8月1日から成田空港と羽田空港で海外在住邦人などを対象としたワクチン接種が始まりました。1回目の接種に行ってきたので、その流れを紹介します。
外務省 海外安全ホームページより
●日本国内に住民票を有しない海外在留邦人等の皆様の中で、在留先での新型コロナウイルスのワクチン接種に懸念等を有し、日本に一時帰国してワクチン接種を行うことを希望する方々を対象に、成田空港及び羽田空港においてワクチン接種事業を実施予定です。
今回こうやくんが帰国することにした理由の一つがこれです。ロシアで接種することも可能ですが、いずれにしても副反応が出るとか、接種後に感染する人が周囲に現れるなど気になるところもありますし、僕の場合一人倒れたら誰かに発見してもらえるまでに時間がかかります。日本で接種しても似たような状況ではありますが、帰国中は実家でテレワークしているため、万が一のことがあっても家人には見つけてもらえるだろうという読みです。
対象者は以下の条件をすべて満たす人です。
(1)在留先におけるワクチン接種に懸念等を有している日本人又は再入国許可(みなし再入国許可を含む。)により再入国する外国人の一部
(2)日本国内に住民票を有していない方(転出届を提出済みの方)
(3)接種を受ける時点で満12歳以上である方
当日の流れはこうなります。
空港で接種を受ける場合
①空港到着後、検疫、入国手続、荷物の引き取り等を経た後、予約完了時に送付された接種会場案内に示された会場に向かっていただきます。到着当日以外に接種する場合は、公共交通機関の不使用等のルールに従って(入国後14日以内の場合。15日目以降はその限りではありません。)、予約時間までに接種会場にお越しください。
②受付において予約番号(画面での提示でも印刷でも可)、パスポートを提示します。これらが確認できない場合は接種をお断りする場合があります。また、予診票及び接種記録書のお名前等も確認しますので、それらをお持ちでない方は受付で申し出て下さい。
③予診票に当日の体調等を記入し、内容に不備がないかチェックをします。
④医師の予診を受けます。接種前に明らかな発熱がある場合や体調が悪い場合などは、必ず予診時にお申し出ください。
⑤ワクチン接種を受けます。
⑥ワクチン接種後は待合室に移動し、経過観察を15~30分行います。体調に異変が起きた場合は、ただちにお近くの係員にお声がけください。
予約用ウェブサイトはこちらです。
https://mar.s-kantan.jp/mofa-v-u/reserve/offerList_initDisplayTop.action
会場は、成田空港だと第1ターミナル、第2ターミナルの2か所、羽田空港だと国際線ターミナルに1か所あります。予約開始直後は、1回目の予約は8月中旬まで一気に枠が埋まりましたが、それ以外は空いている日が多いようです。また事業そのものは2022年1月までの予定ですが、予約可能なのは向こう2か月ほどで、随時予約可能期間が延長されていきます。1回目の予約と2回目の予約を同時に入れますが、1回目と2回目で異なる会場を選択することもできます。接種可能時間帯は、「毎日(祝・休日含む)10時~13時及び14時~17時」となっていて、予約時は希望時間を1時間刻みで申告しますが、実際には前後しても受け付けてもらえます。
僕は7月19日に予約が始まった直後に空きを探しましたが、お盆前は軒並み予約不可となっていました。ですが、しばらくしてから再度閲覧すると突如空きが出る日が一瞬だけ現れることに気づきました。空きが出た瞬間に予約手続きをすると枠が取れるのですが、ページを更新するともう空きはなくなっているのです。更新を繰り返すこと数十回、空きが見つかった中で早めのタイミングの日に予約を入れました。
上記手続きが済むと、メールアドレスに予約完了メールが送られてくるほか、3日前になるとリマインドメールが来ます。
事前に予診票、接種記録書をダウンロードし、記入したうえで当日持参します。そのほか当日の会場ではパスポートとログイン画面を確認されます。
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