3時になると開門。
ここも別の岩山とを小さな橋が結んでいます。間の谷は深い。
カッサで入場料を取られます。3ユーロなり。
近くに見える、バランスの悪そうな岩山。ぐらっときたらボール球のように町まで転がっていきそう。
主聖堂。形式的にはメガロ・メテオロと一緒。
僧房。因みにここは女子修道院です。
中庭も何となく綺麗に整っています。
カランバカの町が一望できます。
聖三位一体修道院の入り口まで戻り、そこから門に向かって進んでいくと、途中に山道を示す標識あり。行きの山道よりは整備されている道でしたが、しかし急な下りであることは確か。
一応、聖三位一体修道院も途中までは開いていました。
山道を下る途中で。だんだん岩山を見上げるようになっていきます。
振り返ると三位一体修道院があんなに高い位置になっていました。
途中で小さな沢を越えます。
三位一体修道院の反対側の岩上には別の修道院の跡がありました。
程なくカランバカの町の端に到着。
近くにあったビザンツ時代の教会を見てから宿に戻りました。ただこちらの教会では結婚式が行われており、中には入れず。
まずはカストラキ村から近い聖ニコラオス修道院Μονή Αγίου Νικολάου Αναπαυσάに向かいます。宿でもらったマップを見ると、ニコラオスの後、メガロ・メテオロ修道院Μεγάλο Μετέωροへの抜け道があるとのことで、これを使って見ようと思います。
カストラキの町を北上します。朝8時半頃。
ニコラオス修道院は結構すぐです。村を出て600−700mというところかと。
ただ問題はここからの坂と階段。秋に落ちきらなかった葉(楢?)が枝にかなり残っています。
途中の礼拝堂で一休み。
ルーマニアRomaniaでも見た回転式の聖歌歌集の置き場。
もう少し上がると修道院本体に。このエレベータを使えば楽なのですが、お客は歩いて登ります(とは言え、ここはまだ楽なのですが)。
入場料3ユーロ。
内部の教会を見学できます。また写真撮影に適した展望台に上がれます。
朝のカランバカ。右手の岩の中腹には修道院跡が見えます。
こちらも今は誰も住まなくなった修道院跡。
聖ニコラオスからそれほど遠くないところに山道の入り口があります。少々不安ですが進んでみます。
途中、巨大な岩にこれまた大きな穴が開いています(写真では分かりづらくてすみません)。人間が二本脚で立っているような岩で、地震が来たらどうなるのか心配。
右上の岩のてっぺんの聖ヴァルラム修道院Μονή Βαρλαάμが、左上にはメガロ・メテオロ修道院があります。その合間を抜けます。次第に本当の山道になり、またなぜかゴミが増えてきました。上から投げ込まれているのかも。
1箇所だけ分かれ道あり。左はメガロ・メテオロ、右はヴァルラームに続きます。今日は左折。
岩のてっぺんに見えるメガロ・メテオロ修道院。
その後、だんだん道らしくなり(と言っても山道ですが)、修道院の敷地に到着。
修道院本体の入り口。更に階段を上って岩上の修道院に向かいます。オフシーズンだけど、ここは混んでいました。
階段ができる前に使われていたと思しきはしご。
メガロ・メテオロの階段を上ります。谷を挟んで向こうの岩の上に見えるのは聖ヴァルラーム修道院。
途中のお堂。大量のコインが置かれています。
程なく修道院に到着。ここも入場料3ユーロ。チケット売りのおっちゃんは観光客慣れしており、何も答えぬウチから日本語で話しかけてきました。
奥に進むと様々な施設があります。こちらは教会堂。ルーマニアで見たのと同じタイプで、入って最初の間は壁や天井はストーリー性のあるフレスコで埋められていて、また奥には天上に昇る形のつり下げ式ランプも備わっていました。
修道院から見る、ヴァルラームとは反対側の岩。
修道院の貴重品(宝飾品や礼拝の道具、イコン、写本等)の博物館(展示室)もあります。一階と二階部分に入り口が分かれています。他にも展示室あり。
奥に見える控え壁。
「工房」には主にワイン造りのための道具が展示されています。
掲載すべきかやや迷ったのですが、敬意を示しつつ、過去の修道士たちの頭蓋骨を挙げておきます。古くからの大きな修道院には必ずこういうお堂がありますね。今や修道院の守り手的存在。
聖ヴァルラームまでは車も走れる整備された舗装道路があります。メガロ・メテオラの入り口付近のテントの売店でおばあちゃんから水を買って(50セント)出発。
聖ヴァルラーム修道院が見えてきました。近く見えますが、奥に見える橋で向こうの岩山と繋がっているだけで、こちらとの間には深い溝があります。
門前の広場に到着。ここもわかりにくいですが、修道院との間には深い溝(谷)があります。
あれま、修復中で開いていません!とのこと。しかし行けるところまで行ってみます。
確かに、階段を上った最後のところで終わりです。
橋の上から溝(谷)を見下ろす。この橋、本当に高いところに架けられているのですよ。
ここもそうですが、猫が多いメテオラ。
舗装道路をルサノー修道院Μονή Ρουσάνουへ向かいます。道路の分岐点。
下から見るヴァルラームとメガロ・メテオロ。隣り合っているように見えますが、間には深い谷があります。
見えてきましたルサノー修道院。
ようやく到達。ここから登ることに。
開院時間。
ショック。理由は分からぬが立ち入り禁止と書かれた紙がつり下げられています。
仕方なく上から修道院に入る道を求め、分かれ道(十字架の建っていた場所)まで戻ります。ずっと下ってきたのでしんどい。
ルサノーの真上まで来ました。
しかしやはりこちら側も「立ち入り禁止」。そもそも人が歩いた痕跡なし。
仕方なくぐるっと回って聖三位一体修道院に向かいます。眼下のルサノー。
谷の向こうに見える三位一体修道院Μονή Αγίας Τριάδας Μετεώρων。上り坂の先に見えます。あれを行かねばならないのか。
下に見えるカストラキ村と聖ニコラオスと聖ヴァルラーム。
迫ってきました聖三位一体修道院。
山羊か鹿か。丸い糞をよく見かけました。
うそお、どういうことよ。ここも休み。「木曜休み」とあるのに!(今日は木曜ではありません)
最後の砦、聖ステファノス修道院に向かいます。が、この三位一体修道院の崖下にはカランバカの町に繋がる山道があるので後で戻ってきます。
見えてきました聖ステファノス。
修道院に到着しましたが、丁度昼の休憩時間でした。1時間強の時間があったので、昼寝をして待ちます。
3時になると開門。
ここも別の岩山とを小さな橋が結んでいます。間の谷は深い。
カッサで入場料を取られます。3ユーロなり。
近くに見える、バランスの悪そうな岩山。ぐらっときたらボール球のように町まで転がっていきそう。
主聖堂。形式的にはメガロ・メテオロと一緒。
僧房。因みにここは女子修道院です。
中庭も何となく綺麗に整っています。
カランバカの町が一望できます。
聖三位一体修道院の入り口まで戻り、そこから門に向かって進んでいくと、途中に山道を示す標識あり。行きの山道よりは整備されている道でしたが、しかし急な下りであることは確か。
一応、聖三位一体修道院も途中までは開いていました。
山道を下る途中で。だんだん岩山を見上げるようになっていきます。
振り返ると三位一体修道院があんなに高い位置になっていました。
途中で小さな沢を越えます。
三位一体修道院の反対側の岩上には別の修道院の跡がありました。
程なくカランバカの町の端に到着。
近くにあったビザンツ時代の教会を見てから宿に戻りました。ただこちらの教会では結婚式が行われており、中には入れず。
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