2021年9月8日水曜日

ザライスク、ダロヴォエへの旅(モスクワから列車で)(計画編)

 またもやロシア「帰国後」の計画を立てています。妄想癖があるとは言わせない!

 というわけで、モスクワから見て南東に位置するザライスクЗарайск/Zaraiskという古都への小旅行計画です。最も古い記録で1146年にこの町は登場します。中心部にはクレムリンが現存。


大体の位置としては、コロムナКоломна /Kolomna とリャザンРязань /Ryazan'の中間にあります。

 

行き方はいくつかあります。大きく分けて列車+バスか、バスのみか。


 列車を使うルートの場合、スタートはカザン駅です。列車でコロムナのゴルトヴィンГолутвин /Golutvin駅まで行き、下車してすぐの所にあるコロムナ・バスターミナルから出る31番バスに乗るとザライスクのバスターミナルまで行けます。または同じ列車でルホヴィツィЛуховицы /Lukhovitsyまで行き、24番バスに乗り換えても同じくたどり着けます。

 ゴルトヴィンまでの列車で便利なのは以下のもの。1本目以外はルホヴィツィにも停車します。


 そこから乗り継げるバスは1時間に1本程度あります。


 バスのみのルートの場合、スタートはモスクワ南東部の地下鉄コテリニキКотельники /Kotel'niki駅前になります。ここからザライスク行きバスが出ているので、クレムリン近くのバスターミナルまで一気に行けます。

 使いやすいのはこの辺りでしょうか。




 

 復路も調べてみます。

 ザライスクからコロムナ・バスターミナル。




 ゴルトヴィンからモスクワの列車。


 

 バスの復路はこういったところ。


 

 時間帯によっては、コロムナにも立ち寄ってここのクレムリンを見学することもできますね。それからザライスクからはダロヴォエДаровое /Darovoeという、ドストエフスキー家の邸宅だった村へバスが出ているので、そこへ足を延ばすのもいいでしょう。博物館になっていて、館内見学は事前予約が必要ですが、敷地を散策することは自由にできるようです。折しも、2021年は作家の生誕120周年。秋には生誕祭が開かれるかもしれません。

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