2016年9月21日水曜日

ペチョルィからスタールィ・イズボルスク経由でプスコフへ(イズボルスク観光を含む)

 ペチョルィПечорыからはロシアですので、ある程度気楽に移動できました。

 スピードの出ない普通のバスでペチョルィを出発、スタルィー・イズボルスクСтарый изборскに移動です。まあ安いので文句は言えないのですが。



 到着しました。途中下車は殆どなし。バスはそのままプスコフに向かいますが、僕はここで下車。名称は「アフトヴァクザル」「アフトスタンツィヤ」ではなく、「アフトパヴィリオン」。こんな言い方があったなんて知りませんでした。規模によって名称に差があるようですね。また、街道沿いにありました。地図だと、イズボルスクの中心部のそばに「アフトスタンツィヤ」があるので、そっちに到着するのかと思っていました。
 


 アフトパヴィリオンの待合所から北を見たところ。街道を横切って北に進みます。



 このあたり一体は国から歴史地区として指定を受けています。まあ「ロシアはここから始まった」とも言えるので。



 落書きもされていますが、一応イズボルスクの案内図もあり。めぼしいものとしては、落書きで黒くなっているあたりの石造の砦、それから真ん中の湖の脇にあるトルヴォルの砦(跡)です。



 ともかく道なりに進んでいくと、石畳の道が始まります。多少、観光地化されているんですね。



 十字路で道が分かれたら、右折してください。すぐに砦が見えてきます。お土産売りのテントなどが並びます。



 イズボルスクの砦。14世紀のものです。あとで見るトルヴォルの砦から14世紀に町の中心がこちらに移ったとのこと。



 中に入るにはチケットが必要。100Rでした。



 内部には塔が残っており、また壁の上にも上ることが出来ます。



 城壁の上から見たゴロジシチェ湖。その他の方角についても見晴らしの良い場所です。まあ砦ってそういう場所に建つのでしょうけれど。



 入ってきた入り口の反対側にも別の入り口(兼出口)があるので、そこから外に出て次の目的地に向かいます。



 森の中を湖に向かってくだっていきます。売店がかなり出ていました。

 

 湖のわきに湧き出るスラヴの泉。皆さん、ペットボトルに水を汲んでいました。



 すぐ脇はゴロジシチェ湖。白鳥が泳いでいます。


 
 その後、来た道を途中まで戻り、右折して北に向かいます。前方の林のなかは墓地になっていて、目指す場所はその向こう側です。



 墓地を通り抜けると、向こうには更に一段高くなった場所があることがわかります。



 ここがかつてのトルボルの砦。年代記の記述が正しければ、862年にリューリクの弟トルヴォルがここを居住地とした、ということになります。 


 9世紀の門を再現、とのこと。本当かどうか。



 門の向こう側は深い谷になっていて、本当に怖かった。それだけ「要害」にこの砦が位置するということか。



 少しだけ残る土塁の跡。



 その後、帰り道にて気がつきました。途中にあるこの空き地が恐らくかつてのアフトスタンツィヤで、その後滅んだにも拘わらず、ヤンデクスの地図では未だに出てくるのだ、ということ。売店とプラットホームらしきものが残っていました。



 アフトパヴィリオンまで戻りました。おばちゃんが一人、バスが来ないといって怒っていました。



 ウェブ上ではよく分からなかったのですが、ここには126番、207番、207番急行の三系統が走っていたのですね。急行がよく分からなかったのです。



 また、タリンТаллиннからのバスがここも通っていたことを知る。ウェブ上にはなかったのですが。それとナルヴァНарваにもいけます。



 そしてやってきたのは急行バス。プスコフПсковまで100Rで、運転手のおっちゃんに直接現金払いです。



 確かに急行で、30分強でプスコフに到着しました。ヴェリカヤ川にかかる橋を渡ります。



 プスコフの鉄道駅前を通り、その隣のバスターミナル(アフトスタンツィヤ)に到着です。



 プラットホーム三本と建物一つからなります。



 都市間バス(近郊線、市内線にあらず)のマップ。その1。



 その2



 その3



 こちらは近郊線バス(非市内)。



 時刻表はこちら。














 こちらは切符売り場。明日の切符はここで購入です。
(2016.9)
(Pechory, Pskov, Staryi izborsk, )
 

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