2021年11月10日水曜日

モスクワへ帰還する前にダッシュで回る

 仕事も片づきそろそろモスクワに戻らねばなりません。残る理由がなくなってしまった。

 それで、ダッシュでこのあたりの町を廻ってきました。支店のロシア人づてで安く車をチャーターしました。

 とりあえず、今いるのがキスロヴォツクを見下ろす山の上の岩の穴です。朝は曇りで霧が出ていましたが、昼からいい天気で、青空が抜けて見えます。

岩の下の土産屋。

 (以下随時更新)

 まだ行っていなかったジェレズノヴォツク、そして空港のあるミネラリヌィエ・ヴォディの町中をダッシュで見てきました。写真はミネラリヌィエ・ヴォディ聖母ポクロフ聖堂Собор Покрова Пресвятой Богородицыです。


 今回この地を廻ってみて思ったことは、ロシア人の陣取るリゾートはバスや電車で余裕で行けるということ。前回のような雰囲気を感じたのはナリチクですね。服装が違い、モスクが多かったです。あと、道中のウシ、ウマ、ヒツジ、ヤギ、それらを追うウマに乗った牧童は今回もいました。カフカスの地方・共和国のうちアディゲ共和国だけまだ行っていないので暫定的な見方になりますが、ピャチゴルスクからスタートして東へ行くと、だんだんディープになっていき異国感が増しますね。

ご飯関係ですが、今回はХычины という小麦粉の生地にじゃがいもとチーズを入れた平べったいものと、ショルパШорпаという骨付き羊肉とごろっとしたじゃがいもの入ったスープをどこでもお勧めされました。
 写真は某日、早朝から出かけて、朝ご飯を道中のカフェで取ったときのもの。
 中央アジアのシュルパШурпаと同じものかと思います。味も、モスクワのチャイハナで食べたシュルパと一緒でした。おいしかったですよ〜

 それからこの地の「名産」の鉱泉についても触れねばなりませんね。どのガイド氏にも言われたのですが、鉱泉の水は15分以内、長くても1日以内に飲まなければいけないそうです。最初は無色透明なのですが、時間が経つと褐色や灰色、濁った色に変わるとのこと。エルブルス山からの帰り道にとある鉱泉に立ち寄りました。ここは鉄分が多く、湧き出る場所にも鉄色の沈殿が。空のペットボトルに注いだところ、水自体は無色透明で、飲んでみるとかなりの鉄味がして一口でもう十分でした。そのままホテルに戻り、夜にこのペットボトルを鞄から取り出したところ、見た目にはっきり分かる程度に着色していました。本当に、透明からここまで色が変わるものなんですねえ。
わかりにくいですが、色が付いています。



鉱泉の採水場。

1 件のコメント:

  1. 水が湧き出ている場所は赤茶けていて凄いですね。鉄が含まれているのがよく分かります。湯気は出ていないので、温かくはないのでしょう。

    多分汲んだばかりの水も不味かったそうですが、時間が経つと変色してより不味そうですね。

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