2021年4月9日金曜日

さらば、エリセーエフ商店(最後の訪問)

 閉店する前に一度、ということで、トヴェルスカヤのエリセーエフ商店に行ってきました。


 商品棚はほとんど空っぽで、照明も一部消えていて、奥のお酒やお土産のあったフロアは完全に閉めてあり、往年の輝きが衰えて、こちらまで物悲しい気持ちになりました。


 見守る主(あるじ)。




 モスクワ市民の老若男女がひっきりなしにやってきて、店内を撮影していました。



 報道では、50~70%の割引をしていると書かれていましたが、せめて何かと思い、パンとテイクアウトのボルシチを買ってみました。しかし、これは別に値引きしていませんでした…
 前のお客さんが「レシートも記念に」と言ってもらっていたので、もしかすると常日頃買い物に来る場所でなかったとしても、市民にとってはシンボルとなるお店だったのですねえ。創業120年でしたし。
 帰宅して早速ボルシチを食べましたが、おいしかったですよ。

 ともあれ、お疲れ様でした。主もゆっくりお休みください。


1 件のコメント:

  1. 歴史ある有名店が閉店ということで、悲しいです。厳しい外出制限が無いのであれば、お別れの挨拶に来る市民も多いことでしょう。

    そういえば、普通の?スーパー(ピチョーロチカやマグニト)ではレシートを客に手渡さず、レジの人がベルトコンベアに放っていました(そしてレジの隅に大量のレシートが溜まっていました)。ロシアでレシートを持って帰る人はあまり見ませんでした。

    私が持って帰ったレシートは1、2ヶ月でほぼ読めない状態になっていました。日本のレシートが1年前のものでも判読可能なので感熱紙の質の問題かと思いますが、高級スーパーだとレシートの質も高く記念になりうるレベルだったのでしょうかね。

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ロシア出入国時の(日本人)指紋採取の開始

大使館より連絡が入りました。 __________ 日本人を含む外国人がロシアに入国及び出国する際の審査において 、 指紋等の個人生体識別情報を採取する措置がモスクワに所在する空 港にて12月1日より先行開始されます。 空港でのロシア入国及び出国手続きの際にはご留意ください。 1...