2021年10月1日金曜日

ニロ=ストロベンスカヤ修道院への旅1(モスクワから列車とバス、船で)

某日。ついに決行しました。

 

やっと踏み切ったのは、セリゲル湖の修道院行きフェリーのスケジュールが次第に1週間先の分しか発表されなくなったこと、不定期で週12便ほどしかないこと、10月でシーズン終了らしいという情報を見つけたためでした。しかも、都合のいいタイミングでモスクワ→トヴェリのがらがらの夜行列車がありました。クペを独占できること確実ですよ、お客さん!。接続するトヴェリ→オスタシコフのバスも1席しか予約が入っていなかったので、安全面にも期待が持てそう。最高ですな。

 

深夜、レニングラード駅からサンクトペテルブルク行きの夜行列車に乗車。左側の2階建ての車両でした。期待通り、一人で4人部屋を使用できました。


早朝のトヴェリТверь/Tver'です。バスの出発時間が迫っているので、バスターミナルへ向かいます。まだ暗い。



オスタシコフОсташков/Ostashkov行きは鉄道駅の道路を挟んで向かい側のバスターミナル「アフトエクスプレス」から出ます。

 

今回はウェブサイトで事前にチケットを購入していました。プリントアウトしたチケットを提示して乗車します。


16人乗りのミニバス。トルジョークやオスタシコフなどを経由して終点のペノПено/Penoまで行きます。


オスタシコフでは、行きはホテル「セリゲル」で停車します。帰路はホテル「セリゲル」のほか港横にあるバスターミナルでも乗車できるとのこと。ホテルはソ連時代からありそうな古いもの。


向かいの停留所でローカルバスNo.13に乗り換えて港Речной вокзалへ。

 

道路を挟んで向かいに湊方面へ行くバスの停留所があります。1番と3番のバスが港へ行きますが、いずれもおよそ25分に1本というペースなので、15分前後待てば来るでしょう。


大型バスに乗車。料金は21Rで運転手に支払ってから乗車します。




港に到着です。港付近ではバスの車内から船が見えてくるので乗り過ごすことはないでしょう。


横長の建物には2か所入り口があり。道路に面した側の入り口から入ると都市間バスの券売所が左側にあり、右奥に船のエクスカーションの事務所があります。僕はここで修道院行きのチケットを購入しました。同じ建物の、船着場に通り抜ける辺りにもう一つ入り口があり、そこには定期船の券売所と時刻表がありました。警備員のおっちゃんの話では、現在定期船は出ていないらしいのですが、いつの時期に出ているのか?

 

この日は10:00発でした。チケット売り場で聞くと、今シーズンはもうすぐ終わりとのこと。間に合ってよかった。


 フェリー内部。先頭だとガラスが曇っているものの外が一望できます。まあオフシーズンだし、こんなものか。




後部はカフェ風で、2階席もあります。自由席ですが、今の時期は寒いので、1階を勧められました。真夏は1階の席は暑すぎるんだそうです。片道45分で修道院に到着です。



修道院が近づいてきました。



修道院の手前の港から上陸。



目の前にセリゲル湖で捕れた魚の燻製を並べた店があり、観光客に向けて声をかけてきます。それを横目に修道院へ向かいます。



細い道を渡り修道院へ。


(後編に続く)

 


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