こうや君は予定通り、まずはモスクワからヘルシンキに寝台列車「レフ・トルストイ号」にて移動しました。今回はこの話をします。
以前お伝えした通り、切符はモスクワ・レニングラード駅(Ленинградский вокзал)の正面から入って左上の国際列車の切符売り場で購入できます。日本のクレジットカードで購入可能です。ロシア語での購入が難しいと思ったら、紙に書いていけばいいですよ(モスクワ出発日、出発時間、行き先、何等寝台か。またパスポートも必須)。
それで今回、出発日が来ましたので、夕方まで職場で仕事をしてからレニングラード駅まで移動です。正面のカザン駅などのライトアップが美しい。
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レニングラード駅のコンコース。正面の電子掲示板はちょっと紛らわしい。写真は見にくいですが、半分より左側は到着列車の時刻。気にせずにそちらを見るとびっくりします。
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駅構内で食料を調達。店に入ると高くなるのでこちらのコンビニでピロシキなどを購入。こういう店でも普通にカードが使えます。
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ちょっと写真がぶれました。レフ・トルストイ号には特別の荷物検査はありません。一番ホームからの出発なので、脇の通路を先に進みます。
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乗客を待つレフ・トルストイ号。よくある通り、車掌さんが乗車口で待ち構えています。
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隣のホームではペテルブルク行きのサプサンが目(といってもテールライト)を光らせています。
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流石、レフ・トルストイ号には食堂車が連結されています。コックらしき人が調理をしているのが外から見えました。
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またありましたこのパターン。ロシアの車両は一回り大きく、ヘルシンキまで行く車両は一回り小さい。しかしフィンランドとロシアのレールは同じ幅のはずなので、車両の幅が異なるというのはどういうことなのか。不思議です。そしてこのヘルシンキまで行く車両にはちょっと驚かされることになります。
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内部は非常に新しく、個室に入るには電子キー。現在の気温などもLEDで表示されています。流石はフィルメンヌィ(上等)の列車です。ウクライナやモルドヴァには申し訳ないですが、あちらに行く列車とは全く質が異なりました。
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乗降口も機械化されています。すごい!
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全員に渡されるキーカード。降車時に車掌に返却します。
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また、ヘルシンキまで行く乗客にはブリンチキと朝食入りの袋がついてきます。今回、同じ小部屋に乗車した四人のうち、僕ともう一人の初老のロシア人だけについてきました(他二人はペテルブルクに行く若い男性、ヴィボルクに行く若い女性)。ただ、これが分かっていたなら駅で食料を買い込む必要はなかった。
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また、歯ブラシセットや新聞もついてきます。
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ただですね、Wifiが使えると聞いていたのですが、有料でした。
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現在の時速が表示されます。これはただ。
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他にも有料で映画が見られます。本数的にはかなりあります。一本80R程度から。
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さて、車掌にチケットを預けた後、列車は19時55分に定刻通り発車、夜中の2時頃に目が覚めるとペテルブルクでした。
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その後、4時頃にロシア・フィンランド国境のヴィボルクに到着です。車掌に起こされます。まずは女性の係官に関税での申告の有無などを聞かれ、鞄を開けました。次いでパスポートコントロールで、まあ特に何も聞かれずにスタンプを押されました。持っていたミグラツィオンナヤ・カルタは没収です。写真は、かろうじて見えるヴィボルクの駅舎。
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その後、6時頃でしょうか、フィンランド側の入国審査(Vainikkala)がありました。審査官が寝台まで来て、寝起きのところにいきなり「コンニチワ」と挨拶されました。発音も良かったので慣れているのでしょう。またシェンゲン圏に入るので、フィンランドに入ったあと、どうするつもりか等々の質問を受けました。ただこの時には眠くて写真も撮れず。目覚めたら8時くらいでした。
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となりでおっちゃんが寝ていたものの、朝食を一人で食べます。水やカップケーキ、ヨーグルト、ミックスジュースに「レフ・トルストイ号」と書かれたチョコレートが一枚。
植生はモスクワとはやはり異なっている気がしました。ハイマツみたいなのがありますし。また岩が多いですね。モスクワあたりでは殆ど見なかった様な気がします。この頃でしょうか、車掌からチケット返却です。
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10時くらいにヘルシンキ駅の目前まで到着したのですが、ここで20分程度、なぜか停車。起きてきた隣のおっちゃんはこの列車をよく使うようで、「いつもこんなだ」といってました。
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まあしかし、予定通りにヘルシンキ駅に到着です。シェルター付きの駅って、個人的にはかっこいいと思います。
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ホームから駅の建物に入る「出口」。
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ATM「Otto」があったのでユーロを引き出しました。
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駅を出て振り返るとこんな感じでした。これから観光に出て、ホテルに入らなければなりません。
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(2016.9)
以前お伝えした通り、切符はモスクワ・レニングラード駅(Ленинградский вокзал)の正面から入って左上の国際列車の切符売り場で購入できます。日本のクレジットカードで購入可能です。ロシア語での購入が難しいと思ったら、紙に書いていけばいいですよ(モスクワ出発日、出発時間、行き先、何等寝台か。またパスポートも必須)。
それで今回、出発日が来ましたので、夕方まで職場で仕事をしてからレニングラード駅まで移動です。正面のカザン駅などのライトアップが美しい。
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レニングラード駅のコンコース。正面の電子掲示板はちょっと紛らわしい。写真は見にくいですが、半分より左側は到着列車の時刻。気にせずにそちらを見るとびっくりします。
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駅構内で食料を調達。店に入ると高くなるのでこちらのコンビニでピロシキなどを購入。こういう店でも普通にカードが使えます。
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ちょっと写真がぶれました。レフ・トルストイ号には特別の荷物検査はありません。一番ホームからの出発なので、脇の通路を先に進みます。
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乗客を待つレフ・トルストイ号。よくある通り、車掌さんが乗車口で待ち構えています。
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隣のホームではペテルブルク行きのサプサンが目(といってもテールライト)を光らせています。
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流石、レフ・トルストイ号には食堂車が連結されています。コックらしき人が調理をしているのが外から見えました。
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またありましたこのパターン。ロシアの車両は一回り大きく、ヘルシンキまで行く車両は一回り小さい。しかしフィンランドとロシアのレールは同じ幅のはずなので、車両の幅が異なるというのはどういうことなのか。不思議です。そしてこのヘルシンキまで行く車両にはちょっと驚かされることになります。
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内部は非常に新しく、個室に入るには電子キー。現在の気温などもLEDで表示されています。流石はフィルメンヌィ(上等)の列車です。ウクライナやモルドヴァには申し訳ないですが、あちらに行く列車とは全く質が異なりました。
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乗降口も機械化されています。すごい!
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全員に渡されるキーカード。降車時に車掌に返却します。
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また、ヘルシンキまで行く乗客にはブリンチキと朝食入りの袋がついてきます。今回、同じ小部屋に乗車した四人のうち、僕ともう一人の初老のロシア人だけについてきました(他二人はペテルブルクに行く若い男性、ヴィボルクに行く若い女性)。ただ、これが分かっていたなら駅で食料を買い込む必要はなかった。
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また、歯ブラシセットや新聞もついてきます。
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ただですね、Wifiが使えると聞いていたのですが、有料でした。
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現在の時速が表示されます。これはただ。
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他にも有料で映画が見られます。本数的にはかなりあります。一本80R程度から。
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さて、車掌にチケットを預けた後、列車は19時55分に定刻通り発車、夜中の2時頃に目が覚めるとペテルブルクでした。
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その後、4時頃にロシア・フィンランド国境のヴィボルクに到着です。車掌に起こされます。まずは女性の係官に関税での申告の有無などを聞かれ、鞄を開けました。次いでパスポートコントロールで、まあ特に何も聞かれずにスタンプを押されました。持っていたミグラツィオンナヤ・カルタは没収です。写真は、かろうじて見えるヴィボルクの駅舎。
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その後、6時頃でしょうか、フィンランド側の入国審査(Vainikkala)がありました。審査官が寝台まで来て、寝起きのところにいきなり「コンニチワ」と挨拶されました。発音も良かったので慣れているのでしょう。またシェンゲン圏に入るので、フィンランドに入ったあと、どうするつもりか等々の質問を受けました。ただこの時には眠くて写真も撮れず。目覚めたら8時くらいでした。
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となりでおっちゃんが寝ていたものの、朝食を一人で食べます。水やカップケーキ、ヨーグルト、ミックスジュースに「レフ・トルストイ号」と書かれたチョコレートが一枚。
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植生はモスクワとはやはり異なっている気がしました。ハイマツみたいなのがありますし。また岩が多いですね。モスクワあたりでは殆ど見なかった様な気がします。この頃でしょうか、車掌からチケット返却です。
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10時くらいにヘルシンキ駅の目前まで到着したのですが、ここで20分程度、なぜか停車。起きてきた隣のおっちゃんはこの列車をよく使うようで、「いつもこんなだ」といってました。
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まあしかし、予定通りにヘルシンキ駅に到着です。シェルター付きの駅って、個人的にはかっこいいと思います。
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ホームから駅の建物に入る「出口」。
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ATM「Otto」があったのでユーロを引き出しました。
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駅を出て振り返るとこんな感じでした。これから観光に出て、ホテルに入らなければなりません。
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(2016.9)
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