仕事のストレスもMAXだし、もう、行くっきゃないでしょ。ザライスクに。計画からはや数か月。気づいたらもう11月だし。
直近になって改めて時刻表を確認しましたが、モスクワ→ザライスクの早朝7時台の便がないようです。できるだけ早くザライスクに到着したいので、行きはモスクワ→コロムナ→ザライスクというルートを取ることに。
コロムナ行きのバスの出る、地下鉄コテリニキКотельники/Kotel’niki駅。460番のバスで、乗車時に運転手に支払います。コロムナまで256R。ちなみに左手の方に写りこんでいるおじさんたちは乗客ではなく、「●●行き、あと1席だよ」という客引き。
乗車したのは大型バスでしたが、乗客は5人ほどしかおらず。6:55に出発し、コロムナのバスターミナルに8:30着。
バスはコロムナの中心部を通過してターミナルまで行くため、通りすがりにコロムナのクレムリンを拝むことができます。進行方向左の席を確保すべし。
ザライスク行き31番バスは5番乗り場から出ます。各乗り場にも時刻表があり。
終点ザライスクまでだと運賃は116Rで、運転手から直接カード払いで購入します。9:00のバスに乗りましたが、こちらも大型バスで乗客は数名でした。コロムナからザライスクまでは1時間10分。
ザライスクのバスターミナル。クレムリンの向かいにあります。近くてありがたい。
バスターミナルの中は、左手が切符売り場、右手が待合室です。切符売り場は当日出発分のみ取り扱っているとの表示がありました。写真右のドアは売店で、ピロシキや飲み物などが一通り手に入ります。
なお、こちらがザライスク・クレムリン公式ウェブサイト
クレムリンの入り口。
以下、調べた限りの情報。
*石造りのクレムリンは1528~1531年にかけて、モスクワ公ヴァシリー3世によって建てられました。ここはクリミアのタタール人からの攻撃からモスクワ公国の南の国境を守る拠点の一つ。
*ザライスク・クレムリンは数少ない16世紀のロシアの要塞の一つで、イタリアの要塞建築様式で建てられ、大砲を使用した包囲戦に対応できるようになっていたとのこと。ロシアに現存する全てのクレムリンの中で最小面積で、モスクワ州で唯一完全な形で残っているクレムリンだとのこと。
洗礼者イオアン聖堂のみ開いていました。日曜の朝なので町の人々が集まっています。聖職者の祈祷に合わせて聖歌隊が歌っていました。
クレムリン内には博物館があり、ここのみ有料(200R)です。ドストエフスキーにちなんだ企画展(50R)も開催中でした。
バスターミナルの裏手はかつての商店街Гостиный двор、いまは青空市場でした。
(続く)
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