2021年10月10日日曜日

ロシア版サンタクロースの故郷 ヴェリーキー・ウスチュグ行き計画(実は日本で立てていたもの)

ロシア北部には、ヴェリーキー・ウスチュグВеликий Устюг/Veliky Uctyugという町があります。13世紀にはすでに記録が残る古都で、今ではロシア版サンタクロースである「マロース爺さん(ジェド・マローズДед мороз)」の故郷として知られています。


冬になると子供連れの家族旅行が組まれています。冬季限定のモスクワヴェリーキー・ウスチュグの列車も週1で登場します。とはいえ、雪に覆われる前に古い街並みや修道院を見てみたい。ということで、今回は通年行ける交通手段を調べてみました(尚これは日本滞在時に書いたものなので、もう一度調べ直す必要がありますね)。

 

通年列車のある最寄り駅は、コトラス・ユージヌィКотлас-Южный/Kotlas-Yuzhnyです。ヴォログダでも遠いのに、更に時間がかかる。


時刻表は曜日によってやや差がありますが、このような列車があります。それにしても、乗車時間が最短でも18時間以上とは、長い道のりだ。


その先は車で1時間ほど。バスも出ています。地図に示したのは車のルートです。


上記の列車から乗り継ぎしやすいバスはこの辺り。


 

ほかにも、ヴォログダからヴェリーキー・ウスチュグまでバスが出ています。ヴォログダまではモスクワから列車が複数あり。


適当な日付で検索したところ、モスクワからヴォログダの列車は以下がありました。クペの空席が多い列車があれば、うまくすれば4人部屋を1人で占領できるかもしれません。


ヴォログダからヴェリーキー・ウスチュグへのバスで、毎日運行し、到着時間が遅くないのはこの辺り。これより遅い時間帯にも、12時間に1本程度あります。


 

復路も調べてみます。

まずはコトラス・ユージヌィ経由です。

コトラス・ユージヌィ→モスクワの列車はこれ。


そこに接続可能なヴェリーキー・ウスチュグ→コトラス・ユージヌィのバス。10:15発の列車にちょうどいいバスはないようで、早朝のバスを利用するか、タクシーを使うかです。


 

続いて復路のヴォログダ経由。

ヴォログダ→モスクワの列車はこれ。



 

このほか期間限定のバスが何本もあるようで、夜行を含め、全体としては2時間に1本程度運行しています。

 

バスの混雑具合が往復とも不明ですが、モスクワ―コトラス・ユージヌィ間は列車が少ないし空席も少ないようなので、ヴォログダ乗り換えの方が若干とはいえ人が少ないか。しかしその分ヴォログダ―ヴェリーキー・ウスチュグのバスが長いので、どの程度混雑し、換気されるのかがカギです。ホント、早くコロナが消えてほしい……

 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

ロシア出入国時の(日本人)指紋採取の開始

大使館より連絡が入りました。 __________ 日本人を含む外国人がロシアに入国及び出国する際の審査において 、 指紋等の個人生体識別情報を採取する措置がモスクワに所在する空 港にて12月1日より先行開始されます。 空港でのロシア入国及び出国手続きの際にはご留意ください。 1...