モスクワ・メトロの中心部には「環状線」が走っていますが、その外側にもう一本、「大環状線」が建設されています(メトロの地図には数年前から出ていますね)。地上を走るモスクワ中央環状線МЦКとはサイズ的には近いですが、こちらは地下を走ります。
今日のソビャーニン市長のインタビューで、モスクワの鉄道(線路長)がここ10年で二倍になったこと、150の駅が建設されたことなどを話した後、大環状線の西側部分は今年開通するとの見通しを述べていました。なお、全線開通は2年程度かかるとのこと。
地図を見るとわかるようにМЦДよりやや南に位置する輪になります。ちなみに一部は既に開通しています。
一千万都市モスクワは、こうや君の勝手な予想では、これら三重の輪とМЦДの開通により都市圏をますます広げ、1400−1500万くらいの人口にはすぐに到達するのではないかなあ。
環状線なので既存の駅への乗り入れも多く、一度中心部まで行って別路線に乗り換えるという手間が省けます。できれば駅の中であまり歩かずに乗り換えられる作りになっていると嬉しいです。
返信削除モスクワメトロの拡張は勢いがありますね。路線図を見るたびに新しい駅や路線が増えている気がします。観光だとあまりお世話になることはありませんが、モスクワ住民にとっては便利さが増していることでしょう。