仕事でイジェフスク行き。現地より報告。
ウドムルト共和国は郷土料理を推しているようで、ペレペチПерепеч/Perepechというお焼きのファストフード店が何軒もあります。そのファストフード店「ペレペチキンПерепечкин/Perepechkin」の公式ウェブサイトを開いたところ、次のような注意書きが。
「町全体でのモバイルインターネット」及びインターネットの問題のため、注文処理の時間が長引く可能性があります。お詫び申し上げると共に、早急な状況の解決を願っております」
現地では、街中や郊外では断続的ではあるものの接続できました。完全に遮断されていたのは、名高き「カラシニコフ博物館」。せっかくQRコードの音声ガイドがあるのに使えず残念無念。ここには館内専用のWiFiがあったので、こちらを使えということなのでしょう。ほかにも英語・ロシア語・中国語のオーディオガイドを切符売り場で借りることができ、展示ホールの監視員のおばさまには強く勧められました。
蛇足ですが、この博物館は子供連れの家族がたくさん訪れており、大人気です。地下に射撃場があり、自動小銃各種を借りて体験できます。お目当てはこっちのよう。
僕の後ろにいた家族の、僕の肩ほどの身長の少年が両親に、「僕、撃てるよ。教わったから」と言うのが聞こえてきました。学校の軍事訓練の授業で教わったのでしょうか。まだこんなに子供なのに。
写真はさらに小さな子供。博物館入口に、軍の職業別身長一覧が掲示してあります。
地方のネット接続状況を更新いただきありがとうございます。遮断されているわけではないですが、ネットが使用できないことも想定しなければならないようで、スマホ登場以前の旅行に逆戻りも覚悟ですね。短期滞在者だけでなく、現地のロシア人にも不便が及んでいるのが平等といえるかどうか。。。
返信削除本場のイジェフスクでカラシニコフ体験は面白そうですが、日本であれば、あったとしても18歳以上限定でしょうね。ロシアは以前から子供と軍の距離感が近いとは思っていましたが、周りも肯定的なのか? それが諸々の原因の一つと断言はできませんが。
僕の周囲のモスクワのロシア人は、ネットが使えないのは我慢できないし、不満が噴出するリスクがあるからこそモスクワだけはできるだけ遮断せずにいるということも分かっていますね。それがいつまで持つか。
削除イジェフスクは兵器工場のある土地柄なので、地方の中でも意識がさらに違うかもしれません。とはいえモスクワでさえ、学校によるのでしょうが、子供たちが授業で銃の分解・組み立てをやっていると聞きます。