2016年11月2日水曜日

ロジェストヴェンスキー修道院とスレテンスキー修道院(モスクワ)

 小雪のぱらつく中、市内でもクレムリからやや北部に位置するロジェストヴェンスキー修道院Рождественский монастырьとスレテンスキー修道院Сретенский монастырьに行ってきました。

 最寄り駅はトゥルプナヤ、或いはトゥルゲーネフスカヤ、チースティ・プルディです。余裕で歩ける距離です。



 但し、今回はクズネツキー・モストから歩きました。駅から出て、すぐにあるロジェストヴェンスカヤ通りを北に歩くと右側に見えてきます。



 創建は1386年。アンドレイ・イヴァノヴィチ公(イヴァンカリタの三男)の妃マリヤがパトロン。



 門をくぐると目の前には聖母生誕聖堂。16世紀初頭の建造。



 隣は17世紀の金口ヨアン教会。こちらは中には入れませんでした。



 一端門から出て、修道院の南側に回ると修道院の食堂があります。ジャガイモのカツレツとプロフ、チャイで90R位でした。



 修道院の食堂経営はある意味で昔からの伝統ですが、ここ数年で本当によく見かけるようになりました。



 次いで、近くにあるスレテンスキー修道院に向かいます。1397年、モスクワ大公ヴァシーリー1世により建てられました。コロムナ近郊でモンゴル軍を打ち破った記念に建てたそうです。



 中央にあるスレテンスキー修道院聖堂。1679年のものとのこと。



 中では信者のおばあさんに捕まり、聖骸布(地下部分に展示)やマグダラのマリヤの聖骸(指の部分?)などを見ていくよう勧められました。
 また、裏手では巨大な聖堂が建造されています。見た限り、修道院の敷地内のようにも見えましたが、定かではありません。



 (2016.10.30)

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