タリンTallinnについて早々、どうやってモスクワに戻るかを考えなければなりません。これもルートは自由とのこと、折角ならこのあたりを回って帰りたい、というのが正直なところ。それ故、直通列車でモスクワに戻る選択肢は捨てました。
地図で近隣の大きな、或いは有名どころを見てみると、1)ペテルブルク、2)ノヴゴロド、3)プスコフПсков、4)タルトゥ、5)リガというところ。ただペテルブルク経由はちょっと芸がない(いい町だけど)。ノヴゴロドは相当昔だけれど行ったことがある。ということで後ろの三者から選択です。
この三つの町から出来上がる移動パターンは大体こんなところでしょうか。
赤)タリンからリガ行きのバスは相当あり、リガからは寝台があるので、これは楽です。悪くない。
青)タルトゥを経由するとやや大変ですが、リガにいけなくもない。
緑)プスコフ直行バスが一日一本出ている。
赤)のルートは悪くないのですが、リガは多分ちゃんと訪れた方がいいだろうということ、またこれから寒くなるので、むしろ緯度的に北にあるプスコフを攻略すべきかと思い、緑のルートを基本に考えてみました。
タリンのバスターミナルの頁で検索すると、朝8時20分発、プスコフ(エストニア語でPihkva)着14時05分というバスが毎日あります。一応。しかしよく見てみると、タルトゥとペチョルィПечоры(エストニア語でPetseri)も経由しています。
実はペチョルィは最近行きたくなった町の一つで、有名な洞窟修道院(プスコフ・ペチョルィ修道院。ペチョルィは洞窟の意。)があるのです。プスコフにあるのかと思っていたのですが、最近、ちょっと離れたペチョルィにあることを知り、どうしようかと思っていたところでした。そうするとタルトゥの町も一応経由するし、ペチョルィで降車というプランを考えます。
次にペチョルィで泊まるかどうか、またプスコフまで出られるのか(ペチョルィには鉄道は通じているものの、時刻表を見ると列車が全くない)を考え、確認せねばなりません。そしてペチョルィは一泊するほど見るものはなかろうと考えました。プスコフまでのバスについては、「プスコフ・パサジール・トランス」(プスコフ旅客運送)のページを見つけました。
探すと、小都市間バスにペチョルィとプスコフを結ぶ路線はまあまああります。よく分からないのですが、二系統あります。そしてここでよく見てみると、幾つかの路線には経由地としてスタールィー・イズボルスクСтарый изборскという地名があるのを発見。もうこれはここに行くしかありません。この小村はロシアを開いたリューリク三兄弟のうち、リューリクの弟トルヴォルが最初に居住した町なんです(伝説っぽいのですが、古い時期の要塞が実際に残っている)。
そこでこの町もついでに寄って、プスコフに夕方に入り、一泊して次の日をプスコフ観光に当て、夜行(プスコフ号)でモスクワに帰るという計画を立てました。まあ、ロシアに入ってからは計画通りに行かなくても何とでもなるでしょう。
(2016.9.17)
地図で近隣の大きな、或いは有名どころを見てみると、1)ペテルブルク、2)ノヴゴロド、3)プスコフПсков、4)タルトゥ、5)リガというところ。ただペテルブルク経由はちょっと芸がない(いい町だけど)。ノヴゴロドは相当昔だけれど行ったことがある。ということで後ろの三者から選択です。
この三つの町から出来上がる移動パターンは大体こんなところでしょうか。
赤)タリンからリガ行きのバスは相当あり、リガからは寝台があるので、これは楽です。悪くない。
青)タルトゥを経由するとやや大変ですが、リガにいけなくもない。
緑)プスコフ直行バスが一日一本出ている。
赤)のルートは悪くないのですが、リガは多分ちゃんと訪れた方がいいだろうということ、またこれから寒くなるので、むしろ緯度的に北にあるプスコフを攻略すべきかと思い、緑のルートを基本に考えてみました。
タリンのバスターミナルの頁で検索すると、朝8時20分発、プスコフ(エストニア語でPihkva)着14時05分というバスが毎日あります。一応。しかしよく見てみると、タルトゥとペチョルィПечоры(エストニア語でPetseri)も経由しています。
実はペチョルィは最近行きたくなった町の一つで、有名な洞窟修道院(プスコフ・ペチョルィ修道院。ペチョルィは洞窟の意。)があるのです。プスコフにあるのかと思っていたのですが、最近、ちょっと離れたペチョルィにあることを知り、どうしようかと思っていたところでした。そうするとタルトゥの町も一応経由するし、ペチョルィで降車というプランを考えます。
次にペチョルィで泊まるかどうか、またプスコフまで出られるのか(ペチョルィには鉄道は通じているものの、時刻表を見ると列車が全くない)を考え、確認せねばなりません。そしてペチョルィは一泊するほど見るものはなかろうと考えました。プスコフまでのバスについては、「プスコフ・パサジール・トランス」(プスコフ旅客運送)のページを見つけました。
探すと、小都市間バスにペチョルィとプスコフを結ぶ路線はまあまああります。よく分からないのですが、二系統あります。そしてここでよく見てみると、幾つかの路線には経由地としてスタールィー・イズボルスクСтарый изборскという地名があるのを発見。もうこれはここに行くしかありません。この小村はロシアを開いたリューリク三兄弟のうち、リューリクの弟トルヴォルが最初に居住した町なんです(伝説っぽいのですが、古い時期の要塞が実際に残っている)。
そこでこの町もついでに寄って、プスコフに夕方に入り、一泊して次の日をプスコフ観光に当て、夜行(プスコフ号)でモスクワに帰るという計画を立てました。まあ、ロシアに入ってからは計画通りに行かなくても何とでもなるでしょう。
(2016.9.17)
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