2021年7月14日水曜日

海外からの日本帰国便の飛行機内の状況、入国の流れ

 宿泊施設内で暑さもそう感じないのですが、外は暑そうです。


 それはそうと、飛行機搭乗後のプロセスについて、備忘録としてまとめました。


 飛行機は定刻通り出発しました。いつもであれば到着の前に税関申告書が渡されるのですが、今は出発して程なくすると税関申告書や宣誓書など数枚の紙が渡されます。どの国から入国するのか、入国後14日間の滞在先はどこか、自主隔離先への移動手段は何かといった項目に回答していきます。

 

着陸後、先に五輪関係者以外が降機し、あとから五輪関係者やメディアの人たちが降りるよう指示がありました。そんなわけで、速やかに機内を出ます。

 

羽田空港に到着してからの流れは以下のとおりです。

1.陰性証明書の確認、提出

2.必要書類所持の確認 質問票WebQRコード、その他書類がそろっているか確認

3.抗原検査

4.書類等審査 アプリのインストール、動作確認

5.メールアドレスの確認

6.抗原検査結果の取得

7.バスへの割り振り

8.入国審査

 

羽田空港内に入ると、一つの通路を真ん中で縦二つに区切って、一方を五輪関係者、もう一方を一般旅客の動線にしていました。まあ、動線は分けてあっても、通路は隣同士です。僕たちが通過するタイミングでは、五輪関係者の通路には誰もいなかったので、接触はありませんでした。空港に入ると、撮影禁止の札があちこちに立ててあるので、写真はありません。

 

ここではQRコード、機内で配られた誓約書等の書類、PCR検査陰性証明書、搭乗券の半券を出しやすいように用意します。

 

通路はいたるところに案内の係員が立っています。数か所で、質問票Webで最後に取得したQRコードを見せるように言われました。

 

1.陰性証明書の確認、提出

デスクがあり、ここでPCR陰性証明書の用紙を回収されます。それからこの辺で緑色の大きな長方形の紙に輪ゴムを通したものを渡されました。強制隔離対象者を区別するためでしょうか。

 

2.必要書類所持の確認 質問票WebQRコード、その他書類がそろっているか確認

機内で渡された書類に必要事項が記載されているか確認されます。そのうちの「入国される皆様へのご協力のお願い」という用紙に入国翌日から14日間守る事項が書かれているのですが、裏面に体調と滞在地域を記載するようになっていて、その冒頭に氏名と国名・地域名を追記しました。出発地がロシアでも、モスクワをはじめとする「特に流行している地域」に指定されていない地域から来た人は強制隔離対象ではないので、ロシアのどの町から来たかを確認されます。14日間の滞在先、移動手段についても改めて確認されます。

 

3.抗原検査

検査キットを渡されるので、区切ったブースに1人ずつ入って唾液を取り、完了したらそれを係員に提出します。このときに検体番号が割り振られるので、この番号でこの先検査結果をもらいます。

 

4.書類等審査 アプリのインストール、動作確認

次に、かなり広いスペースに椅子を等間隔に並べた所に出ます。椅子に座ると、数名のスタッフが順番にアプリの動作を確認しに来ます。グーグルマップのGPSや追跡機能がオンになっているか、OELMySOSがちゃんと起動するか、チェックリストに従って確認されます。それが完了したら、同じホール内にいる、デスクに座るスタッフのところへ並びます。

 

5.メールアドレスの確認

デスクにいるスタッフは、連絡先のメールアドレスにその場で確認メールを送信するので、受信できたかをその場でチェックします。今後14日間の健康状態確認はここを通じて行われることになります。また4でチェックしたアプリの使用方法について、質問があればここで直接聞くことができます。

 

6.抗原検査結果の取得

抗原検査の結果を待つため、待合室へ。待合室に入る前に、係員のところで名前をリストに記載しました。結果が出ると放送で番号を呼ばれるので、結果受取窓口に進みます。ここまでたどり着くと自販機やトイレがあって休憩できます。飲み物のほか、チョコレートやポテトチップスなどの軽食なら手に入ります。ここまで長かった。

 

7.バスへの割り振り

検査結果が出た順に数人がまとめられ、一台のバスで強制隔離先へ移動することになります。待合室内に2か所、バスに乗車する人をまとめておくスペースが設けられていて、順番に座って次の案内を待ちます。ある程度の人数が集まるまで待機し、集まったら係員の指示で入国審査場へ向かいます。

 

8.入国審査

係員の先導で入国審査に進みます。ここは通常の入国審査と同じ流れでした。一人ずつパスポートコントロールを通過したら預け荷物をピックアップし、税関を通過し、先導の係員についてバスへと向かいます。

 

専用の大型バスに乗車して、強制隔離先の政府指定ホテルへ移動します。場所は複数、さまざまな地区にあるようです。どこへ連れていかれるかはその時次第。バス内でも、一定の人数が集まるまでしばらく待ちます。

 

僕のケースでは、JAL便が到着したのが7:50、バスが空港を出発したのが11:00でした。


尚、写真撮影禁止場所が多く、テキストばかりになりました。

 

 

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