近代ロシア修道制、長老制の源泉地といわれるオプチナ修道院Введенская оптина пустыньに行ってきました。やや行きにくい場所にあることと、最近のロシアの日照時間は短いのでうまく回らねばなりません。
*オプチナ修道院の霊性の原点たるパイシー・ヴェリチコフスキーに関わる修道院巡りについては2017年1月の記事(こちらとこちら)をご参照下さい。
ただ、往復で同じ経路を使うのはやや退屈と考え、行きはバス、帰りは鉄道を使うことにしました。
早朝のメトロ、チョープルィ・スタンТеплый станのホーム。バス乗り場に行くにはモスクワ中心部と逆方向の出口から出るといいです。
地図はこちら。
朝のバス・ターミナル「チョープルィ・スタン」。これでも朝7時過ぎです。
バスターミナル構内のチケット売り場。625.75Rでした。また要パスポートでした。
毎度ボロボロのバスチケット。
奥手にあるプラットホームです。写真の小屋で荷物検査を受けてからホーム入りです。そして出発。
途中、オブニンスクОбнинскで休憩です。
更にカルーガКалугаでも休憩です。時間調整のため、一旦、バスの車庫に入ります。コゼリスクКозелскまで通しの客もこちらで休憩です。
車庫にはカフェもありますが、トイレはありません。「お客用はない。外でしろ」と言われてしまった。
その後、鉄道駅前のプラットホームに入り、お客を乗せてコゼリスクに向かいます。
完全に凍ったオカ川Окаを渡り、南に向かいます。
モスクワなどが位置する森林地帯から、その南の森林ステップ地帯に入ります。林が少なくなりました。
コゼリスクのアフトスタンツィヤАвтостанцияに到着です。因みに鉄道の駅前です。
脇にあるコゼリスク駅。ホームは裏にあります。実はこの駅舎、全く使われていません。全ての扉に鍵がかかっていました。あまりにも本数が少ないからでしょう。
ホーム側から撮影した駅舎。
一日2本だけ列車が来ます。モスクワとキエフを結ぶ本線のスヒニチまで行くことが出来ます。
こちらはアフトスタンツィヤの都市間バス時刻表。モスクワとカルーガ行きがたくさん出ています。これでは鉄道に勝ち目なし。
修道院まではタクシーを使いました。200Rでアルメニア人の運転手のおっちゃんがOKしてくれました。乗車は15分程度。修道院の前まで運んでくれます。
門の前です。
入り口の門(兼教会)。一応、厳しめの服装ルールが入り口に記されています。女性向けルールが多いですね。膝上丈のスカートや胸元の大きく開いた服は禁止。
カザンの聖母イコン教会。実は中を見学していた際、修道士から、正教の洗礼を受けていない方は教会堂に入ることはできませんと言われ、渋々退出。そういうことを言われたのは初めてでした。オプチナはやはり厳しいのですね。
主の変容教会。
修道士たちの居住領域まで道が続くような感じの修道院内。なんだか町のようです。
一番奥の門。ここからは修道士の居住地域で、一般時は立ち入り禁止。修復中の建物はエジプトの聖マリヤ教会
中心的存在の聖母進堂聖堂。
南側に広がる荒野。
修道院の内側から入り口の門を見る。
有名な長老アンヴロシーの墓標。カラマーゾフの兄弟の長老ゾシマのモデルになった人です。ソ連時代に修道院は閉鎖されていたので、90年代に再開してから新たに立てられたもの。なお、修道院内では通りかかった修道士から正教信仰の素晴らしさを説かれました(20分程度)。
思想家イヴァン・キレエフスキーの墓。
門の外では蜂蜜屋が出ていました。
早くも日暮れの時間。修道院からは再度タクシーでターミナルまで戻ります。今度は150Rでした。駅近くのカフェで時間を潰した後、カルーガ行きのバスに乗車です。満席でした。
カルーガの町に入る前にオカ川を再度渡ります。5時前なのに真っ暗です。
「カルーガ1」駅前にバスは到着です。モスクワ行きのエクスプレスなどはこの「カルーガ1」から発着です。
さすがはカルーガ。駅ではカードも使えます。
チケット売り場の様子。丁度駅の中でドラマの撮影が行われていて、少々混み合っていました。
チケット購入後、夜のカルーガに出て食事場所を探します。
発車時刻ギリギリに戻ってきたのですが、列車が見当たりません。
ここでトヴェリでの経験から、直感でモスクワ方面に走ると、やはり駅舎の脇に隠れてホームがあり、列車が待機していました。「もう時間は過ぎてるわよ!」と車掌から注意されました。
二等客席の内部(モスクワでお客さんが降りた後の様子)。実際にはほぼ満席でした。一等はガラガラでしたが。
モスクワ・キエフ駅Москва, Киевский вокзалに到着。久々にこの駅を使いました。
*オプチナ修道院の霊性の原点たるパイシー・ヴェリチコフスキーに関わる修道院巡りについては2017年1月の記事(こちらとこちら)をご参照下さい。
ただ、往復で同じ経路を使うのはやや退屈と考え、行きはバス、帰りは鉄道を使うことにしました。
早朝のメトロ、チョープルィ・スタンТеплый станのホーム。バス乗り場に行くにはモスクワ中心部と逆方向の出口から出るといいです。
地図はこちら。
朝のバス・ターミナル「チョープルィ・スタン」。これでも朝7時過ぎです。
バスターミナル構内のチケット売り場。625.75Rでした。また要パスポートでした。
毎度ボロボロのバスチケット。
奥手にあるプラットホームです。写真の小屋で荷物検査を受けてからホーム入りです。そして出発。
途中、オブニンスクОбнинскで休憩です。
更にカルーガКалугаでも休憩です。時間調整のため、一旦、バスの車庫に入ります。コゼリスクКозелскまで通しの客もこちらで休憩です。
車庫にはカフェもありますが、トイレはありません。「お客用はない。外でしろ」と言われてしまった。
その後、鉄道駅前のプラットホームに入り、お客を乗せてコゼリスクに向かいます。
完全に凍ったオカ川Окаを渡り、南に向かいます。
モスクワなどが位置する森林地帯から、その南の森林ステップ地帯に入ります。林が少なくなりました。
コゼリスクのアフトスタンツィヤАвтостанцияに到着です。因みに鉄道の駅前です。
脇にあるコゼリスク駅。ホームは裏にあります。実はこの駅舎、全く使われていません。全ての扉に鍵がかかっていました。あまりにも本数が少ないからでしょう。
ホーム側から撮影した駅舎。
一日2本だけ列車が来ます。モスクワとキエフを結ぶ本線のスヒニチまで行くことが出来ます。
こちらはアフトスタンツィヤの都市間バス時刻表。モスクワとカルーガ行きがたくさん出ています。これでは鉄道に勝ち目なし。
修道院まではタクシーを使いました。200Rでアルメニア人の運転手のおっちゃんがOKしてくれました。乗車は15分程度。修道院の前まで運んでくれます。
門の前です。
入り口の門(兼教会)。一応、厳しめの服装ルールが入り口に記されています。女性向けルールが多いですね。膝上丈のスカートや胸元の大きく開いた服は禁止。
カザンの聖母イコン教会。実は中を見学していた際、修道士から、正教の洗礼を受けていない方は教会堂に入ることはできませんと言われ、渋々退出。そういうことを言われたのは初めてでした。オプチナはやはり厳しいのですね。
主の変容教会。
修道士たちの居住領域まで道が続くような感じの修道院内。なんだか町のようです。
一番奥の門。ここからは修道士の居住地域で、一般時は立ち入り禁止。修復中の建物はエジプトの聖マリヤ教会
中心的存在の聖母進堂聖堂。
南側に広がる荒野。
修道院の内側から入り口の門を見る。
有名な長老アンヴロシーの墓標。カラマーゾフの兄弟の長老ゾシマのモデルになった人です。ソ連時代に修道院は閉鎖されていたので、90年代に再開してから新たに立てられたもの。なお、修道院内では通りかかった修道士から正教信仰の素晴らしさを説かれました(20分程度)。
思想家イヴァン・キレエフスキーの墓。
門の外では蜂蜜屋が出ていました。
早くも日暮れの時間。修道院からは再度タクシーでターミナルまで戻ります。今度は150Rでした。駅近くのカフェで時間を潰した後、カルーガ行きのバスに乗車です。満席でした。
カルーガの町に入る前にオカ川を再度渡ります。5時前なのに真っ暗です。
「カルーガ1」駅前にバスは到着です。モスクワ行きのエクスプレスなどはこの「カルーガ1」から発着です。
さすがはカルーガ。駅ではカードも使えます。
チケット売り場の様子。丁度駅の中でドラマの撮影が行われていて、少々混み合っていました。
チケット購入後、夜のカルーガに出て食事場所を探します。
発車時刻ギリギリに戻ってきたのですが、列車が見当たりません。
ここでトヴェリでの経験から、直感でモスクワ方面に走ると、やはり駅舎の脇に隠れてホームがあり、列車が待機していました。「もう時間は過ぎてるわよ!」と車掌から注意されました。
二等客席の内部(モスクワでお客さんが降りた後の様子)。実際にはほぼ満席でした。一等はガラガラでしたが。
モスクワ・キエフ駅Москва, Киевский вокзалに到着。久々にこの駅を使いました。
やっぱり冬のロシアはきれいですねえ
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