2025年7月9日水曜日

ポーランドからリヴィウまで、ヨーロッパ軌道での鉄道建設

 ウクライナ鉄道頁より。EUが7600万ユーロを鉄道建設のための出すとのこと。リヴィウから改軌せずにクラクフ・ワルシャワまで行けそうですね。


2025年7月8日火曜日

ベロゼルスクへの旅(実践編)その3

 

同じクレムリンの中に、現地の昔の暮らしを紹介するミュージアムあり。


中では民族衣装に身を包んだスタッフの皆さんがご案内。




この日はスタッフによる案内だけでなく、この地方独特の方言クイズをしたり、円陣を組んで民謡を歌って踊ってみたりという体験付きでした。外国人にはちとハードル高し。

 



そこからさらにもう一か所。ここは湖のほとりなので、ボートは昔から必需品。昔からの手法で木の船を作る職人の工房が公開されています。

この地域で使用されていた船。丸木舟から大型の木造船まで、いろいろなタイプがあります。座らせてもらいましたが、丸木舟が転覆しないように乗り込むにはコツが要る。


案内してくれた職人氏から、子供の頃、近くの村のお爺さんが船を作っていた話なども聞く。


巨大な洗濯ばさみのようなピンチで挟み込んで固定。昔はこうやって作っていたのか。


船以外にも、ここの職人氏の製作した数多くの工芸品が置いてありました。馬をかたどった置物多数。



この町を去る前に、ベロエ湖へ。砂浜が広がっていて、海のようです。




その後、2時間かけてヴォログダに戻りました。とっぷり日も暮れました。

2025年7月4日金曜日

ベロゼルスクへの旅(実践編2)

続きです。

橋を渡ってクレムリンに入ります。

 



ガイド氏が見せてくれた、ロシアを開いたリューリク三兄弟。左からシネウスがベロゼロ、リューリクがノヴゴロド、トルヴォルがイズヴォルスクに居住したと、年代記には書かれているので、それを描いたものです。伝説なんだろうけどねえ。

クレムリンを俯瞰した写真。上の大きな道路が橋です。写真内の建物は、すべてではありませんが、一部中に入って見学可能です。この日は中央部分にある白く玉ねぎ型の屋根が着いた教会と、その隣の現在博物館になっている建物のみ入場できました。


外周は歩けるようになっています。



なるほど、砦です。土塁と堀。


奥の白い教会、スパソ・プレオブラジェニヤ寺院Собор Спасо-Преображенияに入ります。1692年建立。中は修復が進んでいます。




昼食をはさんで、続きます。

2025年6月30日月曜日

ベロゼルスクへの旅(実践編1)

 
久しぶりのヴォログダ駅舎。初めて来た時からちょうど20年。


駅舎内にはコインロッカーあり。前回はあったかな? QRコードを読み取って支払えるとのこと。


慌てず、隣のバスターミナルにも行ってきました。バス時刻表なり。


こちらは近郊バス時刻表。




さて、この後は集合時間にバスに拾ってもらい、ベロゼルスクを目指します。3時間くらい移動し、途中でガソリンスタンドで休憩をはさみ、昼前に到着しました。この時期は景色がよい。




やっと到着です。

ベロゼルスクの町中に立つ、名所をまとめた地図。


さっそく郷土博物館へ。



ベロゼルスクのクレムリンの模型。ここは土塁が残っていたり、一部教会が修復されていたりするので、後ほど本物を見に行きます。



1415世紀のベロゼルスク公国。



17世紀~18世紀前半のベロエ湖周辺の修道院。


博物館内はもう少し展示があるのですが、説明付きでも1時間あれば終わるほどの規模でした。ここから近くのクレムリンに向かいます。


今回はここまで。


2025年6月22日日曜日

ベロゼルスクへの旅(モスクワから)(準備編)


ロシアの北方、ベロエ湖Белое озеро/Lake Beloeのほとりに、ベロゼルスクБелозерск/ Belozerskという小さな町があります。862年に誕生したとされる、ロシアの古都のひとつです。

 

以前訪問したキリロフКириллов/Kirillovやフェラポントフ修道院Ферапонтов монастырь/Ferapontov monastyrから近いのですが、ここは未踏だったので、改めてチャレンジしてきました。が、まずは準備編ということで。いつもの如く悩みました。

 

ベロゼルスクは州都のヴォログダからはおよそ200キロ。


鉄道は通っておらず、最寄りの鉄道駅はチェレポヴェツとなります。ヴォログダやチェレポヴェツからベロゼルスク行きのバスが出ています。


①まずはヴォログダまでの足。


モスクワからは飛行機、列車、バスとありますが、妥当なのはこの夜行列車か。

モスクワ(ヤロスラヴリ駅)→ヴォログダ 





ヴォログダーベロゼルスク間はバス12便ありますが、曜日に注意。

ヴォログダ→ベロゼルスク どちらも平日はありますが、前者は日曜休み、後者は土曜休みとなっています。

ベロゼルスク→ヴォログダ こちらは、前者は平日のみ、後者は毎日。行ったバスが戻ってくるものと考えられるのですが、うーん、本当か?







帰路、ヴォログダ→モスクワの列車ならこれか。


②チェレポヴェツ経由を考えるなら。


チェレポヴェツ-ベロゼルスク間の方がバスは多いです。こちらを拠点にするとこうなります。

 

モスクワ→チェレポヴェツ  

列車はヤロスラヴリ駅、バスならセヴェルヌィエ・ヴォロータから。





料金は上がりますが、以下のバスもあります。「ビッツァБитца/Bittsa」バスターミナル



チェレポヴェツーベロゼルスク間のバスのうち、利用できそうなのはこのあたり。


往路:チェレポヴェツ→ベロゼルスク




復路、ベロゼルスク→チェレポヴェツ






チェレポヴェツ→モスクワ うーん、接続が厳しい。



自力で行くなら、モスクワからチェレポヴェツに出て、8251035のバスに乗ってベロゼルスクに向かい、 当地から14501700のバスでチェレポヴェツに戻るというルートしかありませんね。それからベロゼルスクはかなり小さな町なので、特に夏の観光シーズン以外に行く場合は、博物館などは営業しているか事前に電話して確認した方がよさそうです。

 

ヴォログダ発の現地ツアーも確認してみたところ、ベロゼルスクはキリロフ、フェラポントフ修道院とセットのコースで、12日で週末催行が多いようです。しかし探していくと、ベロゼルスク単体で日帰りプランもたまにあります。現地滞在時間も自力で行くより長く取れるため、今回はこれを利用することにしました。


ポーランドからリヴィウまで、ヨーロッパ軌道での鉄道建設

 ウクライナ鉄道頁より。EUが7600万ユーロを鉄道建設のための出すとのこと。リヴィウから改軌せずにクラクフ・ワルシャワまで行けそうですね。