近郊であるが故に、なかなか訪れることの出来なかったトヴェリТверьとトルジョークТоржокに行ってきました。トヴェリもトルジョークも古い町なのですが、特にトヴェリは18世紀だかに大火事があって貴重な建造物が殆ど焼けてしまい、クレムリ跡も再開発で殆ど何も残っていないということで少々残念です。
トヴェリ行きのバスはありません。快速電車ラストチカЛасточка号で一時間半程度の行程で到着します(480R)ので、朝、地下鉄コムソモーリスカヤКомсомольскаяで下車して、目の前のモスクワ・レニングラーツキー駅Москва, Ленинградский вокзалの切符自販機で切符を購入です。快速電車のチケットも自販機で購入できます。また有人のカッサもあります(今回初めて知りました)。
快速電車で480Rでした。
近郊線用ホームは人でごった返しています。このラストチカは快速電車扱いなので、座席は指定ではありません。入線後、良い席の取り合いです(とは言え、先頭車両に向かうに連れ、混み具合はそれほどでなくなりました)。
一時間半程度でトヴェリ駅に到着です。ここは長距離列車用ホームです。後で解説するように近距離ホームは別のところにあり、それを知らずにいて、帰りに乗り継ぎに失敗しました。
駅のカッサ。流石に整っていて、カードも使えます。
市街地に出るには長い地下通路を通って線路をくぐり、向こう側に行かねばなりません(この時点ではまだ改札をでていません)
駅前にどんと鎮座するアレクサンドロネフスキー聖堂。
振り返るとソヴィエトチックなトヴェリ駅の全貌を見ることが出来ます。
かつてのクレムリに向かって歩きます。トラムヴァイ5番、マルシルートカ5番(こちらのみ乗車。20Rでした)でクレムリ方面には行くことが出来ますが、時間があったもので歩きで。
因みに、写真の右のかどあたりにトルジョーク行きのバス乗り場があります。またアフトヴァグザル(こちらからもトルジョーク行きは出ています)はこれとは別に存在します。
かつてのクレムリあたりに広がる公園。堀も土塁も何もなし。
公園北側から望むヴォルガ川Волга。向かいには教会、そしてこの町の名士アファナシー・ニキーチンАфанасий Никитинの像がたっています。
ヴォズネセンスキー聖堂。
トヴェリの現代型のトラムヴァイ。かっこいい。
歩行者天国になっている中通り。
駅前のバス乗り場。トルジョーク行きの本数はこちらの方が多い。
チケット売り場はかなり混み合っていました。予約も出来るとのこと。ともかく、トルジョークまで150Rでした。
トルジョークまでのチケット。
15人程度乗車可能なバスです。
1時間半程度でトルジョークのイリヤ広場前に到着。ここもアフトスタンツィヤは別の場所にあります。ただ、観光をするならこちらの方に到着する方が便利ですね(イリヤ教会は撮影したものの、広場の様子を撮り忘れました)。
トヴェルツァ川を渡り、歴史地区に移動です。
巨大なプレオブラジェンスキー聖堂。しかし中は修復中で入ることは出来ません。クーポルの上にはトルジョークに特徴的な「玉」が載っています。
こちらはトヴェルツァ川対岸の聖堂。やはり玉付きです。
ゲオルギエフスキー教会。玉とは違いますが、不思議なクーポルつき。
ところが、裏側に回るとビックリ。最早教会でなくなっていました。コピーセンターか何かが入っていました。
見えてきました。目的地のボリソグレプスキー修道院Борисоглебский монастырь。1039年開基。現存の建物は18世紀のものが多いのですが、なぜか惹かれてしまいます。
トルジョークのクレムリの土塁。モンゴル軍には無意味でした(1238年)。
坂道を上ってたどり着いたボリソグレプスキー聖堂。まだ修復中で中には入れません。また一部区画には修道士が住み着いています。
駅に向かう途中で見かけた教会(クレストヴォズドゥヴィジェンスカヤ教会)。ドームの形がこの町の教会であることを物語ります。
ロシアでは殆ど見たことのない、ローマ時代の中心式(非バシリカ系)の教会堂(ヴォスクレセンスキー聖堂)。これは感動しました。
さて、歩いて到着しました。トルジョークの鉄道駅です。中には軽食喫茶Закусочнаяが入っています。寒い日にはありがたい。
駅前はこの町の正式のアフトスタンツィヤです。
ホーム側に廻って駅舎を撮影。電化されていてビックリ。
カッサと近郊線の時刻表。トヴェリまでの切符を購入(180R)。
切符です。
長距離用の時刻表。ペテルブルクとスモレンスクを結ぶ列車があり、ここを通っているのですね。知りませんでした。
到着したトヴェリ行き列車はいつものЭТ2Мでした。ただ、ちょっと内装が良くなっていたりして、それほど悪い車両ではなかったですね。外見も多少違います。
トヴェリに到着です(ちょっと歩いて振り返ったところ)。3分ほどでモスクワ行きのラストチカに接続ですが、、、ホームの構造が分からない。真っ暗な上にとまっているはずのラストチカの姿が見えない。結局、かなり歩いたところに列車を発見したのですが、目の前で出発して行きました。
仕方なく、駅を出て右手のアフトヴァグザルでモスクワ行きのバスを探します。
内部の様子。正面はプラットホーム。右手にカッサ。ただ、「モスクワ行きのバスはでていない、電車に乗りなさい」と指示されました。まあ電車の本数は多いですからねえ。
1時間後の次の列車は鈍行で、2時間半くらいかけてモスクワに向かう列車。腹ごしらえのために、駅のそばにあったラグマン屋で食事。小さいですが一杯150Rならまあいいか。
列車の出発時刻が近づいたので、ラグマン屋をでて、駅の外にある近郊線の切符売り場でチケット購入。
367R10Kでした。
ホームで待機するモスクワ行き列車。この列車についても一瞬、どこに入線しているのか分かりませんでした。
ここで解説をしておくと、トヴェリ駅は長距離列車は別にして、近郊線の場合には南から来た列車は南の切り込みホームに入ります。トルジョークを含めて北から来た列車は北の切れ込みホームに入ります。そしてこの間に駅舎があるのです。それゆえ、見通しが非常に悪く、特に夜であれば、乗り継ぎ先の列車がなかなか発見できないということになるのです。しかしもう学んだから、次は失敗しないぜ!
こうして、鈍行で2時間半。レニングラーツキー駅に到着したのは22時過ぎでした。しかしいろいろと楽しい一日でした。
(Lastochka, Leningradskii vokzal, Moskva, Torzhok, Tver', )
トヴェリ行きのバスはありません。快速電車ラストチカЛасточка号で一時間半程度の行程で到着します(480R)ので、朝、地下鉄コムソモーリスカヤКомсомольскаяで下車して、目の前のモスクワ・レニングラーツキー駅Москва, Ленинградский вокзалの切符自販機で切符を購入です。快速電車のチケットも自販機で購入できます。また有人のカッサもあります(今回初めて知りました)。
快速電車で480Rでした。
近郊線用ホームは人でごった返しています。このラストチカは快速電車扱いなので、座席は指定ではありません。入線後、良い席の取り合いです(とは言え、先頭車両に向かうに連れ、混み具合はそれほどでなくなりました)。
一時間半程度でトヴェリ駅に到着です。ここは長距離列車用ホームです。後で解説するように近距離ホームは別のところにあり、それを知らずにいて、帰りに乗り継ぎに失敗しました。
駅のカッサ。流石に整っていて、カードも使えます。
市街地に出るには長い地下通路を通って線路をくぐり、向こう側に行かねばなりません(この時点ではまだ改札をでていません)
駅前にどんと鎮座するアレクサンドロネフスキー聖堂。
振り返るとソヴィエトチックなトヴェリ駅の全貌を見ることが出来ます。
かつてのクレムリに向かって歩きます。トラムヴァイ5番、マルシルートカ5番(こちらのみ乗車。20Rでした)でクレムリ方面には行くことが出来ますが、時間があったもので歩きで。
因みに、写真の右のかどあたりにトルジョーク行きのバス乗り場があります。またアフトヴァグザル(こちらからもトルジョーク行きは出ています)はこれとは別に存在します。
かつてのクレムリあたりに広がる公園。堀も土塁も何もなし。
公園北側から望むヴォルガ川Волга。向かいには教会、そしてこの町の名士アファナシー・ニキーチンАфанасий Никитинの像がたっています。
ヴォズネセンスキー聖堂。
トヴェリの現代型のトラムヴァイ。かっこいい。
歩行者天国になっている中通り。
駅前のバス乗り場。トルジョーク行きの本数はこちらの方が多い。
チケット売り場はかなり混み合っていました。予約も出来るとのこと。ともかく、トルジョークまで150Rでした。
トルジョークまでのチケット。
15人程度乗車可能なバスです。
1時間半程度でトルジョークのイリヤ広場前に到着。ここもアフトスタンツィヤは別の場所にあります。ただ、観光をするならこちらの方に到着する方が便利ですね(イリヤ教会は撮影したものの、広場の様子を撮り忘れました)。
トヴェルツァ川を渡り、歴史地区に移動です。
巨大なプレオブラジェンスキー聖堂。しかし中は修復中で入ることは出来ません。クーポルの上にはトルジョークに特徴的な「玉」が載っています。
こちらはトヴェルツァ川対岸の聖堂。やはり玉付きです。
ゲオルギエフスキー教会。玉とは違いますが、不思議なクーポルつき。
ところが、裏側に回るとビックリ。最早教会でなくなっていました。コピーセンターか何かが入っていました。
見えてきました。目的地のボリソグレプスキー修道院Борисоглебский монастырь。1039年開基。現存の建物は18世紀のものが多いのですが、なぜか惹かれてしまいます。
トルジョークのクレムリの土塁。モンゴル軍には無意味でした(1238年)。
坂道を上ってたどり着いたボリソグレプスキー聖堂。まだ修復中で中には入れません。また一部区画には修道士が住み着いています。
駅に向かう途中で見かけた教会(クレストヴォズドゥヴィジェンスカヤ教会)。ドームの形がこの町の教会であることを物語ります。
ロシアでは殆ど見たことのない、ローマ時代の中心式(非バシリカ系)の教会堂(ヴォスクレセンスキー聖堂)。これは感動しました。
さて、歩いて到着しました。トルジョークの鉄道駅です。中には軽食喫茶Закусочнаяが入っています。寒い日にはありがたい。
駅前はこの町の正式のアフトスタンツィヤです。
ホーム側に廻って駅舎を撮影。電化されていてビックリ。
カッサと近郊線の時刻表。トヴェリまでの切符を購入(180R)。
切符です。
長距離用の時刻表。ペテルブルクとスモレンスクを結ぶ列車があり、ここを通っているのですね。知りませんでした。
到着したトヴェリ行き列車はいつものЭТ2Мでした。ただ、ちょっと内装が良くなっていたりして、それほど悪い車両ではなかったですね。外見も多少違います。
トヴェリに到着です(ちょっと歩いて振り返ったところ)。3分ほどでモスクワ行きのラストチカに接続ですが、、、ホームの構造が分からない。真っ暗な上にとまっているはずのラストチカの姿が見えない。結局、かなり歩いたところに列車を発見したのですが、目の前で出発して行きました。
仕方なく、駅を出て右手のアフトヴァグザルでモスクワ行きのバスを探します。
内部の様子。正面はプラットホーム。右手にカッサ。ただ、「モスクワ行きのバスはでていない、電車に乗りなさい」と指示されました。まあ電車の本数は多いですからねえ。
1時間後の次の列車は鈍行で、2時間半くらいかけてモスクワに向かう列車。腹ごしらえのために、駅のそばにあったラグマン屋で食事。小さいですが一杯150Rならまあいいか。
列車の出発時刻が近づいたので、ラグマン屋をでて、駅の外にある近郊線の切符売り場でチケット購入。
367R10Kでした。
ホームで待機するモスクワ行き列車。この列車についても一瞬、どこに入線しているのか分かりませんでした。
ここで解説をしておくと、トヴェリ駅は長距離列車は別にして、近郊線の場合には南から来た列車は南の切り込みホームに入ります。トルジョークを含めて北から来た列車は北の切れ込みホームに入ります。そしてこの間に駅舎があるのです。それゆえ、見通しが非常に悪く、特に夜であれば、乗り継ぎ先の列車がなかなか発見できないということになるのです。しかしもう学んだから、次は失敗しないぜ!
こうして、鈍行で2時間半。レニングラーツキー駅に到着したのは22時過ぎでした。しかしいろいろと楽しい一日でした。
(Lastochka, Leningradskii vokzal, Moskva, Torzhok, Tver', )
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