2021年4月16日金曜日

サッヴィノ・ストロジェフスキー修道院訪問記(モスクワからバスで)1

 年末に書いたのに、アップするのを忘れていました。

 寒さが厳しくなり、曇りの日ばかりになって、めっきり外出が減りましたが、先日モスクワ郊外にある修道院に足をのばしたので、ご紹介します。
 モスクワの西、ズヴェニゴロドЗвенигород/Zvenigorodにあるサッヴィノ・ストロジェフスキー男子修道院Саввино-Сторожевский мужской монастырьです。HPもあります。



 聖セルゲイ・ラドネジスキーの弟子の一人であるズヴェニゴロドの奇蹟者聖サッヴァさんが、モスクワ大公国ドミトリー・ドンスコイ公の次男であるズヴェニゴロドのユーリー・ドミトリエヴィチ公の要請で1398年にモスクワ川の河岸、ストロジェ丘に建立しました。モスクワ公国の城塞としての役割を有していたとのこと。

 ズヴェニゴロドまでは近郊列車やバスがあります。この修道院は町中心部より徒歩30分ほど離れているので、町の中心部で別のバスに乗り換えてもいいのですが、モスクワ発で修道院前を経由するバスも1本あるので、これが便利です。地下鉄トゥシンスカヤТушинскаяにあるバスターミナルから、ズヴェニゴロドの中心部を経由しルザРузаまで行くバス455k番が修道院前に停まります。

 バス乗り場は近郊列車D2のプラットフォームの真横です。バスが何台も停車している広場のかなり奥の方にあります。


  455k番のバスはだいたい1時間に1本。実はいつものごとく事前にヤンデックス時刻表で調べておいたのですが、2020年12月14日からダイヤが変更になっていて、当日は待ちぼうけをくらいました。
 12月14日に更新された時刻表はこちら。上段がルザ発、下段がトゥシンスカヤ発の時間です。


 
 大まかですが、地図で見る限り修道院前のバス停はどちらの駅からも1時間ほどの中間にあるので、帰りはルザ発時間のおよそ1時間後と当たりをつけました。

 大型バスがやっと来ました。運転手の横の前方口から乗車し、現金か、あるいはクレジットカードまたは郊外用交通カード「ストレルカСтрелка」を端末にかざして支払います。修道院前までは160Rでした。

 

 1時間弱でズヴェニゴロドの町に着きます。ここにも教会群があるので行ってみたかったのですが、この日は時間の都合で行けず。まっすぐ修道院に向かいます。



 右手正面に大きな看板が見えてきました。ここで下車。軍隊用のサナトリウムも近くにあります。
 

 曲がり角の対岸にも看板が出ています。

 
 上の看板の右手に修道院が見えます。入り口は道を右折して道路を上っていった先にあります。


 

 門はここ。

 
 隣に全体図あり。

 
(続く)



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