モスクワから羽田空港に降り立ったこうや君。無事に入国できましたが、次は検疫所の用意する宿泊施設等での強制隔離です。入国翌日から起算して3日目の朝にコロナ検査をし、陰性であれば、入国した空港に再びバスで戻ることになります。
まずはホテルに到着しました。ここでは子供連れや前方の座席の旅客から順番に下車し、ホテルの中に入り、1人ずつチェックイン手続きをします。広いロビーにいくつか簡易デスクが置かれ、1人ずつスタッフがいて、客1組ずつそこで本人確認し、ホテル内での過ごし方について簡単な説明を受けます。説明書一式と体温計、昼時だったので弁当が渡されました。
係員の先導で部屋に案内されます。そう言えばですが、空港でピックアップしたすべての荷物をこのホテルに持ち込むことになるので、途中で空港内にある宅配業者の店舗に立ち寄って自宅にスーツケースを送ることはできません。大量に荷物がある場合はカートを貸してもらえます。時間的にすでに眠いし疲れ果てているのですが、あとちょっとで休めるので、最後の体力を振り絞ります。
入室後はすぐに体温を測り、強制隔離中にだけ使用する登録用ウェブサイトにアクセスして自分で入力します。部屋にはWiFiがあるので、即時接続しました。あとは毎朝8時に検温して、同様に入力します。うまくいかなかった場合はフロントに電話連絡して入力してもらうことも可能です。
それから、部屋に入ったら、空港でインストール確認されたアプリのうち位置確認アプリのOELを起動し、チェックインというタブをタップし、現在地を通知します。これは居場所が変わるたびに改めてチェックインする必要があります。
部屋に入ったら基本的に外には出られません。コインランドリーがあるので、洗濯の必要な場合は事前に使用時間を届け出れば、そこまで行くことは可能です。
ご飯は幕の内弁当とお茶が出ます。袋に入れたものがドアノブにかけられます。食事の配膳時間は8:30、12:00、18:00で、館内放送で配膳開始と終了がアナウンスされます。配膳が終わったらマスクをしてドアを開け、お弁当をピックアップします。食べ終わったらごみを一つにまとめて廊下に出しておくと回収してもらえます。
部屋にあるのは飲料水と、ルームサービスにあるようなティーバッグ類です。デリバリーは利用可能ですが、フロントに届けてもらって、それを部屋に持ってきてもらうことになります。ちょっとしたお菓子やジュース程度であれば、モスクワから持ち込んだ方が早いです。清掃は入りませんが、タオルは十分な数ありますし、水は頼むと補給してもらえます。
隣室も全部隔離者が入室していると思いますが、出入りの音もしないほど静かです。娯楽はテレビとネットしかないので、あとは持ち込まないといけません。おかげで仕事だけははかどります。たまに廊下で音がしますが、隣室の音は全く聞こえません。実はいないのか?
写真撮影禁止とのこと。申し訳ないのですがテキストだけで失礼します。
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