2025年8月4日月曜日

ヨシカル・オラとチェボクサルィ(マリ・エル共和国、チュヴァシ共和国)への旅(その1)

 カザンとニジニ・ノヴゴロドの間に、ヨシカル・オラЙошкар-Ола/Yoshkar-OlaとチェボクサルィЧебоксары/Cheboksaryという町があります。前者はマリ・エル共和国、後者はチュヴァシ共和国の首都です。丸1日あれば2都市を回れるので、ある日決行しました。

 ルートを調べてみると、モスクワチェボクサルィは往復とも多数のバスがありますし、列車、飛行機も利用可能。チェボクサルィ-ヨシカル・オラ間もバスが多数あります。一番本数が少ないのはモスクワヨシカル・オラなので、まずはここを目指し、あとは適当な時間に移動することにします。


モスクワからヨシカル・オラの足はこの辺。仕事帰りに向かうとすると、21:00発のバスがいいですね。



ところでこのバス、ターミナルに行ってみたら、2階建てでした。写真がなくてすみません。この2階建てバスでチェボクサルィまで行き、そこでマルシルートカに乗り換えてヨシカル・オラに向かいました。チェボクサルィで下車するとこのバスは去ってしまうのですが、同じ2階建てバスの乗客の中に少ないながらヨシカル・オラまで行く人がいたので、次のマルシルートカもほどなくやってきて無事乗り換えることができました。

 

僕が利用した時は、ヨシカル・オラ市内の到着場所は鉄道駅前でした。この町の大きなバスターミナルはまったく別の場所にあり、チェボクサルィ行きのバスの多くはそこから発着なので、乗降場所にはご注意を。



この町の見どころは、クレムリンと表示した位置に固まっています。しばらく新しく作られた、きれいな建物が立ち並ぶ一帯があり、そこが名所になっています。インスタ映えするのでここ数年のロシア国内旅行のお勧めに出てくるのですが、歴史的建造物ではありません。ご注意ください。



この日は午前中から日差しが強く、かなりの暑さでした。


確か、この一帯に博物館もあったのですが、この日は営業していなかったような。それで、ほとんどこの辺りを散策するしかできず、残念無念。


キリスト復活聖堂Собор Воскресения Христова。ここの中は見学可能でした。


中心部からバスターミナルへは、徒歩では厳しい程度離れています。乗り場によりますが、この付近だと、バスNo. 4п24п、トロリーバス No. 10などが1本でバスターミナルまで行けます。

 

バスターミナルの写真はヤンデックスから拝借しました。撮影したかったのですが、入ってみたら切符売り場に長蛇の列ができていて、とにかく急がねばなりませんでした。



切符売り場に並んでいると、「チェボクサルィまで行く人は、〇〇番乗り場に行ってください」と言われ、僕の前にいた若者と共に、切符なしでプラットフォームに移動しました。しばらく待っているとマルシルートカがやってきて、切符のない僕たちも乗車できました。ヨシカル・オラチェボクサルィはパスポートが必要なはずなので、手元に用意していたのですが、そこはノーチェック。運賃は現金でドライバーに直接支払いました。ちゃんと切符を所持していた乗客もいたので、僕たちのケースはあまりに出発直前だったせいかもしれません。

 

1時間半ほどでチェボクサルィのバスターミナルに到着しました。



赤い表示位置で降車し、鉄道駅を超えて大きな道路に出ると、チェボクサルィの中心部へ向かうバスが行き交う停留所があります。

続く


 

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