想い出記事を放出します。
モスクワ市内で最も主要な公共交通機関であろう、地下鉄метро。始発は朝5:30、終電は深夜01:00 に路線の両端の駅から出ます。その営業終了後の真夜中に、モスクワ地下鉄公認の夜の地下 鉄ツアーが時々行われています。乗客のいない時間帯に地下鉄の中を見学したり、車両に乗 った
りできるわけです。
モスクワ博物館の公式 HP で募集を見つけたので、ここで申し込みました。 https://mosmuseum.ru/
チケットは 4000R と値が張りますが、ナイトツアーのためだけに車両を動かしたり運転士 を勤務させたりするわけですから、致し方なし。
それから、夜の地下鉄ツアーに限らず、モスクワ地下鉄公認ツアーに参加する場合、博物館側は事前に参加者名簿をモスクワ地下鉄に提出する必要があるらしく、チケット購入に加えて、パスポート情報を別途メールで送信するよう注意書きがありました。平日の午前中にチケットを購入しメールしたところ、すぐに返信があり、僕のチケット購入も確認できたので参加者リストに加えるとのこと。スムーズな対応で安心です。
当日はモスクワ博物館の中庭に集合です。
チケット売り場前に少し早めに行くとすでに人が集まっていて、ほどなく係員が点呼を取り始めました。
ソ連政権発足後、徐々に世界の国々がソ連を正式な主権国として承認していきました。それ に伴い在外公館を設置することになったものの、当時は内戦後で予算も資材も不足してい ました。そのため、接収した邸宅を在外公館として提供することが多かったそうです。ここ もその一つです。
外国の在外公館として使用するために作られた建物としてはモスクワ初らしいです(これはウィキペディア情報)。
そろそろ地下鉄に向かいます。
地下鉄職員の制服は、軍服を元に考案されたとのことです。4 代目の女性の制服だけワンピ ースなのですが、これは第二次世界大戦後のもので、戦争を思い出させるものを目にしたく ないという世論から、軍服を彷彿とさせない形に変わったそうです。
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