2021年9月29日水曜日

モスクワからニロ=ストロベンスカヤ修道院 計画編 

湖の島の上に佇む修道院はいくつかありますが、トヴェリ州セリゲル湖上にあるニロ=ストロベンスカヤ修道院 Нило-Столобенская пустынь/Nilo-Stolobenskaya pustyn’もそのひとつです。



(写真はWikipediaより)

 

ここへは16世紀末に開かれ、今でも多くの信者が巡礼に訪れるとのこと。

https://nilostolobenskaja-pustyn.ru/

 

写真を見る限りたいへん明光風靡な場所です。いつ行くか分かりませんが、計画だけ立ててみました。

 

位置関係はこうなっています。トヴェリとヴェリーキー・ノヴゴロドの中間で、モスクワからは400キロほど。



修道院はスヴェトリツァ村Светлица/ Svetlitsaにありますが、最寄りの大きい町はオスタシコフОсташков/ Ostashkovです。 



オスタシコフ〜修道院の移動手段ですが、前述の修道院のウェブサイトによると、12本ローカルバスが出ています。

往路 オスタシコフ→修道院

平日:6:3018:30  

土日祝日:7:20 18:30

 

復路 修道院→オスタシコフ

平日:7:2519:25

土日祝日:8:1519:25

 

いずれも朝と夜に1本ずつで、通勤用かというような時間帯ですね。オスタシコフからタクシー移動もありです。地図によると片道30分の道のりです。その場合、修道院の周辺にはタクシー会社がなさそうなので、復路はオスタシコフのタクシー会社に電話して来てもらうか、往路のドライバーに待っていてもらうか。現地で聞いてみるのがいいでしょう。

 

それから、夏季限定でセリゲル湖を渡る船が出ています。

http://www.seligerkruiz.ru/price.html

曜日によって出発時間が異なりますが、10:0014:30終了または14:3018:00終了のツアーがあります。ガイド付きで修道院を見学して再びオスタシコフに戻ってくるというものです。料金は1000R。これは悪くありません。

 

続いて、モスクワからオスタシコフまでのルート。

モスクワからは早朝に地下鉄ホヴリノ駅横のバスターミナル、セヴェルヌィエ・ヴォロータСеверные ворота/ Severnye vorotaから直通バスが出ています。往復とも14便あり。

 

往路



 

復路



 

しかし、バスで6時間半ほどと、かなり遠いです。窓を開けて走るバスも見かけますが、やはり密は避けたいところ。腰が痛くなること確実ですし、往復で13時間はおじいさんにはきつすぎます。

 

乗り継ぎの場合、オスタシコフへはトヴェリからバスが出ています。トヴェリの鉄道駅の向かいにあるバスターミナル「アフトエクスプレスАвтоэкспресс/Avtoexpress」発着です。

トヴェリ→オスタシコフ



モスクワ発トヴェリ行きは長距離列車、近郊列車、バスともあります。1日中運行しているため、ここでは朝に上記バスに接続できるものを挙げました。ここに挙げた深夜発の列車はどれも東駅Восточный вокзалからですね。朝以降はレニングラード駅から出発します。長距離列車だとクペがあるので、うまくすれば1人で4人部屋を占領できるかもしれませんね。



 

復路も調べてみます。

 

オスタシコフからトヴェリへのバス。到着時間の表示がなぜか出発時間と同じですが、ヤンデックスの時刻表によると、所要時間は3時間半でした。



トヴェリ→モスクワは1時間に13本程度のペースであります。



 

こうしてみると、現地滞在時間を最大限に確保するには、モスクワを夜が明けてから出発するのでは厳しいですねえ。深夜のうちにモスクワを発つか、トヴェリで1泊するかして、朝からトヴェリを出発、午前中にオスタシコフに着いておけば、この町も修道院も十分に散策できるでしょう。

 

それから、たまにですがモスクワやトヴェリ発の修道院行きバスツアーというのもあるようです。地下鉄ヴォドヌィ・スタジオンВодный стадион/Vodny stadionから7:00発で日帰りできるので、最も楽ではありますね。参加者が少なければいいですが、事前に混雑具合が分からないところがネックか。

 

ともあれ、かなり寒くなってきているので、今年行きなら早めかなあ。

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