サッヴィノ・ストロジェフスキー修道院Саввино-Строжевский монастырь/ Savvino-Strozhevskii monastyr 訪問記(昨年12月)の後編です。
修道院の門をくぐると左手にチケット売り場の表示が。ここは敷地内を散策したり教会の中を見学したりするのは無料ですが、博物館コーナーの部分だけは有料。有料施設は4か所あり、共通券が280R。バラ売りもありました。なお有料コーナーは3か所が修道院内、もう1か所は敷地のすぐ外にあります。
ここで解説。サッヴィノ・ストロジェフスキー男子修道院は1398年に設立されました。その後1919年に一度廃院となりますが、1995年に再建されて今に至ります。
こちらはロジェストヴェンスキー聖堂Рождественский собор / Rozhestvenskii sobor。1405年に建てられましたが、動乱(スムータ)時代に破壊され、17世紀半ばに再建されたものです。
17世紀初頭、ポーランド・リトアニア干渉で修道院とその周囲の村は破壊されました。ここには偽ドミトリー1世と2世、ポーランドのウラディスワフ王(3世かな)の兵士たちが埋葬されたそうです。
この赤い建物(食堂 Трапезная палата、1650年代)内に3つ展示室があります。この地域の発掘品、イコン、教会の遺物などが展示されています。内部は撮影可能でした。
発掘作業の様子。モスクワ川流域の集落の遺構が発見されました。
本当はここからズヴェニゴロドЗвенигород / Zvenigorod市内を見学してからモスクワに帰りたかったのですが、この日は時間切れ。残念ですが、そういうわけで、バス停に戻ります。下車した道の対岸のバス停に同じバスが停まります。
復路のバス停の時刻表はこちら。往路と更新日が違うのですが、僕が乗車したときはこの時刻表通りにバスが来ました。
ズヴェニゴロド市内にも面白そうな博物館や教会があるので、次回はぜひ行ってみたいものです。
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