2021年11月3日水曜日

スタヴロポリ地方におけるコロナに関わるチェックシステム

 ピャチゴルスクПятигорск/Piatigorskにはロシアの詩人・作家レールモントフЛермонтов/Lermontovに関わる記念碑などが多いのですが、彼はここで決闘の末亡くなったのですね。知らなんだ。

 さて、モスクワをはじめ全国的にワクチン接種証明のQRコードを使った入店・入場許可制度が幅をきかせています。モスクワのものはミュージアムや劇場に入場する場合、QRコードがГосуслугに接続され、チェックされます。一方、地域間移動については完全フリーですね。いや、クリミアだけはあるようですが、(一応)今のところは。

 とは言え、この地方管区(スタヴロポリ)は全国的に例外で、この地方が独自に以前から導入している方法がありました。各施設に入るたびに登録するのですが、自分のこれまでいた施設に、同じ時間帯にコロナ感染者が居合わせた場合、それを教えてくれるのです。

 ちょっと日本の「ココア」みたいなもんです。各施設の入口にあるQRコードをスマホで読み取り、開いたページに電話番号を入力するとSMSで4桁の暗証番号が送られてくるので、それをгосуслугのHPで入力します。「なしотсутствует」と表示されれば入場できます。濃厚接触者になっていないということです。

今日、ミュージアム2か所とカフェ1軒に入ったのですが、いずれも暗証番号の取得まではできたものの、僕はгосуслугに登録していないので、具体的なURLが分からず途方に暮れました。最初のミュージアムとカフェはチェックされなかったので普通に入れました。2つ目のミュージアムは館のおじさんが率先して手伝ってくださり、おじさんのスマホでгосуслугのどこかのページを開いて入力し、OKがでました。 

一番の懸念は隣のカバルダ・バルカル共和国のエルブルス山で、10/27からロープウェーでQRコードが必要になったとのこと。が、現地のツアー会社は、ガイドがいるグループなら大丈夫、と言っています。どの程度確実なのかよく分かりませんが、そもそもワクチン未接種の参加者も相当数いるだろうし、僕一人置いてけぼりにはならないだろうと踏んでいます。

今日はいい天気でエルブルス山がよく見えます!






1 件のコメント:

  1. コロナは怖いですが、新たに導入された制度に対応していくのも大変ですね。現場の運用が人によってまちまちだったり、緩めだったりするのはいつものことですが。

    スタヴロポリと聞くと、ゴルバチョフさんを思い出します。現地の続報も楽しみに待っています!

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ロシア出入国時の(日本人)指紋採取の開始

大使館より連絡が入りました。 __________ 日本人を含む外国人がロシアに入国及び出国する際の審査において 、 指紋等の個人生体識別情報を採取する措置がモスクワに所在する空 港にて12月1日より先行開始されます。 空港でのロシア入国及び出国手続きの際にはご留意ください。 1...