2017年3月1日水曜日

ブルガリアからルーマニアへ(ヴァルナからコンスタンツァへバスで移動)

 居心地の良かったヴァルナВарнаともお別れです。代理店の人もいい人ばかりでした。昼過ぎの便に乗るためにバスターミナルに一時間ほど前に到着しました。



 無事チケットも購入できました(ターミナル内部ではなく、プラットホーム側のチケット小屋にて)。ただし、クレジットカードは使えませんでした。現金払いで40L。出国間際の財布にとって厳しい値段だ。



 今回使ったオデッサОдеса行きバス。どうせオデッサに行くなら途中で下車せずにずっと乗っていればいいのですが、まだ日にちに余裕があるのでルーマニアRomănia/Romaniaを回ります。



 乗車率50%といったところ。予想以上には乗っていました。尚、出発前にパスポートを持っているかどうか、乗務員の方が聞いて回ります。更に出発後ほどなく、一旦パスポートを回収されました。



 地の果てまで続きそうな畑。ルーマニアとの国境までは廃墟のようなサイロだったり、こんな畑だったり、同じような景色が続きます。



 ブルガリアの出国管理所(デュランクラクДуранкулак)に到着しました。し、しかし、誰もいません。パスポートも集めません。ブルガリアはシェンゲン圏内だけど、シェンゲンの条件を完全には履行していないと聞いていたのですが、本当にスルーしてしまっていいのでしょうか。まあしかし、出国の場合はどこでもぬるかったりしますし、いいか。



 ルーマニアの入国管理所の前でトイレ休憩。有料で一回0.5ユーロ、あるいは2ルーマニア・レイ、あるいは1ブルガリア・レフで支払えとのこと。モルドヴァ・レイやウクライナのフリヴニャは受け付けません、とも書かれていました。オデッサ行きなのでウクライナ人もバスに乗車していたのですが、手持ちがフリヴニャしかなくてトイレに入れない人がいました。



 ルーマニアの入国管理所(ヴァマ・ヴェケVama veche)。流石にこちらではパスポートが回収されました。バスにルーマニアの係官が乗り込んできて、顔写真だけ確認して回収し、20分程度で戻ってきました。尚、通常の管理所では長蛇の車列ができているのですが、ここの管理所は交通量が少なく、全く車なし。パスポートが戻るまで待っている間でさえ、5台程度しか車を見かけませんでした。一応、幹線ルートだと思うのだけどなあ。



 パスポートが戻るまで、外に出て待っていました。パスポートが戻ると出発です。が、驚いたことに、ブルガリア出国のスタンプも押されていました。ルーマニアの管理所がブルガリアのスタンプを押してしまっているということか。まあ人員削減、効率化、新自由主義の波がここにも来ているでしょうか(大げさか)。



 海沿いを走るバス。



 降車する人がおらず、停車はしませんでしたが、国境を超えて30分程度でマンガリアMangalia。結構大きな街でした。



 モスクのミナレットを何度か見かけました。トルコ人が多いのだろうなあ。



 いかにもルーマニア、という家が増えてきました。



 コンスタンツァConstanța/Constanta市内に入ります。社会主義時代の建物でしょうけれど、ルーマニアのテイストが入っていますね。



 こうしてバスはコンスタンツァの鉄道駅前に到着。バスターミナルではなく、したがって停留所であることを示す標識・看板のたぐいは無し。



 ホテルは近いはずだし、急げば、まだ町を回れそうです。

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