いよいよホルイХолуй/Kholuiへ。数人が乗り込んで出発です。チケットは30R。30分ほどで到着します。
ここで、バスに乗り込むときに居合わせたおっちゃんから「どこから来たのか?」と話しかけられました。細密画をめぐる旅をしていると偉そうに答えたところ、自分はホルイの細密画学校で教鞭を執っているので、よかったら見学しないかと誘ってくれました。こんなことがあるんですねえ。もちろんこうや君は食いつきました。
ちょうど昼食休憩だったので学生さんたちは少なかったのですが、先生が居合わせた学生さんたちと一緒に各学年で練習する作品や卒業制作を見せてくれました。1年生はさまざまな種類の線を引く練習。直線に始まり、植物の蔓の流れるようなラインやオーナメントの複雑な模様を練習します。植物のラインが「生きている」ように描くのだそうです。こんな世界というか、学校があったのですね。
こちらは下書き。
こちらは金箔とニス塗後の下描き。
こちらが先生の作品。下絵は全部同じですが、色が違うだけですいぶん印象が変わります。先生、さすがです。どれも全部美しい。先生、やはりただ者ではなかった。
先生は博物館まで送ってくれ、ここで別れました。突然の客を招待してくれたホスピタリティに感謝!
博物館の入館料は、外国人200R。ホルイの細密画やイコンが中心で、戦後75周年を記念した特別展をやっていました。学校で2020年の卒業制作の課題となった本物の作品をここで見ることができました。展示の点数も結構多かったですね。
最近改装された命を創り出す三位一体教会Храм во имя Троицы Живоначальнойと聖母献堂教会Церковь Введения во храм Пресвятой Богородицы(訳が難しい)。この一帯は春になると雪解けの水で道路は水没するそうです。
教会の建物裏。門に趣があります。
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